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- 品質管理
- 特長
- スペック
- ドキュメント 互換性情報
- グラフィックスボード
- 品質管理ソフトウェア・ツール アクセサリ
医用画像をDICOM規格(GSDF)に基づいて再現
工場で1台ずつ表示の測定を行い、すべてのモニターの階調をDICOM規格(GSDF) に準拠するよう調整のうえ出荷します。さらに、システム起動後、素早く輝度を安定させる機能と、周囲の温度や経時による輝度変化を自動補正する機能を搭載。安定した輝度と階調で医用画像を再現します。
内蔵センサーで簡単キャリブレーション
モニター品質管理ソフトウェア簡易版RadiCS LE(同梱)とベゼル部に内蔵のキャリブレーションセンサー(IFS: Integrated Front Sensor)を使用することで、センサーの取付け取外しの時間と手間をかけず、DICOM規格(GSDF)準拠のキャリブレーションを実現します。
マンモグラフィ品質管理に対応
モニター品質管理ソフトウェア&測定センサーRadiCS UX2(別売)を使用することで、DICOM Part 14に準拠した高性能なキャリブレーションから、「デジタルマンモグラフィ品質管理マニュアル(NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構)」に対応した高度な品質管理を実現します。 |
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5メガピクセルの高解像度表示が可能
モニターは表示可能解像度を超えるデータを表示する場合、間引き表示を行い、細部にモザイク化が観察されやすくなります。RX570は、解像度5メガピクセル(横2048 x 縦2560ピクセル、524万画素)、画素ピッチ0.165mmにより、2や3メガピクセルモニターと比べて間引き量やモザイク化の少ない、高解像度、高精細なマンモグラフィ表示を実現します。
NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構は「ソフトコピー臨床画像評価受検」で、デジタルマンモグラフィ表示に5メガピクセルモニターを2面、または1面で2面と同等の解像度を使用することを定めています。
高輝度化で、モノクロとカラー画像表示を両立
発光効率の優れたLEDバックライトにより、カラーモニターでありながら1200cd/m2の高輝度化を実現。高い表示性能が求められるマンモグラフィやブレストトモシンセシスのモノクロ画像も鮮明に表示します。
使用環境に応じて選べる製品バリエーション
アンチグレア(AG)モデルは、画面表面の凹凸加工で外光を分散し、映り込みを抑えます。照明や外光が映り込む部屋での利用に適します。アンチリフレクション(AR)コーティングモデルは、入射光と反射光の干渉(差し引き)を利用して反射を低減。凹凸による拡散反射がなく、バックライトの光もそのまま通すため、映り込みを抑えながらも黒が白っぽく見えることを防ぎ、診察室※でもAGモデルに比べ鮮明な画像を表示します。
※ 日本工業規格(JIS)の「照明基準総則(JIS Z 9110:2010)」では、保健医療施設の推奨照度について、診察室は500ルクス(lx)と記載されています。
- 詳細は技術情報文書「AR(アンチリフレクション)処理の優位性 [PDF]」をご覧ください。
画像観察の効率化を支援する機能
モノクロとカラーをハイブリッド表示
Hybrid Gamma PXL機能は、同一画面内のモノクロとカラーをピクセルごとに自動判別し、それぞれ最適な階調で表示します。これにより、マンモグラフィのモノクロ画像はDICOM規格(GSDF)に、乳房MRIやCT、超音波のカラー画像はガンマ2.2に対応した階調で再現され、同一画面上で表示する際の作業の効率化が期待できます。
視覚評価EIZOは、国家公務員共済組合連合会 熊本中央病院と共同で、「Hybrid Gamma PXL機能」を搭載したRadiForceモニターを使用して視覚評価を実施しました。機能のオン/オフ時を比較した結果、画像観察精度に影響を与えない、つまり差異はなく安全に使用できることが明らかになりました。また内視鏡や核医学などカラー画像の表示時には機能をオンにしたほうがオフ時よりも37%優位である、つまり画像観察しやすいという実証を得ました。 |
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優れた鮮鋭度と長期安定性の両立
医用モニターの運用輝度を長期間安定して維持する方法として、画面の高輝度化があります。しかし、高輝度を達成するために液晶パネル上の画素の開口率を上げると、画像がぼやける弊害が生まれます。EIZOの独自技術を活かしたSharpness Recovery機能は、画像をぼやけさせることなく、高輝度化を実現し、長期にわたり安定した性能を発揮します。
画像の鮮鋭度を数値であらわすMTF測定で、Sharpness Recovery機能のオン/オフ時を比較した結果、オンにした時のほうが、例えば2ピクセルごとのラインペア表示(空間周波数1.515cycles/mm)においては、鮮鋭度を45%以上回復します。
細部をより明瞭に
Instant Backlight Booster機能で輝度を一時的に最大化し、医用画像の細部を見やすく表示します。複数のRX570をホットキーで一括操作可能です。
・当機能が有効の時はDICOM Part 14に対応していません。
途切れない操作
Switch-and-Go機能で、2台のPCを1組のモニターとキーボード、マウスで操作可能です。カーソルを所定の位置に移動するだけで、操作するPCを瞬時に切替えられ、省スペース化と作業効率の向上が図れます。
・信号ケーブルとUSBケーブルが追加で必要です
使いやすさを追求
「RX570 MammoDuo」は、「RX570」2面を専用スタンドで一体化したモデルです。
スムーズな視線移動
画面の額縁を7.5mmまで狭くし、2面構成時の画面間の距離を15mmに抑えました。額縁と表示面の高低差も2.5mmに抑え、2面間の視線移動が滑らかになります。
画面位置が調整しやすい
専用スタンドにより、モニター部の高さや上下左右の向きを変える際、2面が連動して動き、隙間なく設置可能です。
清潔感と安心感を創出
作業に集中しやすいように画面の外枠は黒色、側面は白色を環状に配し清潔感と軽量感を演出。角を丸くし、背面に優雅な曲線を用いることで、患者の心理的不安や緊張を和らげ、安心感を与える効果を狙っています。
シンプルな配線
入力端子だけでなく、DisplayPort出力端子を搭載します。デイジーチェーン(数珠つなぎ)接続により複数モニター使用時の配線がシンプルになります。
・デイジーチェーンに対応したグラフィックスボードが必要です。
・信号ケーブルが追加で必要になる場合があります。
RadiForceモニターをDisplayPortデイジーチェーンで使用する際の互換性
受入試験の負荷軽減
(一社)日本画像医療システム工業会(JIRA)規格である「医用画像表示用モニタの品質管理に関するガイドライン JESRA X-0093」の受入試験を製造工程で実施し、「出荷試験報告書」として同梱することで、お客様のモニター品質管理作業の負担を軽減します。
「医用画像表示用モニタの品質管理に関するガイドラインJESRA X-0093」についてはこちら
5年間保証
購入後5年間、無償のセンドバック修理サービスを提供します。これにより、保守や修理費用のランニングコスト削減に貢献します。
社会課題への取組み
梱包も環境に配慮
輸送時の衝撃から製品を保護する梱包材の脱プラスチックを推進しています。モニターは、発泡スチロール緩衝材の代わりに段ボールや新聞紙をリサイクルしたパルプ緩衝材(1画面仕様)や段ボール(デュアルスタンド仕様)で保護し、ケーブルはビニール袋の代わりに紙で保護しています。
・その他にもハロゲンフリーのプリント基板を使用しています。
SDGsへの貢献
EIZOグループは、映像を通じて豊かな未来社会を実現するため、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に取組んでいます。 |
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■健やかな生活を支える |
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■環境にやさしい |
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製品バリエーション |
RX570-MD: アンチグレアパネル, 2画面, MammoDuo仕様(デュアルスタンド)
RX570-AR-MD: ARコーティング, 2画面, MammoDuo仕様(デュアルスタンド) RX570: アンチグレアパネル, 1画面仕様 RX570-AR: ARコーティング, 1画面仕様 |
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パネル | |
種類 | カラー (IPS) |
バックライト | LED |
サイズ | 21.3型 (54.1 cm) |
推奨解像度 | 2048 x 2560 (アスペクト比4:5) |
表示領域 (横 x 縦) | 337.9 x 422.4 mm |
画素ピッチ (横 x 縦) | 0.165 x 0.165 mm |
表示色 |
10-bit (DisplayPort): 約10.7億色 (約5430億色中 / 13-bit)
8-bit: 約1677万色 (約5430億色中 / 13-bit) |
視野角 (水平 / 垂直, 標準値) | 178° / 178° |
輝度 (標準値) | 1200 cd/m2 |
キャリブレーション推奨輝度 | 500 cd/m2 |
コントラスト比 (標準値) | 2200:1 |
応答速度 (標準値) | 25 ms (黒→白→黒) |
映像信号 | |
入力端子 | DisplayPort x 2, デュアルリンクDVI-D |
出力端子 | DisplayPort (デイジーチェーン) |
デジタル走査周波数 (水平 / 垂直) | 31 - 135 kHz / 23 - 61 Hz |
USB | |
コンピュータ接続 (アップストリーム) | USB 2.0: Type-B x 2 |
USBハブ (ダウンストリーム) | USB 2.0: Type-A x 2 |
給電専用端子 | USB Type-C (最大15 W給電) |
電源 | |
電源入力 | AC 100 - 240 V, 50 / 60 Hz |
標準消費電力 | 34 W |
最大消費電力 | 115 W |
節電時消費電力 | 1 W以下 |
内蔵センサー | バックライトセンサー, Integrated Front Sensor, 照度センサー |
主な機能 | |
調光機能 (輝度ドリフト補正, 輝度自動制御) | 有 |
デジタルユニフォミティ補正 | 有 |
Hybrid Gamma PXL | 有 |
Work-and-Flow | Hide-and-Seek, Switch-and-Go, Point-and-Focus, Instant Backlight Booster |
表示モード | DICOM, CAL1, CAL2, Custom, sRGB, Text |
機構 | |
質量 |
RX570-MD, RX570-AR-MD:
約16.3 kg RX570, RX570-AR: 約7.6 kg |
質量 (モニター部) | 約4.8 kg |
取付穴ピッチ (VESA規格) | 100 x 100 mm |
適合規格 (記載のない規格、最新の適合状況についてはお問合せください。) |
CE / UKCA (Medical Device), c-TUV-us, IEC/EN60601-1, VCCI-B, FCC-B, CAN ICES (B), RCM, RoHS, WEEE, J-Mossグリーンマーク, PCリサイクル (事業系)
・上記はRX570, RX570-ARの適合規格です。 |
FDA | 申請前:510(k) Clearance for Breast Tomosynthesis, Mammography, and General Radiography |
技術基準・品質管理ガイドライン | JESRA X-0093 (管理グレード1A), JIS T 62563-2 (カテゴリーI-A), デジタルマンモグラフィ品質管理マニュアル |
専用ソフトウェア | |
モニター品質管理ソフトウェア RadiCS | 対応 |
主な付属品 | |
映像信号ケーブル |
RX570-MD, RX570-AR-MD:
DisplayPort (3 m) x 2, DisplayPort (1 m) RX570, RX570-AR: DisplayPort (3 m) |
その他 |
RX570-MD, RX570-AR-MD:
2芯アダプタ付電源コード (3 m) x 2, USB Type-A - USB Type-Bケーブル (3 m) x 2, ユーティリティディスク (RadiCS LE, 設定マニュアル), クリーニングクロス, 出荷試験報告書 x 2, 保証書付き取扱説明書 RX570, RX570-AR: 2芯アダプタ付電源コード (3 m), USB Type-A - USB Type-Bケーブル (3 m), ユーティリティディスク (RadiCS LE, 設定マニュアル), クリーニングクロス, 出荷試験報告書, 保証書付き取扱説明書 |
保証期間 | 5年間 |
寸法図 |
製品カタログ
互換性情報
更新日 | 項目 |
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2025/03/18 | 富士通 ESPRIMO D7014/R、D9014/RとFlexScan、RadiForceの互換性 |
2025/03/11 | HP Z2 Tower G9 Workstation、HP Z2 SFF G9 WorkstationとFlexScan、RadiForceの互換性 |




