地球

開発担当役員メッセージ

特定市場の高度なニーズに
「映像」で応える
Imaging Chainをより強固に。

映像商品開発部 執行役員 北 正樹

映像商品開発部 執行役員
北 正樹

チャレンジを続けるDNAが脈々と

映像商品開発部 執行役員 北 正樹

EIZOはモニターを製造・販売するだけの会社ではありません。カメラで撮影し、エンコードしてネットワークで伝送し、ディスプレイに表示する――。映像のインからアウトまでの一貫したImaging Chainを構築しています。しかも、当社初の医用レコーダーとして手術映像を4K高画質で記録する「CuratOR MIR-1」を2023年にリリースするなど、そのチェーンは日に日に太く、強固になっています。 もちろん、ただやみくもに製品ラインアップを広げているわけではありません。EIZOブランドの強みは、「高品質」「高付加価値」「高信頼性」の実現です。チェーンで結ばれたあらゆる映像ソリューションを通して、ヘルスケアやクリエイティブワーク、ビジネス・エンタープライズ、船舶を始めとする産業向けなど、さまざまな市場の多岐にわたる要望に応え続けています。 そんなEIZOの歩みを牽引しているのは、チャレンジし続けるDNAです。挑戦の場は経験や社歴、部署に関係なく、社内のいたるところにあふれています。当社では入社2、3年目の若手エンジニアが「世界初」「世界最高水準」の高みを目指す姿が日常の光景です。 私自身、技術者として数え切れないほど挑戦を繰り返してきました。医用モニターに搭載した「Hybrid Gamma PXL機能」の開発もその一つ。この機能を使えば、同一画面内のモノクロとカラーをピクセルごとに自動判別して最適な階調で表示でき、CTやMRIで撮影した画像の診断を力強くサポートできます。どこにもない新たな技術へのチャレンジは並大抵の苦労ではありませんでしたが、難産の末に新機能として何とか確立。私が開発メンバーから離れた後も、DNAを受け継いだ仲間がリリースのたびに改良を重ねていきました。今では、Hybrid Gamma PXL機能の活用は医療現場のトレンドとなっており、これまでの挑戦の繰り返しが実を結んだと言えるでしょう。

失敗してもいい。きみは何がしたい?

映像商品開発部 執行役員 北 正樹

社員一人ひとりが挑戦する会社ですから、失敗はつきものです。だから、つまずくことを決して恐れないでください。むしろ、失敗を糧とし、目の前にある壁を楽しみながら乗り越えていく人材を私たちは求めています。  労働人口減少やデジタルトランスフォーメーションの加速などを背景に、これからも社会は大きくうねりながら速いスピードで変わり続けていきます。ネットワークで結び、離れた場所にいながら医療診断を下したり、建設機械を動かしたりするなど、「映像」の重要性が増す社会への変貌がさらに進んでいくことでしょう。そのように人と映像の関わり方が変化する中で、新たな表示形態に対応した次世代ディスプレイの開発や、Imaging Chainのハードウェア・ソフトウェア両面でのさらなるレベルアップ・付加価値向上を目指し、EIZOはどこまでもチャレンジを重ねていきます。 同時に、私たちは若きエンジニアに問い続けます。「きみは何がしたい」と。何度、失敗してもいい。あきらめず前に進み続ける人が活躍できる舞台を、商品開発・要素技術開発・システムインテグレーションと幅広いエリアで私たちは用意します。自ら手を挙げて、ぜひ聞かせてください。あなたがEIZOでかなえたい夢は何ですか。