地球

トップメッセージ

映像を通じた豊かな未来社会の実現に向けて

-当社のマテリアリティと最近の取組み

EIZOは、「映像を通じて豊かな未来社会を実現する」という企業理念のもと、映像技術を通じて社会課題の解決に貢献するとともに、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。サステナビリティ活動は、企業理念の実現と中長期的な成長を支える経営の根幹であると考えています。その考えのもと、当社では7つのマテリアリティを特定し、事業活動を通じた社会価値と経済価値の両立に取組んでいます。 マテリアリティの一つである「『映像』を通じた豊かな社会への貢献」は、当社の存在意義そのものです。当社は、お客様や社会が抱える課題に対し、高品質・高信頼性の製品、システム、サービスを提供することで解決に貢献してきました。医療、クリエイティブワーク、航空管制、監視、船舶、ディフェンスなど、さまざまな専門分野において求められる映像価値を追求し続けることが、豊かな未来社会の実現につながると考えています。 環境への取組みもまた、当社にとって重要な経営課題です。気候変動への対応や資源循環への対応は、企業としての責任であると同時に、将来にわたり事業を継続し、社会から信頼される企業であり続けるために不可欠な要素です。当社は1992年に環境先進国であるスウェーデンにグループ会社を設立し、早くから環境対応を経営に取り入れてきました。人や環境に配慮した製品づくりや事業活動への取組みは、当社のDNAともいえるものです。近年では、TCFD提言及びTNFD提言への賛同を通じて情報開示を拡充するとともに、「低炭素移行計画 -Transition to Net-Zero-」を策定し、脱炭素社会の実現に向けた取組みを推進しています。今後も、バリューチェーン全体を通じて環境負荷の低減に取り組んでまいります。 また、企業価値の源泉は人材にあると考えています。当社が提供する映像価値は、一人ひとりの従業員の知識、経験、創造性によって生み出されています。そのため、「自由闊達で創造的に活躍できる企業文化」と「人権と多様性の尊重」を重要なマテリアリティとして位置づけています。従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮し、成長を実感できる環境づくりを進めるとともに、多様な人材が活躍できる組織づくりに取組んでいます。女性活躍の推進については、2030年度までにグローバルでの女性管理職比率25%を目指しており、今後も多様な人材がリーダーシップを発揮できる環境整備を進めてまいります。 ガバナンスについては、持続的な成長と企業価値向上を支える基盤であると考えています。多様な経験や専門性を有する取締役による活発な議論は、経営の透明性と意思決定の質を高め、変化の激しい事業環境において適切な経営判断を可能にします。引き続き、取締役会の実効性向上とガバナンスの強化に取り組んでまいります。 サステナビリティへの取組みは、社会的責任を果たすためだけのものではありません。社会課題の解決を通じて新たな価値を創造し、持続的な成長と企業価値向上を実現するための重要な経営戦略です。これからも、ステークホルダーの皆様との信頼関係を大切にしながら、テクノロジーの可能性を追求し、映像を通じて豊かな未来社会の実現に貢献してまいります。

2026年6月
EIZO株式会社 代表取締役社長

恵比寿 正樹