採用情報

若手技術者座談会

若きエンジニアが語る開発最前線

責任感が後押しするエンジニアの成長と自信。

世界各国のハイエンドユーザーに支持されるEIZOブランド。
それを生み出すのが、日々、開発に励む技術者たちです。
「成長を実感した出来事は?」「社内の雰囲気は?」・・・、
商品開発の最前線で奮闘を続ける若き技術者に、本音を語ってもらいました。

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座談会メンバー
妹尾 岳(せのお・がく) 
2011年入社。特機システム開発部 特機システム開発課
朝日啓太(あさひ・けいた)
2013年入社。映像商品開発部 プロフェッショナルモニター開発課
伊藤 翼(いとう・つばさ)
2014年入社。映像技術開発部 ASIC開発課
北村有希(きたむら・ゆうき)
2014年入社。映像技術開発部 ファームウェア開発課

若手社員も開発の最前線へ

皆さんが取り組むプロジェクトについて教えてください。

伊藤

グラフィックスや医療向けモニターの映像プロセッサ(ASIC)の開発にあたっています。ASICは小さなチップで、多くのメーカーでは購入したものを組み込んでいますが、私たちは一から設計しています。色の管理やその調整など、EIZOにしかできない技術の粋を結集したものです。

北村

そんなASICを使って、商品の搭載機能を実現するファームウェア(組込みソフト)の開発が、私の仕事です。ファームウェアはハードウェアに組み込んだ表示回路などを制御するソフトで、中でも、私は一般ビジネス向けと産業市場向けのモニターでどのような機能が求められるかを検討し、そのための仕様を決める役割を担っています。

朝日

私は汎用向けモニター「FlexScan」の新機種のハードウェア開発に取り組んでいて、基板の設計から動作確認までを担当しています。EIZOの製品は海外でも広く使われ、最近では省エネが欠かせない視点です。特にヨーロッパでは規格も厳しく、低消費電力の実現に向けて頭を悩ませているところです。

妹尾

私はみんなのように決まった分野はなく、あらゆるモニターに搭載するタッチパネルの開発に携わり、デバイスの選定や動作状況の確認、不具合の解析などを行っています。例えば、産業用モニターの場合、設置する環境に応じたノイズへの対応や高い耐久性の実現などが必要です。一口にタッチパネルと言っても、開発する内容は毎回、全く違います。

さまざまな開発に取り組んでいるのですね。そんな中で、技術者としての成長を実感したのはどんなときですか。

朝日

大学生のときは、現在の仕事に必要な電気回路を設計した経験がなく、入社1年目、2年目は先輩が手がけた基板の評価を担当し、その仕組みを学んでいました。そんな中で、エンジニアとして上のステージに踏み出したいという思いが強く、3年目の秋に自ら手を挙げて基板の設計を一から担当させてもらいました。経験値がない分、苦労も失敗もしました。それでも、初めて電気を入れて無事に稼働した瞬間のうれしさは、今でも忘れられません。

伊藤

朝日さん同様、私も初めてASICの設計を担当させてもらったときに、技術者としての自信が芽生えました。今は開発したチップの設計が終わり、検証がスタートしたところです。正直、うまく動作するかどうか、緊張の連続です。

妹尾

私の場合は入社4年目くらいからですね。タッチパネルの開発で頼りにされることが増え、技術者として認められてきたかなと感じました。デバイスの供給先であるメーカーからも、「この部分についてどう思います?」と意見を求められることがよくあります。

北村

入社から1年がたったころ、東京で開かれたセキュリティ関連の展示会に参加しました。当社が紹介したのは、私も開発に携わった監視用途モニターで、霧を除去して見やすく補正する画像処理機能が目玉となります。会場でデモンストレーションをしたところ、来場者の反応がとてもよく、技術者のやりがいを実感するとともに、大きな自信にもつながりました。

開発にコミュニケーションは不可欠

社内の雰囲気はどうですか。

妹尾

間違いなく、風通しのいい会社だと思います。しかも、部署の垣根もあまりありません。開発する際に気になる点があれば、気軽に部署間を行き来し、打ち合わせすることができます。横のつながりの意識は非常に強いですね。

北村

それに入社1年目であってもプロジェクトの貴重な戦力で、開発メンバーが集まるミーティングでも一つの部署から参加するのがリーダーと新人だけということも珍しくありません。当然、担当した分野については責任を持って話す必要があります。

伊藤

確かに、がんがんコミュニケーションが求められますね。と同時に、上司も若手の意見やアイデアにしっかりと耳を傾けてくれます。もちろん、知識も経験も豊富な上司ですから、詰めの甘い部分を指摘されることも多いのですが・・・(苦笑)。

朝日

開発への情熱が強く、ミーティングのときも黙っていられず、ときにはヒートアップすることもあります。年齢に関係なく、新たな機能を追い求め、世界に技術を示したいという意識が、EIZOで働くエンジニアの共通点だと思います。

実際に製品の開発に携わり、学生時代にイメージしていた技術者像との違いはありましたか。

北村

開発の際に、こんなにも他部署の人と話すとは想像していませんでした。学生のときは、技術者はデスクで黙々と作業にあたるのが日常だと思っていたんです。ただ、全く新しい製品を開発しようとすると、さまざまなエンジニアの力が不可欠で、部署を越えたコミュニケーションの重要性を実感しています。

妹尾

そうですね。加えて、開発そのものよりも、その前段階で仕様をどれだけきちんと詰めておくか、そして出来上がったものをしっかりとチェックできるかが、エンジニアには重要だと感じています。「準備」と「確認」は決しておろそかにはできません。

新たな領域のモニター開発に挑むうえでは、順調にいかないこともあると思います。ときには息抜きも必要ですね。

伊藤

どれだけ煮詰まっていても、仕事を終えて家に帰ると、リセットできます(笑)。私は山形県出身で大学も関東でしたから、今は一人暮らしをしています。休日は趣味のバイクで遠出をしたり、スノーボードをしたり、本を読んだりしてリラックスしています。

朝日

私はEIZO社内の部活動が気分転換になっています。ノー残業デーの毎週水曜はボウリング部の活動に参加し、週末には野球部のセンター、6番バッターとしてゲームに出場しています。体を動かすことでリフレッシュしています。

最後に就職活動中の学生の皆さんに、メッセージをお願いします。

朝日

私自身、学生のころは社会人がとても大きな存在に思えていましたが、実際はつらい思いや悔しさを感じながら同僚や先輩方に支えられ、頑張っています。皆さんも就職活動中はくじけそうになることがあるかもしれません。友人と励まし合いながら前向きに取り組んでください。

伊藤

一方で、就職活動中は、友人などが何社にエントリーしたか、採用試験のどの段階まで進んだかなど、周りと差ができると不安を感じると思います。ただ、他人は他人です。あまり気にすることなく、自分の進みたい道を探してください。

北村

同感です。実を言うと、私も就職活動は苦手でした。皆さんも不安を感じることもあるかもしれませんが、そんなときほどぜひリラックスを。マイペースで無理せずに進めてほしいと思います。

妹尾
就職活動だけでなく、大学の研究や勉強もおろそかにしないでくださいね。どんな分野や会社に進んだとしても、卒業研究など、学生時代に一生懸命に取り組んだ経験は、社会に出てからも大きな力になるはずです。