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労働安全衛生

労働安全衛生基本方針

EIZOグループの労働安全衛生活動の基本方針は、当社で働くすべての人(以下、「社員」という)が健康で安全に働くことのできる職場をつくることであり、以下の方針を定め、労働災害発生の撲滅、労働安全衛生活動の定着と行動を図ります。

  1. 労働安全衛生リスクアセスメントを定期的に実施し、著しい労働安全衛生リスクを特定し、適切な対応を継続的に行う。
  2. 心身の健康維持・増進についての意識を高め、社員と会社の連携による健康管理を行う。
  3. 労働安全衛生マネジメントシステムを構築し、労働安全衛生目標を設定、実行、評価し、継続的な改善を行う。
  4. 労働安全衛生に関する社員と会社との協議及び参加の機会を設定し、円滑なコミュニケーションを図る。
  5. 社員に対し、継続的に労働安全衛生教育を実施する。
  6. 労働安全衛生に関する法規制及びその他の要求事項を遵守する。
  7. 発生した労働災害の原因を詳細に調査分析し、再発防止に努める。
  8. 災害発生時において迅速な措置をとることができるように準備・訓練する。

2019年4月26日
EIZOグループ 担当役員
執行役員 比良浄敬

労働安全衛生マネジメント

EIZO製品の8割の生産を担っている日本の生産拠点EIZO株式会社及びEIZOエムエス株式会社では、労働安全衛生マネジメントシステムを導入し、構内で働くすべての人の安全衛生面の継続的改善を行い、ISO45001の認証を取得しています。これら拠点では、定期的な職場の安全衛生パトロールや危険予知訓練等を通じた社員教育・安全意識の高揚、リスクアセスメント手法による危険または有害性の調査・対策を実施しています。また、化学物質を扱う特殊作業についても化学物質リスクアセスメントを実施し、安全データシートによる対象物質の確認や作業の確認、適切な保護具の使用徹底などリスクの低減に努めています。さらに、業務上や通勤途上の交通事故の削減に向けた取組み、また、火災・地震等の緊急時に対応するための体制を構築し、定期的な訓練結果を踏まえ、改善を図っています。

2023年度はリスクアセスメント結果に基づきハイリスクな設備・作業の物的対策や安全教育を実施しました。また、交通事故削減のため、事故を起こさない運転習慣についての教育を実施しました。防災面では、設備面の防災対策と防災訓練を継続的に実施してきたことにより、2024年1月1日に発生した能登半島地震においても事業所の被害を最小限に留め、従業員の安否確認を迅速に行うことができました。2024年度はさらに安全性高めるための改善を計画的に実施しています。

 

海外グループ会社においても、労働災害の発生を防ぐための社員教育の実施や労働災害ハンドブックの配布などの取組みを実施しています。

2024年度 労働安全衛生目標(国内グループ会社)

2023年度 2024年度
目標 実績 目標 重点実施事項
●重大災害ゼロ ゼロ ゼロ 機械設備の物的対策
重筋作業の軽減策
安全作業手順の標準化
●労働災害度数率:0.00 0.00 0.00
●職場の災害リスクの低減 設備改善/安全教育 ▲11%
●重大人身交通事故ゼロ ゼロ ゼロ 事故を起こさない運転習慣の社員比率の増加
●従業員の運転習慣改善 安全教育実施 運転習慣改善
●防災訓練充実 防災訓練実施
救急救命要員の増員218名
震災対策充実 建物の耐震性向上工事
物流倉庫ラックの落下防止対策
震災時行動要領見直し➡訓練実施

2024年度 健康経営目標(国内グループ会社)

2023年度 2024年度
目標 実績 目標 重点実施事項
●KPI① アブセンティーズムの改善
 私傷病休職者率: メンタル疾患1.3%➡0.8%
          メンタル以外2.3%➡1.8%
0.7%
0.9%
メンタル疾患0.6%
メンタル以外0.8%
●KPI② ワークエンゲージメント改善
 エンゲージメントスコア:2.4/4.0点➡2.7/4.0点
2.4/4.0点 2.7/4.0点
●行動変容目標①
 生活習慣病ハイリスク者の低減:9.1%➡8%
10.2% 8% 健康診断要二次検査者の
受診率向上
●行動変容目標②
 運動習慣者比率の向上:19.6%➡25%
18.2% 25% EIZOグループ
健康チャレンジ2024
●行動変容目標③
 ストレスチェック結果の総合健康リスクの
 高い職場比率の低減:29%➡15%
23% 15% 集団分析結果に基づく
改善活動充実