地球

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン

当社は世界130 以上の国と地域に多様な映像ソリューションを提供しているグローバル企業として、人種、性別、年齢、文化、価値観、障害の有無などの違いを認め、一人ひとりが能力を最大限発揮できるよう職場環境を整備するDE&I (ダイ バーシティ・エクイティ&インクルージョン)を積極的に推進しています。

国籍の多様性

EIZOグループは世界18 社(2025 年4 月現在)から構成され、多様な人材が活躍しています。その一人ひとりの人権を尊重し、異なる国の文化を理解しあいながら、グループ全体が一体感を持って、事業の発展に努めています。各国グループ会社のトップマネジメントは現地人材が担当しており、各国の状況や文化・慣習の多様性を経済活動に活かすとともに、適した職場環境の構築に努めています。

国・地域別従業員分布
(2025年3月31日現在、平均臨時雇用人員除く)
国籍別従業員分布

女性活躍推進

女性社員も積極的に指導的立場で活躍できる就業環境整備に向け「女性活躍推進のための行動計画」を策定し、管理職/リーダー候補の育成や多様な働き方に対応する制度等の検討、女性の採用強化等の取組みを進めています。特に管理職/リーダー候補となる中堅社員を対象に選抜型研修を行うことで、キャリアアップに向けた意識の醸成に努めています。日本では2024 年10 月に開発部門で初めて女性管理職が2 名就任するなど、女性活躍は着実に進んでいます。
一方で女性エンジニアの人数が少ない点は引き続きの課題と認識しています。そのため、採用活動において技術系インターンシップに女子学生の参加を促すほか、会社説明会やホームページに女性社員を積極的に参画させることでキャリアビジョンの広報を強化するなどの取組みを進めており、近年の新卒採用においてエンジニア職の女性割合は高まってきています。

管理職構成(2025年3月31日現在)

男性 女性 合計 女性比率
国内グループ(名) 125 5 130 3.85%
海外グループ(名) 68 33 101 32.7%
合計(名) 193 38 231 16.5%

女性活躍状況推移(国内グループ連結)

女性活躍状況推移図

職種別男女割合(EIZO単体、総合職系)(2025年3月31日現在)

職種別男女割合グラフ

障害者雇用

各国の法律も考慮しながら、公平な採用、障害者が働きやすい環境整備などに取組んでおり、障害を有する方も製造部門や開発部門、コーポレート部門など多様な職場で活躍しています。各人の特性に配慮した職場環境を整備する一方で、障害を有する従業員本人も積極的にスキルアップに取組んでおり、障害の有無に関係なく活躍できる場を支援しています。また障害者向け合同企業説明会への参加やインターンシップ受入れなどの積極的な採用活動も行い、雇用創出に努めています。

障害者雇用(各年度3月31日現在)

2022年度 2023年度 2024年度
国内グループ(名) 30 28 30
海外グループ(名) 6 6 4
合計(名) 36 34 34
2022年度 2023年度 2024年度
国内グループ障害者雇用率(%) 2.09 2.00 2.17

シニア社員の活躍推進

経験豊富な従業員が培った豊富な知識・技術を次の世代に計画的に継承することで、組織・事業の継続・安定化につなげるべく、国内グループ会社において2024 年4 月に定年を60 歳から65 歳に引き上げました。60 歳以降も従来と同様に業績評価を行うことで、能力・活力ある従業員がより一層活躍できる環境を整備し、従業員のモチベーションの維持・向上を目指します。