地球

社員インタビュー品質保証 係長/R.T.

R.T.

製品のライフサイクルを一貫してサポート。
“ゆるぎないEIZO品質”でビジネスを支える

PROFILE

2009年 入社。品質保証部 品質保証課(品質保証グループ)に勤務
2014年 組織改編によりヘルスケア製品品質保証グループに
2020年 同課係長。現在に至る

多岐にわたる部門と、志を一つに

入社以来、15年間にわたって品質保証に携わってきました。EIZOの品質保証部は、製品のライフサイクルに一貫してかかわります。開発段階では、リスクマネジメントや妥当性確認を通じて、「安全で使いやすいか」「お客様が期待する品質を実現できているか」に目を光らせ、課題があれば開発や製造部門とともに製品のブラッシュアップに取り組みます。量産段階では、製品の品質を保証するための検査方法を立案するとともに、工程監視、抜き取り検査に加え、統計的なデータ分析を通じて出荷判定を行っています。市販後も私たちの仕事は終わりません。お客様からご指摘をいただいた場合には、品質保証部が中心となって調査や改善を推進します。
このように、製品が開発されてから使われなくなるまで、私たちの仕事はその一生を支えています。世界中のユーザーから寄せられるEIZO品質への期待は大きく、責任も重大です。その分、期待に応えられた時の喜びは大きく、モチベーションも高まります。生産中に見つかった問題やお客様の声をヒントに、課題の本質を見極め、製品だけではなく会社の仕組みそのものを改善していける毎日に、やりがいを感じています。
一方で、品質保証部は設計や製造を直接手がけているわけでありません。そのため、私たちの活動には社内のさまざまな部門の理解と協力が不可欠です。多岐にわたるメンバーとのつながりを築く中で、つくづく感じることがあります。それは、「EIZOってこうだよね」という気持ちを共有できていることです。妥協することなく圧倒的No.1に向かって突き進んでいく――。仲間と志を一つにし、チームとなって課題をクリアする達成感は、何ものにも代えられません。

変化の時代を切り拓くのは当事者意識と主体性

EIZOは今、過渡期にあります。モニターメーカーからVisual Technology Companyへと進化していく過程です。品質保証部も変わっていかなければなりません。
私自身、当社初のカメラ開発に携わる機会がありました。その時には、求められる品質や評価の方法を手探りで学び、実践しました。今後も、製品やサービスの多様化に伴い、ITサービスマネジメントやサイバーセキュリティなど、より幅広く高度な専門性を自ら身につけていく必要があります。また、個人のスキルアップ以外にも、品質保証部内の連携を強化することで組織としての成果と効率を最大化することにも取り組み始めました。Visual Technology Companyのビジネスを強く支え続けられる品質保証部へと飛躍するため、一層の挑戦を繰り返していきます。
EIZOは変わっていく会社です。私が入社したころと比べると、製品もサービスも格段に増え、組織も大きくなり、分業化も進んでいます。ともすれば与えられたタスクを消化することばかりに目が向きがちです。しかし、変化する会社だからこそ、「当事者意識」と「主体性」がより一層求められるのではないでしょうか。「何のために、どのように仕事をするのか」。俯瞰した視野で、自身が果たすべき役割を理解し、達成に向けて創意工夫を重ねていくことが大切です。そのためには、「自分が引っ張っていかねば」という当事者意識を胸に、主体的に挑戦していく姿勢が欠かせません。
このようなマインドを持った方とともに、「EIZOを選んでよかった」とお客様に思い続けていただける製品・サービスをつくっていきたい。そう思っています。