地球

社員インタビュー商品設計・開発[映像プロセッサ]/Y.Y.

Y.Y.

新たな映像ソリューションの構築へ。
カメラ技術の核となるFPGA開発に挑む。

PROFILE

2018年 大学院で情報工学を修了しEIZOに入社。ASIC開発課に配属

部門長会議でのプレゼンが成長の場に

EIZOは映像ソリューションの提供に向け、新しい分野にも積極的に乗り出しています。その一つがカメラの開発です。手術室で用いる術野カメラや、過酷な環境でも高精度な撮影が可能なカメラなどを手がけています。私も2021年からカメラ事業に携わり、特定用途に用いる集積回路「FPGA」の開発に臨んでいます。
EIZOにとってカメラ開発は成長途上にある分野で、並行してレンズやイメージセンサーなど取り巻く技術も飛躍的に進化しています。それだけに、会社としても、一人の技術者としても、身につけるノウハウが少なくありません。仕事の予定が1年先までぎっしりと詰まっている状態で、正直、大変な面も多々ありますが、エンジニアとしての成長が製品に強く反映される挑戦の日々にワクワクしています。
振り返ると、EIZOで働く毎日には自分自身を高める場がたくさんありました。忘れられないのは、カメラ開発に関わって間もない頃、開発部門長会議で映像処理技術のデモンストレーションを担当したことです。課長級以上が20人以上、役員も並ぶ場でプレゼンするのは初めての経験でした。「どんな映像を表示すれば、新技術の機能を伝えられるだろうか」。悩みに悩みました。資料をつくるのにも悪戦苦闘。上司に何度もアドバイスをもらいながら、本番当日を迎えました。最終的に皆さんの前に表示したのは“私自身の手首”です。映すのが難しい血管の脈動もはっきりと見える映像をもとに、映像処理技術の強みをメッセージしました。緊張しなかったかといえばウソになります。それでも、十分に準備して臨んだプレゼンはいくつか反省点はあるものの、デビュー戦としてはまずまず。成長につながる機会になりました。

就活は幅広い企業に触れるチャンス

このページを見ている皆さんの中には、幅広い業界や企業について調べ中という方も多いことでしょう。ぜひ、就職活動に取り組む今を大切にしてください。就活は多岐にわたる職場を探る絶好の機会です。事業内容や業務内容はもちろんのこと、企業風土や福利厚生、社員の雰囲気など、できるだけ多くの情報に触れてほしいと思います。幅広い業界・企業に目を向けたことが知識となり、社会に出てから役立つこともきっとあるはずです。
私の場合、EIZOへの入社を決めたのは、高品質なものづくりに惹かれたのに加え、会社説明会で出会った人事の方と波長が合ったのが大きかったですね。結果的に、その感覚は大正解でした。ASIC開発課でともに働くグループでは業務に関わるフローをまとめ、開発業務を効率的に進められるように工夫しています。フレックスタイムも導入しており、私もすっかり朝型になりました。自分自身が働きやすさを感じるかどうかは、仕事に全力を注ぐためには大切なポイントです。勤務形態や住環境など、さまざまな観点から将来について思いを巡らせ、最適な場所から社会への第一歩を踏み出してほしいと思います。