2560×1440解像度のモニターで、DVI接続時のリフレッシュレートが30Hzになります。どうしたら60Hzで表示できますか。

DVIの伝送規格には「シングルリンク」と「デュアルリンク」の2種類が存在し、2560×1440解像度を60Hzで表示するにはデュアルリンクDVI接続が必要です。
推奨解像度が1920×1200を超えるモニターをシングルリンクDVIで接続した場合は、シングルリンクDVIの伝送帯域に収まるようリフレッシュレート（1秒あたりの画面の書き換え回数）を通常の60Hzから30Hzに落とし、2560×1440/30Hzで表示する場合があります。

接続方法に合わせて、以下の内容をご確認ください。


DVI接続はこちら

HDMI～DVI接続はこちら




1. DVI接続の場合

＜ 1-1. コンピュータのスペック確認 ＞

接続しているコンピュータのDVIが 「2560×1440/60Hz」（デュアルリンクDVI） の出力に対応しているかをご確認ください。
（お客様で判断が難しい場合は、コンピュータメーカー / グラフィックスボードメーカー / 販売店 へご相談ください。）

なお、Intel オンボードグラフィックス搭載のコンピュータをご利用の場合、DVIの仕様がシングルリンクDVI（伝送上限1920×1200/60Hz）のため、2560×1440/60Hzを出力できません。
ご利用のコンピュータにDisplayPortまたはHDMIが搭載されている場合は、DVIではなくDisplayPortまたはHDMIでモニターと接続できるかご確認ください。


＜ 1-2. DVIケーブルの確認 ＞

＜1-1.＞をご確認いただき、コンピュータのDVI出力が2560×1440/60Hzに対応しているにも関わらず、2560×1440/30Hz表示になる場合は、接続に使用しているDVIケーブルを確認してください。

シングルリンクDVIケーブルをご利用の場合は、デュアルリンクDVIケーブルに変更し、2560×1440/60Hzで表示できるかをご確認ください。
※シングルリンクDVI、デュアルリンクDVIについてはこちらのFAQをご覧ください。




2. HDMI～DVI接続の場合

HDMI出力からのDVI変換では、HDMIの規格上シングルリンクDVI（伝送上限1920×1200/60Hz）までの対応となり、2560×1440/60Hzでは表示できません。
DVI変換ではなくDisplayPortまたはHDMI直結でモニターと接続できるかご確認ください。