カメラが設置されている現場に行く前に、IPモニターにカメラを登録できますか？

IPモニターからカメラに接続できない環境では、事前にカメラを登録できません。カメラ情報を入力後、「適用」をクリックしても、カメラに接続して対応解像度などを取得できないため通信エラーが表示されます。

対象機種:

参考1

カメラ登録で「カメラ情報の読み込み」(Ver.5とVer.4の場合は「カメラ情報の読み出し」)をクリックすると、カメラ情報を記載したCSVファイルをインポートできます。事前にCSVファイルを用意しておき、現地でインポートして「適用」をクリックするとカメラを登録できます。カメラ名に日本語を含む文字列を設定する場合などは、CSVファイルを作成しておくと現地での作業を効率化できます。

・IPモニターからカメラに接続できない環境の場合、ファイルを読み込むことはできますが、「適用」をクリックしても通信エラーとなり、カメラを登録することはできません。

・モニターコンソールではファイルを読み込めません。ブラウザでIPモニターのWebコンソールを表示し、ファイルを読み込んでください。

・ファイルの区切り文字はカンマ「,」です。

・ファイルの文字コードをUTF-8にしてください。ファイルを読み込んだ後、IPモニター上でカメラ名が文字化けする場合は、テキストエディタ（Windowsの「メモ帳」など）でファイルを開き、右下に表示される文字コードがUTF-8か確認してください。

・「設定失敗」と表示されて読み込むことができない場合は、入力不要の項目を含めすべての項目が揃っているか、項目の値が設定範囲内か確認してください。

CSVファイルの項目

「Panasonic/i-PRO」、「AXIS」、「ONVIF」のプロトコルを使ってカメラを登録する場合に必要な項目は以下のとおりです。

CSVファイルのサンプル

参考2

・事前に各IPモニターに重複しないIPアドレスを設定しておいてください。IPアドレスが重複している場合、Webコンソールを表示することができません。

・システムソフトウェアがコピー元と同じバージョンであれば、異なる機種でも設定情報を読み込むことができます。(例: DX0212-IPの設定情報をFDF2312W-IP、FDF2712W-IPに読み込むことが可能)

コピー元のWebコンソールを表示し、「システム」>「メンテナンス」の「設定情報の保存」で設定情報ファイルを保存します。保存時に設定したパスワードは読み込み時に入力する必要があるので、書き留めておいてください。
コピー先のWebコンソールを表示し、「システム」>「メンテナンス」の「設定情報の読み込み」でコピー元の設定情報ファイルを読み込みます。IPアドレスを上書きしないように「ネットワーク設定」チェックボックスをオフにしてください。