2015 年11月18日~20日の3日間幕張メッセで行われた、国内最大の映像と放送の展示会「Inter BEE 2015」に、ハイエンドワークステーションメーカーである米国BOXX Technologies社の国内正規代理店、トーワ電機株式会社と共同でブースを出展しました。 |
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展示会名称 | Inter BEE 2015(2015年国際放送機器展) |
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会期 | 2015年11月18~20日 10:00~17:30(最終日は17:00まで) |
会場 | 幕張メッセ |
開発中HDR対応モニターを初めて出展
今回のInter BEEで初めて、HDR対応モニターの試作品を参考展示しました。次世代の高画質基準として注目されつつあるHDR(ハイダイナミックレンジ)映像は、従来の一般的な映像(SDR:スタンダードダイナミックレンジ)に比べ、明度差を広く取った撮像が可能なので、明るい部分の白とびや暗い部分の黒つぶれが少ない、現実の質感をリアルに再現した映像となります。放送業界に向けたリファレンスモニターとして開発中のモニターで、当社のHDR再現力をご確認いただきました。会場では、この展示を目当てに来場された方も多く、まるで実世界を見ているような緻密な映像表現に感心される姿が見られました。 <メディアにも取り上げられました>
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最終確認デバイスの色を再現できる
ColorEdge CG318-4Kのデバイスエミュレーション機能を使って、マスターモニターと4KTVのそれぞれの色表示をCG318-4Kに再現しました。この機能はColorEdge付属の専用ソフトColorNavigator 6に備わっており、センサーを使って各デバイス特有の色特性を測定し、ColorEdgeにエミュレーション(擬似再現)することができます。色調整の工数・コストを削減できるのはもちろん、制作会社間でプロジェクトごとにベストな表示を共有することができるので、色のコミュニケーションが円滑になります。 |
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4K2面使いで、編集しながらプレビュー確認
CG248-4Kを2面展示し、映像編集・カラーコレクションソフトウェアDavinci Resolve 12(協力:BlackMagic Design)を用いて、映像編集環境を再現しました。一面は、SDIコンバーター経由で4K60pの映像データをプレビューさせ、もう一面は、その編集画面を配置。Davinci Resolve 12で色や明るさを変えながら使い方の実演を行いました。リアルタイムで正確な色反映を確認できる便利さに、多くの来場者が納得いただけた様子でした。 |
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UHD放送の編集環境をサポート
近年増えつつある次世代のUHD放送を想定したコンテンツのカラー編集に、Rec.709色域外警告機能を紹介しました。CG318-4KにはRec.2020カラーモードが搭載されており、従来のモニターでは再現できないUHD放送の基準となる広色域を最大限表現できます。さらに、Rec.709色域外警告機能を使うことで、現行のフルハイビジョン放送(Rec.709色域が基準)で再現できない色をグレーアウトしたり、クリップ表示したりして切替えることができます。 |
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複数モニターをネットワークで一元管理できる
モニター1台1台の調整は、なかなか手が回らない…。そんな方におすすめのEIZO独自のネットワークソリューション、ColorNavigator Networkをご紹介しました。
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