空をテーマにしたイラストコンテストは、
終了いたしました。
沢山のご応募をありがとうございました。
今後もキャンペーン情報や
お役立ち情報を発信していきますので、
ぜひEIZOの公式Twitterアカウントを
チェックしてください!
EIZO株式会社
らず(@lazool_721)様
『gift』
EIZOイラストコンテストで、見事大賞を受賞されたイラストレーターらず様に、大賞賞品であるイラスト3点セット(ColorEdge CS2410、Wacom Intuos Pro Medium、CLIP STUDIO PAINT PRO)を実際にご使用いただき、その使用感を伺いました。
らず様Twitter https://twitter.com/lazool_721
EIZOイラストコンテストで、見事大賞を受賞されたイラストレーターらず様に、大賞賞品であるイラスト3点セット(ColorEdge CS2410、Wacom Intuos Pro Medium、CLIP STUDIO PAINT PRO)を実際にご使用いただき、その使用感を伺いました。
らず様Twitter https://twitter.com/lazool_721
widea7(@widea71)様
『虹の向こう』
faPka(@fapkapukapuka)様
mocha氏による講評
まず、勉強させていただいてありがとうございますと御礼を言わせていただきます。
シアンやブルーでほとんど画面を埋めていて、一部グリーンがあるぐらいなのに絵に説得力があり、すっきりとした気持ちよさを感じました。
そして、何より度肝を抜かれたのは広角の雲です。
この思い切りの良さと迫力には驚きました。
雲の形だけでスーッと視線を遠くにつれていくような誘導がすごいです。
いとひろ/itohiro(@itohiro0305)様
mocha氏による講評
突然の雨の後に見られる、一瞬の特別な空!
まさにそれを感じられて、「これはいいなあ」と声に出していました。
絵を見ていて、雨上がりの匂いを感じるような、記憶を呼び起こすリアル感がとても素敵です。
落ちてしまった洗濯物や濡れてしまった布団は残念ですが、この空を見られたら、気が紛れそうですね!
吉田 和彦(@_polin)様
mocha氏による講評
とても「うまい!」と最初に感想が出てきました。
技術的なうまさもそうなのですが、空がテーマなのに画面で言うと三分の一ほどの面積しか空がありません。
それなのに見た瞬間に「空」をズバッと感じました。
シルエットの美しさを強く感じました。CGを駆使した独自の面白さも暗い中に詰まっていて、じっと見続けてしまいます。
彩鳥(@irodoritori64)様
mocha氏による講評
絵全体の色が、落ち着きがあるのに多彩で幻想的な雰囲気に魅力を感じました。
そのあとに独特な四角のタッチを見て驚きました!四角が認識できるのに滑らかなグラデーションのような色の流れがあって、素直に感心しました。
描きすぎない洗礼された絵でそこに可愛さや親しみやすさを感じて、とても癒されました。
古戸吹 望有(@37kyoryusei23) 様
mocha氏による講評
描かないリアルさを抜群に感じる絵だと思いました。
雲がほとんどない空の気持ちよさを感じ、空の高いところ、その先にある小さな月がものすごい空の広さや高さを感じさせてくれて、気持ちのいい絵だと思いました。
イラストを拝見した後にTwitterで再度拝見して、タイトルが「絶望の裏返し」と知って、なるほど!と思いました。
イラストレーターmocha (モカ)
イラストレーターmocha (モカ)
見上げると当たり前に広がる空(そら)ですが、
時間や季節で大きくその色を変えます。
青空、夏空、夕空、夜空、雨空…
とっておきの空(そら)があるシーンを描いてください!
mocha(モカ)
アニメの背景会社入社。TVアニメ、劇場アニメなどの
映像作品に背景スタッフとして参加。
その後、フリーランスのイラストレーターになる。背景
(風景)をメインに描き、リアルとファンタジーの
中間のようなイラストだからこその世界を描くことを
目指している。
代表作
『錆喰いビスコ』(KADOKAWA)世界観イラストを担当 /『星影のエール』(GReeeeN)ジャケットイラスト /『TrymenT ―今を変えたいと願うあなたへ―』(TrymenT) 背景イラストを担当 / 『Re:LieF~親愛なるあなたへ~』(RASK) 背景イラストを担当 / 『背景作画 ゼロから学ぶプロの技 神技作画シリーズ』(KADOKAWA) /『mocha 画集 BACKGROUND ARTWORKS』(ワニブックス)
mocha氏のColorEdge CS2420-Z試用事例
本コンテストのメインビジュアル作画~審査の期間中、mochaさんにはEIZOのカラーマネージメント液晶モニターColorEdge CS2420-Zをご使用いただいています!その使い心地や、イラスト制作でこだわっていること、普段制作に使用しているツールまで、いろいろなことを伺いました。
導入事例を見る協賛:株式会社ワコム、株式会社セルシス
写真、イラスト、デザイン、
印刷、CG・映像制作など、
「色」にこだわるすべてのクリエイターのための
カラーマネージメント液晶モニターです。
Webアップや印刷など作品の最終形態に合わせて、
仕上がりをイメージしながら制作できる
工場で1台ごとに色や濃淡の出方を調整。
暗部の筆タッチや塗りムラもしっかり確認できる
A4見開き実寸+ツールパレットが収まる
大画面でゆったりお絵描き
ご応募総数は466点とのことで、風景や背景のジャンルにこれほどの作品を寄せていただいたこと、そのご厚意に感謝申し上げます。
今回、恐れ多いことに審査員という役をさせていただくことなりましたが、本当に恐れ多かったです。
466点の力作に気づかされたこと、学ばせていただいたことのなんと多いことか。
当初、「空」というテーマは自由なようで、先人達がたくさん空を描いているので、イメージが固定されていて、難しいかなと懸念しておりました。
しかし、集まった作品にはそれぞれに独自の魅力があり、そんな心配は杞憂でした。同じ雲でも癖やその人の生きてきた環境や思想、経験によって全く違うものになり、それを拝見できる、贅沢で素晴らしいコンテストだったと思います。
そういう理由もあり、審査はとても悩みました。賞品がなければ、可能な限り色々な賞をつけたいと思いました。審査の際、並んでいる応募作品の中から気になった作品をブラウザ上のタブで並べていったのですが、あっという間にタブがぎゅうぎゅうになり、4度選定しました。
審査の基準は技術面はもちろんですが、「他人にないもの」「ひらめき」「嫉妬するか」「テーマの空を感じる度合い」が絵の中にどれだけあったかで選ばせていただきました。
空は誰のものでもないけれど「この人の空はいいなあ」と感じたものです。
基準をあえて決めなければ、選ぶことができなかったと思います。
審査基準に「嫉妬するか」を入れましたが、今回のコンテストでそれをたくさん感じたとしたらそれはとても貴重なものだと思います。この人の作品には自分にない魅力があるという気づきがさらに作品をよくしていくきっかけになると思います。
絵は勝ち負けでは無いと思いますが、あえていうなら賞をもらった人でも誰かに負けています。私自身もこのコンテストで負けたと思った人が何人もいます。次は勝ちたいです。
総評は以上となります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
家の中から空を眺める時間が長いかもしれませんが、身体の健康が何より大事ですので皆様ご自愛下さい。
mocha