(個人・アマチュア向け) 写真のレタッチ・プリントをしたいが、「CGシリーズ」と「CSシリーズ」のどちらを選べばいいですか？

ColorEdge「CGシリーズ」と「CSシリーズ」は、いずれも ColorNavigator 7 とキャリブレーションセンサーを使って、プリントとの色合わせが可能な、カラーマネージメント対応モニターです。
上記の中で、写真のレタッチ・プリント用途におすすめの製品をご案内します。

※ColorEdgeモニターで、型番末尾に「X」がつく製品は、 主に映画やWebコンテンツなど映像制作用途 / 法人・プロフェッショナル向けのモデルとなります。そのため、今回ご紹介するモデルには含んでいません。


＜ 1. 内蔵キャリブレーションセンサーの有無 ＞
 
■ColorEdge CGシリーズ
　CGシリーズの一番の特徴は、モニターのフレーム部分にキャリブレーションセンサーを内蔵している点です。別途センサーを用意する必要はありません。
　また「SelfCalibration」機能を搭載しているため、ColorNavigator 7 で初回の調整（キャリブレーション）後は、定期的な再調整をモニターにて自動で行うことが出来ます。
　・再調整時、お客様ご自身でセンサーの取り付け作業なしで、手間なくいつでも正確な表示を維持したい方は、ColorEdge CGシリーズがおすすめです。

■ColorEdge CSシリーズ
　別途、外付けのキャリブレーションセンサーが必要です。また定期的な調整時にも、その都度お客様自身にてセンサーをモニターに取り付けて、調整する必要があります。　　　　　
　　　






＜ 2. 表示安定時間 ＞

モニター電源投入後、輝度・色度・階調特性の表示が安定するまでの時間は、以下になります。

■ColorEdge CGシリーズ： 約 3分
  ・すぐに作業に取りかかりたい方は、短時間で画面表示が安定した状態となるColorEdge CGシリーズがおすすめです。

■ColorEdge CSシリーズ：約 30分
　
　
　


＜ 3. 主な付属品の相違点 ＞

※1 調整データシート：工場出荷時に階調特性やユニフォミティーを1台ごとに最適に調整している証として、測定結果を記しています。
※2 遮光フード/ScreenCleaner： ColorEdge CSシリーズは、オプション（別売り）で遮光フード / ScreenCleanerをご購入いただけます。
　
その他、仕様詳細につきましては、ColorEdge各製品ページをご覧ください。

上記でご案内した内容から、お客様の運用方法に合わせて、各シリーズをおすすめします。

■ColorEdge CGシリーズ：定期的な再調整を手間なく自動で行いたい方、すぐに作業に取り掛りたい方、遮光フード付属の製品をご希望の方
■ColorEdge CSシリーズ：お客様ご自身でセンサーを使って調整したい方、お求めやすい価格でColorEdgeを導入したい方







＜ 参考情報 ＞
 
・紙白測定・環境光測定について
　　ColorEdge CGシリーズ内蔵のセンサーは、紙白測定や環境光測定に対応していません。
　　これらを行う場合は、外付けの対応キャリブレーションセンサーが必要です。

＜ 関連FAQ ＞

・ColorEdgeモニターでプリントと色合わせするには、どうしたらいいですか？

・「Quick Color Match」と「ColorNavigator 7」のどちらを使えばいいですか？どちらもインストールが必要ですか？

・CoorEdge製品はどこで購入できますか？