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ビジネス・エンタープライズ

戸田建設株式会社 本社 様

戸田建設株式会社

過去20年で4500台以上ものEIZOモニターを導入!
高い品質とデザイン性が評価され、次世代オフィス環境でも活躍

戸田建設株式会社

 戸田建設株式会社は建築工事、土木工事、都市開発、再生可能エネルギー事業などを手がける総合建設会社です。同社は2024年11月に新本社ビル「TODA BUILDING」を東京都中央区京橋に開業しました。開業に伴い、本社を含め、全6拠点に分散していた東京支店や首都圏土木支店など、都内複数の拠点を新本社ビルに集約しました。新本社では約1800人の社員が勤務しています。

戸田建設の新本社ビル「TODA BUILDING」の詳細はこちら(戸田建設Webサイトへ)

 同社では長年EIZOモニターをご導入いただいており、各拠点で使用されていたモニターはそのまま新本社へ移設、ご活用いただいています。EIZOを継続的に採用いただいている理由について、ご担当者にお聞きしました。

  濱野 輝久 氏、高橋 麻衣 氏、盛 茂実 氏  
  左:建築設計統轄部 設計データ管理室 室長 濱野 輝久 氏
中央:総務部 総務課 課長代理 高橋 麻衣 氏
右:ICT統轄部 インフラ・セキュリティ部 部長 盛 茂実 氏
 

 

 

 

製品の高い品質とアフターサポートを評価し、EIZOモニターを20年以上継続採用

 新本社では社員が働きやすい次世代のオフィス環境を目指し、最新の設備に加え、さまざまなスマートオフィスサービスを自社もソフトウェア開発に携わり運用しています。例えば、社員ひとりひとりのスマートフォンに、ビル内の設備と連携して便利なサービスを提供するスマートオフィスアプリをインストールしています。アプリでは空調や照明といったオフィス内設備の操作ができる他、会議室の空き状況やトイレ、カフェテリアの混雑状況をリアルタイムで確認することができます。また、当社ではフリーアドレスを導入していますが、社員の位置情報もアプリから検索することができるので、フリーアドレス環境であっても、誰がどこにいるのか即時に分かりコミュニケーションを妨げない環境が整えられています。   スマートオフィスアプリと連携
スマートオフィスアプリと連携し、フロアサイネージ上に社員の位置情報を表示

 

 オフィスの什器やIT機器も社員が働きやすい環境を目指しこだわりをもって選定していますが、その中でもモニターは変わることなく、EIZOを20年以上継続して採用しています。最初のEIZOモニターの導入は、設計部門での導入です。当時設計部門では、デスクトップPCとモニターがセットになった一体型PCをCAD用途で使用していました。しかし、CADや図面を表示する設計業務を行う上で、解像度や画質の面でモニターの性能が足りず、図面の細かな線が見えないことがありました。
 そこで新たに設計用途のモニターの選定を開始し、性能と耐久性の面で業界から高い信頼を得ていることから、EIZOの採用を決定しました。導入後は期待通りの高画質と信頼性で、設計部門全体におけるモニターとして標準的に採用することになりました。さらに設計部門での評判が良いことから総務や経理といったコーポレート部門でも徐々に導入が増え、現在では社内で使用されているほぼすべてのモニターがEIZOモニターとなっています。全国にある支店や現場事務所にも数多く採用されており、当社に導入されたEIZOモニターは、過去20年で4500台以上にも上ります。

 EIZOモニターを全社的に採用している最大の理由は、その高い信頼性と耐久性にあります。新本社への移転時には、部署によっては一部新規の導入もありましたが、従来使用していたモニターのほとんどが問題なく使用できたため、そのまま移設し、継続使用しています。中には10年以上使用しているモニターもあり、EIZO製品の高い品質を実感しています。
 振動が多くIT機器の使用に不向きな建設現場の事務所では、過去にさまざまなメーカーのモニターを使用していましたが、他社のモニターは故障する場面も多かった一方で、EIZOモニターは故障がほとんどありませんでした。現在ではオフィスだけではなく、現場事務所ほぼすべてのモニターがEIZOです。また、アフターサービスがとても良い点も採用理由に挙げられます。もし故障した場合も修理期間中に無償で代替機をすぐに用意していただけるので、業務上の支障がなく安心できます。

 

次世代オフィス環境と調和する、デザイン性と機能性を両立したEIZOモニター

 オフィスは黒を基調としてデザインされており、内装だけではなく調達する什器やIT機器もオフィスのデザイン性と調和するように心掛けています。
 総務や経理などコーポレート部門のフロアではホワイトのモニターを導入しています。IT機器の中でもモニターは数多くデスク上に設置されているので、オフィス全体の雰囲気が明るくなったように感じますし、黒を基調としたオフィスでも違和感はありません。また、USB Type-C対応モニターは、ケーブル1本の接続で映像の表示からノートPCへの給電まで済むので、机上もスッキリしています。

  デザイン性と機能性を両立したEIZOモニター

 

ホワイトのモニターを導入し、明るい雰囲気に

コーポレート部門のフロアにはホワイトのモニターを導入し、明るい雰囲気に

 

 対称的に設計部門のフロアはブラックのモニターを中心に導入しています。フロアの雰囲気にぴったりな色合いで、シックな空間の演出に一役買っていると感じています。また、EIZOモニターはフレームの薄さやスタンドなどデザイン性に優れている点も評価しています。モニターの設定を行う静電スイッチも目立たないようベゼル部に配置されており、デザインと機能性が両立していると思います。操作性も直感的で分かりやすいです。

ブラックのモニターを導入し、落ち着いた雰囲気に

設計部門のフロアにはブラックのモニターを導入し、落ち着いた雰囲気に

 

各部門の業務内容に応じて最適なモニターを選定、あらゆる場所にEIZO

図面や情報を大きく表示する際に便利なウルトラワイドモニター

図面や情報を大きく表示する際に便利なウルトラワイドモニターを研究開発部門で活用

 

 当社のイントラサイトにはEIZOモニター専用の導入申請ページを設けており、社員が自身の部署に適したモニターを選定できる仕組みを整えています。ラインナップも豊富ですので、より自身の業務に沿った最適なモニターを選定できています。例えば研究開発部門では、一部の席にウルトラワイドモニターを導入しており、多くの情報を一度に表示できる点が好評です。

 新本社では、23.8型のコンパクトなモデルから37.5型の大画面モデルまで、さまざまな種類のEIZOモニターをあらゆる職種の社員が使用しています。業務内容や場所に応じて、コンパクトなモニターの箇所や、マルチモニター環境を構成している箇所、大画面のウルトラワイドモニターの箇所など機種や画面構成も多岐にわたります。さらには受付でもEIZOのタッチモニターを活用しています。高い画質と解像度のモニターが必要な設計業務用途だけではなく、全社的にEIZOモニターを標準的に導入していることや、専用の導入申請ページを設けていることは、当社がEIZOの品質を高く評価している表れです。
 部門を問わず、EIZOモニターは長時間使っていても目が疲れないと社員から評判です。普段からEIZOモニターを使用していると実感しにくいですが、テレワーク用に他社製のモニターを導入したところ、明らかに目の疲れ方が違うことで、EIZOモニターの良さを実感する社員もいます。

広い可動域で、業務内容に合わせてモニターの画面位置を調整   広い可動域で、業務内容に合わせてモニターの画面位置を調整

広い可動域で、業務内容に合わせてモニターの画面位置を調整

 

打ち合わせブースにも   受付にもEIZOモニター

打ち合わせブースにも、受付にもEIZOモニター

EIZOの環境対応が、新本社ビルの目指すサステナビリティに合致

 新本社ビル「TODA BUILDING」は環境負荷低減に係る各種取組みにより、世界トップクラスの水準で環境認証を取得しています。例えば、超高層複合用途ビル※1として、日本で初めて「ZEB Ready※2」認証を取得しました。ZEB Readyを達成するために、建物形状・設備・IT機器等、徹底して省エネ化を図っています。モニターは導入数量も多く稼働時間も長いIT機器ですが、EIZOモニターは省電力性が高く、オフィスの省エネ化にも貢献していると考えます。さらに一度導入したEIZOモニターは長く安心して使用できるので、廃棄する頻度が少なく、ランニングコストの削減にもつながるので、経済的にも環境的にも良い製品だと感じています。

※1 建物高さ150m以上の複合用途ビルのこと。
※2 快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物を「ZEB」と呼び、ゼロエネルギーの達成状況に応じて、4段階のZEB シリーズが定義されている。中でも「ZEB Ready」は、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から、50%以上の一次エネルギー消費量を削減した建築物のこと。

EIZOの省電力技術は日々進化しており、最新のFlexScanモニターを導入するだけで、オフィスの大幅な節電に繋がります。
詳細はこちら

 

 また、モニターをモニターアームに取付けて導入したケースでは、不要なスタンドを除いたモニター部4台を1つの箱にまとめて梱包する集合梱包仕様をご提案いただきました。導入時の作業工数を削減できただけではなく、梱包材の削減や積載容積の向上に繋がり、環境にも配慮された素晴らしい仕様だと考えます。製品自体の環境対応に加えて、導入時にも環境負荷低減に貢献できる仕様が用意されていることは、初期のEIZOモニター導入時には意識していなかったポイントではありますが、昨今の当社が目指す建設事業やオフィスの在り方を鑑みると重要な視点であると強く感じています。 複数のモニターを1つの箱にまとめる集合梱包

 

EIZOでは法人のお客様のご要望に合わせて、モニター大量導入時の環境負荷を軽減する特別仕様をご提案可能です。複数のモニターを1つの箱にまとめる集合梱包や、不要なスタンドやケーブル等を除いた仕様など、国内自社一貫生産を生かした柔軟な対応が可能です。
集合梱包仕様の詳細はこちら(ニュースリリースへ)

 

EIZOには今後もさまざまなモニターの開発を期待

 新本社ビルは、建築 ・空間の国際的な評価システムである「WELL認証※3」にて最高ランクであるプラチナの取得を見込んでいます。認証取得の必須項目にはすべてのモニターの高さや角度、水平距離を調整できることが求められていますが、この項目は広い可動域をもつEIZOモニターを導入するだけでクリアできたと考えます。モニターは毎日使用するものですので、社員が働きやすい環境を構築するためには、社員の身体的な負担が少ないEIZOモニターの存在は不可欠かと思います。
 フリーアドレスはノートPCを持ち運ぶ機会が多いので、合わせて持ち運べる小型のモバイルモニターが今後登場すると嬉しいですね。また、オフィスには長く使用し続けているモニターも多くありますが、最終的にはすべてのモニターを利便性の高い最新のUSB Type-C対応モニターに入れ替えたいと考えています。最近ではスタイラスが使えるタッチモニターの導入も予定していますので、ぜひ今後もさまざまなモニターの開発に取り組んでいただきたいです。

※3 アメリカの国際WELLビルディング協会(IWBI)が行う、人々の健康とウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好であること)に焦点を当てた建築 ・空間の国際的な評価システム。

 

戸田建設株式会社
 

■ご協力
戸田建設株式会社
ホームページ:https://www.toda.co.jp/
戸田建設株式会社

 

導入製品

戸田建設様には、2024年8月の大阪支店の移転時にもEIZOモニターを327台導入いただきました。
詳細はこちら

本事例の内容は取材当時のものであり、閲覧時点で変更されている可能性があります。ご了承ください。


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