2023年10月12日

EIZO株式会社（本社：石川県白山市、代表取締役社長：実盛 祥隆）は、ビジネスモニターFlexScan EVシリーズ計11機種に集合梱包仕様を展開します。EV2460、EV2360は2023年12月以降、その他9機種は2024年1月以降の出荷分から対応します。

1．概要

　当社は2018年から、FlexScan EVシリーズの一部機種において、複数台をアーム取付けや壁掛けで導入する法人のお客様に対して、モニター部のみ4台を１つの箱にまとめる集合梱包仕様を提供しています。2023年10月現在までに、15,000台以上のモニターを当仕様で導入いただいています。

　このたび、当仕様の対応機種をFlexScan EVシリーズ計11機種に拡大し、環境負荷の低減に向けた取組みを強化します。具体的には、モニター部と同様に、スタンド部についても4台を1つの箱にまとめる集合梱包仕様を提供します。また、使用する緩衝材について、従来再生発泡スチロールを用いていましたが、環境負荷を低減する再生紙素材（段ボール・パルプモールド）を採用します。

　集合梱包仕様は単体梱包と比べ、梱包材使用量の削減、積載効率の向上、さらに開梱・取付け作業時間の短縮、廃棄物の削減を実現します。例えば、4台の31.5型モニターEV3240Xを集合梱包でまとめた場合の積載効率は、単体梱包で4台用意した場合と比べ、容積を約47％、質量を約40％削減できます。

　当社は、FlexScan EVシリーズを導入される法人のお客様と共に、当仕様を積極展開することで、環境負荷の低減に取組んでいきます。
 

2．背景

　当社は「循環型社会への対応」「気候変動への対応」をマテリアリティ（重要課題）として特定し、かねてより環境に配慮した製品づくりに取組んでいます。今後とも製品における環境対応、省エネ性能の追求、事業活動におけるCO₂排出量削減、サプライチェーンと一体となった環境負荷の低減など最先端の環境対応を積極的に推進していきます。

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3．集合梱包仕様を選択可能なFlexScan計11機種

EV3240X、EV2740X、EV2795、EV2781、EV2760、EV2495、EV2490、EV2485、EV2480-Z、EV2460、EV2360
 

4．集合梱包仕様を選定された企業とその選定理由のご紹介

■兼松株式会社
　本社の新オフィスへの移転に際し、FlexScan EV2485を312台、EV2480-Zを24台、集合梱包仕様で導入いただきました。同社は製品を導入する際、製品はもとより、その企業の環境への取組みが自社のサステナビリティ活動に沿うことも重視しています。集合梱包仕様により、梱包材の廃棄削減ができること、不必要なスタンドやケーブルを省くフレキシブルな環境対応ができることが導入の決め手の一つとなりました。

兼松株式会社 FlexScan導入事例

■東芝デジタルソリューションズ株式会社
　開発拠点のオフィスレイアウト変更に際し、FlexScan EV2795を32台、集合梱包仕様で導入いただきました。EV2795をアームに取付けて使用する予定だったため、スタンド部を除いたモニター部だけを導入できたこと、余分な梱包材を削減できたことは、最適な納品形態であったと評価いただきました。

東芝デジタルソリューションズ株式会社 FlexScan導入事例

■みずほ証券株式会社
　長年複数部門においてEIZOモニターを活用されている同社では、ディーリング部門とバックオフィス部門の機種入替えに際し、FlexScan EV2760を2,280台、EV2480-Zを2,234台、集合梱包仕様で導入いただき、当社が設置も行いました。モニターをアームに取付けて使用する予定だったため、不要なスタンド・ケーブル・同梱品を省くシンプルでフレキシブルな梱包形態は、設置作業を大幅に効率化し、設置後の廃棄物の削減にもつながりました。
 

5．関連情報

EIZOの環境に配慮したサステナブルな製品づくりのご紹介

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