タッチモニターをセットアップしましたがタッチ操作に反応しません。

タッチ操作ができない場合は以下をご確認ください。

1）通信用ケーブルの確認

タッチモニター、PCの双方においてタッチパネル通信用ケーブル（USBケーブル／RS-232Cケーブル）が確実に接続されているかをご確認ください。また、念のためモニター側、PC側共に通信用ケーブルを抜き差し、PCを再起動してください。
※USBケーブルはモニター付属のケーブルをご利用ください。

　＜RS-232Cケーブルをご利用の場合＞
　タッチパネル通信ケーブルにRS-232Cをお使いの場合、クロスケーブルをご用意いただく必要があります。ストレートケーブルでは通信できませんので、ケーブルの仕様をご確認ください。

　また、FDX1204TやFDX1004Tなど一部機種ではモニターの管理者設定メニューでRS-232Cの設定をオンにする必要があります。設定変更後、モニター本体の電源をOFF／ONしてください。
（※RS-232C接続に対応していても本設定がない機種もあります。）
  設定の有無や変更手順は取扱説明書よりご確認ください。


2） タッチドライバのインストール

タッチ操作を行うにはタッチドライバが必要です。タッチドライバをインストールしていない場合は、ソフトウェア＆ドライバから、対応のタッチドライバをインストールしてください。なお、機種によっては専用のタッチドライバがなく、OS標準のドライバを使用する場合があります。

タッチドライバをインストールしていてもタッチ操作ができない場合は、ご利用のOSに対応したタッチドライバがインストールされているかご確認ください。対応OSを確認したうえで、既存のドライバをアンインストールし、ソフトウェア＆ドライバより最新版のタッチドライバを再インストールしてください。


3）タッチパネル有効／無効ボタンの切り替え

一部製品の側面にはタッチパネル有効／無効を切り替えるスイッチが配置されています（指さしマークのボタン）。
こちらを押す度に有効・無効が切り替わりますので、画面上に表示されるメッセージが「タッチパネル有効」（機種によっては「Touch Enable」）の状態でタッチ操作が可能かをご確認ください。

　＜対象機種＞
　　FDS1782T、FDF2382WT-A、FDF2382WT、MS236WT、MDU5501WT、MDF4601WTなど。
　　タッチパネル有効／無効切替えボタンの有無は取扱説明書でご確認ください。


4）PC側のポート変更

PC側に接続可能な別ポ―ト（USB／RS-232C）があれば通信用ケーブルを差し替えて症状が改善するかをご確認ください。
通信方式がUSBの場合、ルートハブに問題があるケースもございますので、現在接続しているUSBポートから最も離れたポートをお試しください（背面→正面など）。　
また、USBハブを使用している場合はPCのUSB端子と直接接続をしてみてください。


5）使用環境の確認

　表示装置は当社タッチモニター単独の状況でしょうか。ノートPCと接続していたり、他モニターとのマルチモニター環境で使用されている場合、他方の画面が反応していないかをご確認ください。


6）症状の発生環境

コンテンツやタッチ対象を問わずタッチ操作ができないかご確認ください。
特定のアプリケーションに依存する症状であるか切り分けのため、Windows標準搭載のペイントアプリ上で描画が可能かを確認してください。
また、可能であれば、別のPCに接続してタッチ操作ができるかご確認ください。


7）電源の接続

電源コードのアースが接地されているかをご確認ください。また、電源タップをタコ足配線している場合は、コンセントに直接接続してみてください。


上述の内容をお試しいただいても改善が見られない場合は、EIZOコンタクトセンターにご相談ください。