- 特長
- スペック
- ドキュメント 互換性情報
放射線科医の疲れ目に配慮
読影環境の最適化
デジタルマングラフィの読影では、乳腺組織と病変を見分けるために高コントラストの表示が求められます。「マンモグラフィガイドライン(医学書院)」にも記載されているように、現行のモニターにおいて、高いコントラストを実現するには室内の明るさ全体を下げるのと同時に、太陽光や室内照明などによる画面の反射を防ぐ必要があります。
また、「乳がん検診と診断の品質保証のための欧州の指針」では、マンモグラフィ診断を行う読影室の環境は、照度 20ルクス以下と規定されています。環境光や室内照明が診断に影響を与えないよう、利用する環境を一定に保つ必要があります。 一方で、暗い環境での読影作業には、目の負担が増えたり、手元の書類やキーボードが見えにくいという問題があります。これらの課題を解決するためには調光機能付き照明の導入や調光範囲の拡大が必要であり、高額な費用がかかります。
柔らかい光で
|
目にやさしいフリッカーフリーLEDを光源とするモニターや照明は、LEDの明減を高速に繰り返すため、「ちらつき(フリッカー)」が発生して、ユーザーが疲労を感じることがあります。目の疲れが少ないと好評のスタンダードモニターFlexScan EVシリーズを筆頭に、EIZOのLEDバックライト搭載モニターは「ちらつき」をカットする調光を行っています。この目に優しいものを作るという考え方に基づいて、RadiLightはフリッカーフリーを実現しています。 |
|
使いやすさにも配慮
取付け簡単
モニターの背面スタンド部に簡単に取付け可能で、卓上に設置場所を必要としません。電源もモニターのUSBポート経由で供給するため、シンプルな配線で使用できます。
手元を照らすスポットライト
RadiLightには、背面照明RadiLight Areaとは別に、書類の読み書きやキーボード操作時に手元を照らす手元照明RadiLight Focusも付属しています。
手元で操作可能
背面照明RadiLight AreaのOn/Offや明るさの調整、または手元照明RadiLight FocusのOn/Offは、すべてユーザーの手元で手軽に操作可能です。
明るさを選べる
背面照明RadiLight Areaは、明るさを10段階で調整できます。RadiLightを使用する部屋の状況に合わせて、あるいは複数人で読影を行っている場合は各々にとって適切な明るさを選ぶことができます。
対応機種
RadiForce
カラーモニター |
8MP RX850, MX317W, MX315W |
---|---|
6MP RX660, RX650 |
|
5MP RX560 |
|
4MP RX440, RX430 |
|
3.7MP MX270W |
|
3MP RX370, RX360, RX350, RX340 |
|
2.3MP MX243W |
|
2MP RX270, RX250, RX240, MX217, MX216, MX215 |
|
モノクロモニター |
5MP GX560, GX550, GX540 |
3MP GX340 |
|
2MP GX240 |
カラーバリエーション | ブラック |
---|---|
電源 | USBポート給電 |
外観寸法 (幅 x 高さ x 奥行) | 184 x 185.5 x 15.7 mm |
質量 | 370 g |
適合規格 (記載のない規格、最新の適合状況についてはお問合せください。) | CE, UKCA, IEC60950-1, CSA C22.2 No. 60950-1, VCCI-B, FCC-B, CAN ICES-3 (B), RCM, RoHS, WEEE |
主な付属品 | |
その他 | 専用電源ケーブル, 取扱説明書, 取付用金具, スペーサー, 取付用ねじ |
保証期間 | お買い上げの日から3年間 |
寸法図 |