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「月刊総務」編集長&若手営業が体験!"才色兼備"なEIZOディスプレイは実務にどう役立った?

使用感を徹底レポート

総務・人事部門向け専門メディア「月刊総務」の豊田健一編集長と若手営業担当者が、デザイン性と高機能性が特徴のEIZO社製ディスプレイ「FlexScanシリーズ」を体験。日々の業務にどう役立ったのか?

  • 下記の記事は2019年2月26日に「ITmedia ビジネスオンライン」(ITmedia)に掲載されたものです。
 

 働く人に高い満足感を与えるべく、先進技術を結集し、高品質のモニターを製造しているモノづくり企業、EIZO(石川県白山市)。同社のビジネス向け主力製品「FlexScanシリーズ」は、カラーに「ホワイト」のバリエーションを用意し、デスク上に設置するだけで、オフィス内の印象をスタイリッシュかつ先進的なイメージに変えられる点が特徴だ。

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EIZO製の“白いディスプレイ”


 機能面も充実しており、USB Type-Cを活用したノートPCへの給電機能、疲れ目対策機能、ケーブルをすっきりと収納する機能などを搭載。ユーザーが最も見やすい姿勢で作業できるよう、チルト(傾き)は上35度~下5度、スウィーベル(左右回転)は344度まで調整可能だ。

 そんな同シリーズを紹介する記事をお届けしてから、はや半年。その間、多くの企業から「EIZOのディスプレイを使ってみたい!」と熱望する声が寄せられた。

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ケーブルをすっきりと収納できる点も魅力だ

月刊総務にEIZOディスプレイを導入

 検討を重ねた結果、実際に「FlexScanシリーズ」を使ってもらうことになったのは、メディア企業の月刊総務(東京都新宿区)。総務部門や人事部門で働く読者に向けて、社内活性化や働き方改革などのノウハウをまとめた記事を、Web媒体『月刊総務オンライン』と、雑誌『月刊総務』の両チャネルから読者に届けている企業だ。

 EIZOの協力を得て、月刊総務に導入したのは全2台。USB Type-C搭載の27型で解像度が2560×1440の「FlexScan EV2780」と、24.1型で解像度が1920×1200の「FlexScan EV2456」という構成で、いずれもフレームレス仕様。没入感の高い視聴体験を提供できるモデルだ。

 両モデルを1週間にわたって使用したのは、月刊総務が運営するメディアの編集長を務める豊田健一氏(EV2456)と、誌面に掲載する広告の営業を担当する小田切大城氏(EV2780)。豊田氏は普段、原稿の執筆や編集、外部での講演活動などを手掛けている。小田切氏は外回りのほか、提案書を作ったり、受注額を表計算ソフトに入力したりといった業務を日々行っているのだ。

 普段は「大きい画面を見ていると目が疲れる」「デスク周りをすっきりさせたい」などの理由でディスプレイを使用せず、社用のノートPCだけで仕事をしているという2人だが、今回はノートPCとEIZOディスプレイのデュアルディスプレイ環境を体験してもらった。果たしてその効果は――。

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月刊総務の豊田健一編集長(=右)と、若手営業の小田切大城氏(=左)

編集長が太鼓判

 「大きいディスプレイはいいですね。目が疲れませんでしたし、講演用のプレゼン資料をリニューアルする作業もはかどりましたよ!ディスプレイに対する苦手意識がなくなりました」――。豊田編集長は取材陣に対し、開口一番こう語ってくれた。

 普段はソフトやタブを頻繁に切り替えながらノートPCだけで作業している豊田編集長だが、デュアルディスプレイの効果を短時間で実感したという。プレゼン資料の作成作業では、EIZOディスプレイ上にプレゼンテーションソフトの編集画面を表示させつつ、ノートPCのディスプレイ上に過去の講演資料を表示。両者を見比べながら、残すべき図表を再利用したり、文章を練り直したりといった業務をスピーディーにこなすことができたという。

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EIZOディスプレイで作業する豊田編集長


 また、豊田編集長は作業時に、ディスプレイの右下にあるスイッチを押すだけで、画面表示を紙に近い色味に変更できる「Paperモード」を常にオンにしていた。「このモードは目に優しく、細かい文字もはっきり読めましたし、『ディスプレイはすぐに目が疲れる』という苦手意識を克服できました。スイッチの操作も分かりやすく、説明書を読み込まなくても切り替え方が分かりました」(豊田編集長)と太鼓判を押す。

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EIZOディスプレイで作業する豊田編集長

若手営業も「おしゃれなだけじゃない」と高評価

 「デスク周りにモノがたくさんあるのは好きじゃなかったのですが、このディスプレイは圧迫感がなく、不思議とデスクに溶け込みました。意外なポイントかもしれませんが、外観が白いと、単におしゃれなだけでなく、ホコリなどの汚れが目立たないんですよ。フレームレス構造による没入感の高さにも驚かされました」――と話すのは、営業担当の若手、小田切氏だ。

 豊田編集長と同じく、普段はノートPCだけで作業している小田切氏。今回はノートPCとEIZOディスプレイを上下に配置し、ノートPCのディスプレイ上に資料を表示し、その内容をEIZOディスプレイ上の表計算ソフトに入力する使い方で作業した。

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EIZOディスプレイで作業する小田切氏


 その感想は「“画面が大きい”というメリットを実感できました。表計算ソフトの入力範囲を端から端まで表示させたり、画面を動かさずに隣の席の上司に確認してもらったりすることも容易です。ノートPCの画面をのぞき込むためにずっとうつむくことがなくなったので、肩もこらなくなりました。ノートPC単体での作業環境が窮屈で非効率だったことが分かりました」とのこと。

 また、「社内報を制作している部門のデザイン担当者が横を通りかかった時、『色の濃淡が滑らかで見やすいね』と驚いて声をかけてくれました」と明かす。

「元のデスク環境に戻りたくない……」

 このほか、豊田編集長と小田切氏はともに、画面を90度回転させて文書や広告を縦長の画面に表示したり、USB Type-Cを活用してPCに給電したりする用途にもトライ(非対応機種は変換コネクターを使用)。仕事柄、ビジネスパーソンの働き方の課題をよく知る両者だが、一連の充実した機能に触れたことで、EIZOディスプレイが人々の業務を効率化できるスペックを備えていることを肌で感じたという。

 小田切氏は「ディスプレイを返却して、元のノートPC1台だけの環境に戻りたくありません……」と嘆く。小さな画面上でタブを切り替えながら作業する日がまた来るかと思うと、頭が痛いそうだ。

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EIZOディスプレイで作業する小田切氏


 豊田編集長は「社内の雰囲気を変えつつ業務効率を上げたい総務担当者は、EIZOディスプレイを並べたフリーアドレス環境の導入を検討してはいかがだろうか。誰もが多様な資料を投影して効率よく作業できるし、好きな時に充電もできる。省エネ性にも優れているので、電気代という“ランニングコスト削減”という意外な効果も見込める」と提言。

 「一般的な業務部門はもちろんのこと、デザイナーなどクリエイティブ系の職種、細かな図面を使用する重機会社や建設会社など、ディスプレイ上に表示したマニュアルを常に見ておく必要があり、目を酷使するコールセンターなどが取り入れれば、より業務の質と効率を高められるだろう」と分析している。

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EIZOディスプレイで作業する豊田編集長(=奥)と小田切氏(=手前)

 

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