クリエイティブワーク

Colourclass Lofoten

Colourclass Lofoten

息をのむような風景

Colourclass Lofotenは、風景写真の基礎を教えるコースです。ベストシーズンのノルウェー北部ロフォーテン諸島を訪れ、現地から風景写真の全ワークフローを、6つのビデオレッスンを通して紹介します。機材、ロケーション・プランニング、光の調整、フィルターの使用、イメージデザインなどのテーマと共に、カメラとモニターのキャリブレーション、プリンタプロファイル、フォトプリンタ、ファインアート紙、ソフトプルーフ機能、ICCプロファイルを紹介していきます。
※ ビデオレッスンは英語です。YouTubeの自動翻訳機能を使ってお楽しみください。

第1話

機材を選び目的地へ
Colourclass Lofotenの初回は、機材についてのレッスンです。風景写真家は常に、高品質で軽量な機材を理想とし探し求めます。そこで私たちが選んだのは、軽量でコンパクトな、富士フィルムのGFXシリーズとXシリーズのシステムです。これらはGitzoのカーボン三脚との相性も抜群です。光を調整するHaidaの差し込み式フィルターと、機材一式をf-stopのバックパック型カメラバッグで持ち運びます。また、PhotoTour4UのSerdar Ugurlu氏が、北極圏や南極圏で写真を撮る際の必須アイテムについて説明します。

 

第2話

アプリを使ってロケーション・プランニング
光と天候は、風景写真の撮影を計画するにあたって、大変重要な環境条件です。第2回レッスンでは、ロケーション・プランニングについて、また私たちが使っているアプリについて紹介します。日の出前と日没後の薄明の時間は、風景写真家にとって特に魅惑的です。

 

第3話

ヒストグラムとグラデーション、NDフィルター
高度な光センサーに頼るよりも、光を調整することで、よりダイナミックな風景写真が撮影できます。そのため、明暗のバランスは極めて重要な要素です。第3回レッスンでは、ヒストグラムを頼りにセンサーのダイナミックレンジを最大限に活用する方法と、Haidaのグラデーションフィルターを使い、コントラストを調節する方法を紹介します。また、NDフィルターを使って日中の長時間露光を実現します。

 

第4話

ロケーションの分析—見事な絶景を撮影する方法
「壮観な風景を、どうやって印象的な風景写真にするのか。」第4回レッスンでは、風景をいかに切取り、写真に収めるのか、Serdar氏による紹介を交えつつ、 彼とChristian氏の二人が、Gimsøyの古い木造教会を例に、撮影ロケーションでどう被写体を決めるのかを紹介します。

 

第5話

カメラ調整、モニター技術と調整
第5回レッスンでは、「デジタル暗室」でのカラーマネージメントを取扱います。PixelComputer社のPixelStationでのRAW変換、その後の画像編集のための適切な基礎を確立するために、Christian氏が、datacolor社のSpyderCubeとSpyderCheckrの使い方を実演します。写真家には、EIZOのColorEdgeのようなカラーマネージメントモニターが必要です。画像ファイルをいつでも正しい状態で確認できるように、モニターは定期的にキャリブレーションする必要があります。今回のレッスンでは、この理由についても触れていきます。

 

第6話

プリンタプロファイル、ICCプロファイル、用紙とプリンタの設定、印刷
「専用紙に印刷したときの画像の見え方をモニターで確認するにはどうしたらいいか。ソフトプルーフとは何か。」第6回レッスンでは、Christian氏がこれらの質問などに答えます。また、ICCプロファイルの取得方法や作成方法についても説明します。さらに、ILFORDの最高級ファインアート紙上に作品を完成させるというColourclass Lofotenの最終目的のために、エプソンプリンタで印刷する際の留意点についても紹介します。

 

ミッション

Colourclass Lofoten

色と光は、風景写真において特別な役割を果たします。つまり、それらは風景写真を単なる描写から感動へと演出するのです。本コースでは、風景写真における撮影機材やロケーション・プランニングについての説明から始まり、ヒストグラムを使った最適な露出の判断、フィルターで光を調節して画像センサーのダイナミックレンジを最大限に活かす方法や、日中の長時間露光で撮影する方法、また、被写体の決め方についても説明します。その名前からもわかるように、Colourclassシリーズでは、色が重要な役割を果たします。カメラをキャリブレーションする方法、写真家が使うべきモニターについて触れ、ICCプロファイルを使用することで、印刷したときの画像の見え方をモニター上で再現できる点など、モニターのキャリブレーションが必要な理由も説明します。また、ソフトプルーフを実践する方法、ICCプロファイルの作成方法、プリント時の留意点についても取り上げます。

ロケーション:ロフォーテン(ノルウェー)

Colourclass Lofoten

ロフォーテン諸島(ノルウェー語で「オオヤマネコの足」を意味する)は、ノルウェー北部、北極線の北300kmの位置にあります。極北に位置するため、4月下旬から「真夜中の太陽」を見ることができ、壮大な金色の斜光が何時間も続きます。運が良ければ、オーロラを見ることもできるかもしれません。つまり、この時期のこのロケーションは、風景写真を撮影するにあたって最高の条件を満たし、壮観な色彩を実現します。

講師

Serdar Ugurlu氏

Serdar Ugurlu氏は、有名な写真旅行代理店であるPhotoTours4Uの創設者であり指導者です。ロフォーテン諸島の真のエキスパートで、この島々を何度も訪れています。長年にわたり、ワークショップや世界各地への撮影旅行で写真の知識を発信しています。

PhotoTours4Uのウェブサイト(ドイツ語)

 

Christian Ohlig氏

Christian Ohlig氏は、写真家として16年以上のキャリアがあり、ケルン応用科学大学で写真撮影と画像編集の講師も務めました。長年におよぶEIZO ColorEdgeエキスパートの一人として、写真祭で定期的にプレゼンテーションを行い、カラーマネージメントの深い知識を発信しています。風景写真は、報道カメラマンという多忙な仕事とのバランスを取ってくれます。そのため、風景写真は彼にとって、常に重要な位置づけにあります。

 

技術パートナー

風景写真では、常に多くの機材が使われます。EIZOは、写真業界の多くのパートナーから多大な協力を受けて、Colourclass Lofotenを実現することができました。各パートナーの皆様の素晴らしいご協力に対し、改めて御礼申し上げます。

datacolor EPSON f-stop Fujifilm
Gitzo Haida ILFORD PixelComputer
     
PhotoTours4U      

舞台裏

デスクトップ壁紙

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次回

Colourclassはアフリカ大陸のナミビア編へと続きます。パノラマ写真、天体写真、野生生物写真の基本を紹介します。

Colourclass Namibia

 


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