EPEATにおける取組み
ライフサイクルアセスメントと製品カーボンフットプリント
当社はEPEAT登録製品のライフサイクルアセスメント(LCA)を実施し、環境への影響を算出・評価しています。また部品の調達、製造工程、製品の使用、廃棄を含む製品サイクルで発生するGHG(温室効果ガス)の排出量も測定を行っています。
各製品のLCA結果は、以下よりご覧いただけます。
コーポレートカーボンフットプリント
EIZO株式会社および連結対象会社のコーポレートカーボンフットプリント(Scope1、2、3)※を算出しています。(2023年度の結果はこちらからご覧いただけます。)算出した数値は、第三者機関による検証を受けています。
GHG排出量は、算定条件や対象範囲の違いにより、他の資料と異なる場合があります。
- ※Scope 1: 事業者自らによるGHGの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
- ※Scope 2: 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
- ※Scope 3: Scope 1、Scope 2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
輸送に伴うGHG(温室効果ガス)排出量
EPEAT登録製品を工場からお客様まで輸送する際に発生するGHG排出量を算出しました。
2022年度の結果はこちらでご覧いただけます。算出した数値は、第三者機関による検証を受けています。
2030年度までに、米国国内の輸送において、輸送時に発生するGHGを2021年度比でモニターあたり5%削減することを目指します。
2031年度までに、ドイツ、オーストリア、オランダ、そしてベルギー国内の輸送において、輸送時に発生するGHGを2022年度比でモニターあたり5%削減することを目指します。
年次結果まとめ(US)
FY2021(基準年) | FY2022 | |
---|---|---|
総輸送台数 [台] | 13,729 | 18,219 |
総輸送重量 [トン] | 126.723 | 181.238 |
総排出量 [kg-CO₂e] | 85,632 | 148,649 |
1台当たりの排出量 [kg-CO₂e] | 6.24 | 8.16 |
削減率 [%] | - | +30.8 |
2022年度考察
2021年度(基準年)比で30.8%の増加となりました。これは、USの陸路の排出原単位(kgCO₂e/トン-km)を変更したことによる影響が大きいと考えられます。今後は、より現実に基づいた原単位の選択などによる算出精度向上および、モーダルシフトや輸送効率化等により削減を進めていきます。
液晶モジュールは、製品を構成する材料の中で最もCO₂を排出する部品です。当社では、EPEAT登録製品に使用する液晶モジュールのサプライヤーの環境性能を厳しくチェックしています。 EPEAT 登録製品に使用される液晶モジュールのサプライヤーの環境パフォーマンス集計デー タは以下の通りです。 NC: Nonconformities(不適合) EIZO では、毎年サプライヤー調査を実施し、OHS の遵守状況を把握することでリスク分析を行っています。2022 年度の調査結果では、リスクが許容できないサプライヤーがなかったため、サプライヤー施設のデータは報告していません。
サプライヤーの環境パフォーマンス
液晶モジュールサプライヤーの環境パフォーマンスデータ(2022年)
労働安全衛生OHS)監査結果(2022年)
区分
NC数
NC率 (%)
クロージング率 (%)
リピートNC数
リピートNC率 (%)
a) 組織の状況を説明するOHS管理システム
0
0
NA
NA
NA
b) OHS方針、役割、責任、説明責任、権限を含むリーダーシップと労働者の参加
0
0
NA
NA
NA
c) リスクとハザードの特定と評価、および適用されるOHS法的要求事項の決定およびその他のOHS要求事項やリスク(それらに対処するための関連する行動や目標を含む。
0
0
NA
NA
NA
d) 人材の能力および意識、情報およびコミュニケーション、文書化された情報の提供。
0
0
NA
NA
NA
e) アウトソーシング、調達、請負業者、緊急事態への準備と対応、変更管理に適用される業務管理を含む、業務計画と管理。
0
0
NA
NA
NA
f) 内部監査、モニタリングと測定、分析と評価、マネジメント・レビューを含む業績評価。
0
0
NA
NA
NA
g) インシデント、不適合、是正処置、目標とプロセスの継続的改善
0
0
NA
NA
NA