京都大学医学部附属病院では2022年1月から、院内各所の電子カルテ端末用のモニターとして合計1510台のEIZOの23.8型モニターFlexScan EV2460が使われています。医療情報企画部副部長の山本豪志朗先生に導入に至った背景を伺いました。
医療情報企画部の主な業務内容を教えてください。
システムにどんな機能や
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京都大学医学部附属病院 医療情報企画部副部長・准教授 山本 豪志朗 先生 |
モニターの用途を教えてください。
患者情報を院内各所のEIZOモニターで確認
病院内では院内各所に患者さんに関わる業務が存在するため、各所で電子カルテが使われ、患者情報を常に確認できるようになっています。その電子カルテを表示するモニターとして、診察室はもちろんのこと検査室、事務室など院内のあらゆる場所で、計1510台におよぶ23.8型フルHD解像度(1920×1080ピクセル)のFlexScan EV2460を使用しています。
(写真は一部加工しています)
モニター導入の背景を聞かせてください。
院内業務の継続、モニターの安定稼働はその大前提
電子カルテはその可用性が損なわれると患者さんに関わる業務を停滞させてしまうため、電子カルテ端末およびその表示を担うモニターには、継続的・安定的な稼働が大前提になります。
当院では6年ごとに電子カルテを更新していて、そのタイミングでIT機器を更新します。前回の2016年の入替え時にも電子カルテ表示用モニターとしてEIZOの23.8型フルHD解像度、FlexScan EV2450(生産終了済み)を600台導入し、6年間の安定稼働を実現しました。
システムの保存を担っている運用者の立場からすると、モニターはできる限り高品質なまま運用できることが望ましく、EIZOは万が一のことが起こった場合には、ユーザーの身になったサポートを手厚くしてもらえることがありがたいです。
今回は前回の倍以上の台数のEIZOモニターを導入しましたので、これからの6年間、当院に更なる安定稼動をもたらしてくれることに期待しています。
(写真は一部加工しています)
発色よく、綺麗に、情報がしっかり読み取れる
検査画像を表示するモニターは、それ専用の高画質なEIZOモニターを放射線診断科で使っていますが、日常業務で使う電子カルテ用モニターにおいても、文字情報がしっかりと読み取れる、きちんと表示できるということは大事な要件です。EIZOのFlexScanモニターは、画面の発色性が良く、ムラなく綺麗に文字や画像情報を表示してくれます。
(写真は一部加工しています)
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京都大学医学部附属病院の放射線診断科でもEIZOモニターが使用されています。 |
京都大学医学部附属病院
今回採用されたEV2460以外に、医療情報企画部の山本先生のデスクでは業務および研究用に31.5型4K解像度モニターFlexScan EV3285と、27型WQHD解像度(2560×1440ピクセル)モニターFlexScan EV2780が使用されています。 |
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インタビューや病院職員様による写真撮影など、感染対策を行った上で作成しました。
導入製品
- 23.8型フルHD電子カルテ用モニター FlexScan EV2460