三木市民病院と小野市民病院が一つになり、兵庫県播磨地区北部の医療圏をカバーする北播磨総合医療センターでは、2013年10月からEIZOのRadiForce RX340が34台、RadiForce GX540が4台、RadiForce MX215が175台使用されています。放射線診断科部長の冨田先生にEIZOモニター導入の理由と効果についてお話を伺いました。 |
導入理由
ますます増えるカラー画像読影のためにはカラーモニターが必須
以前、読影室では、3メガピクセルのモノクロモニターRadiForce GS310を2台と19インチのカラーサブモニターを使用していました。近年、放射線読影医が診断するカラー画像は、3DCT画像、シンチグラフィ画像、PET-CTのフュージョン画像など、日々増加傾向にあり、カラーの医用画像は、19インチのサブモニター画面に医用画像アプリケーションを移動させて確認していました。 |
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導入効果
従来モニターより最小輝度が低く、石灰化などの確認に役立つ
RadiForce RX340を使用する現在、サブモニターにカラー画像を移動して確認するような面倒な作業は必要なくなりました。そのため、作業効率がアップし、満足しています。
今回導入したRadiForce RX340およびRadiForce GX540は、従来のモニターに比べ最小輝度を低く抑えることが可能になっています。特にRadiForce GX540は黒の締りは素晴らしく、石灰化などの発見に効果を発揮しています。
また、医用画像参照用モニターとして病棟や外来などに導入したRadiForce MX215は、階調特性がDICOM Part 14に準拠するように工場調整されていて、放射線診断科と各科とのコミュニケーションをとるためのツールとして必要不可欠になっています。 |
病院内の監視システムに採用したEIZOのFlexScanモニターも日夜活躍しています。 |
北播磨総合医療センター |