導入背景
モニターはフィルムと比較して遜色がないことを確認
フィルムレスでの運用を検討するにあたり、診断への影響を考慮し、モニターメーカーのデモンストレーション用の高精細モニターを取り寄せ、医師が納得できるよう、1ヶ月間にわたりフィルムとの比較・評価期間を設けました。その結果、多くの医師が、モニターはフィルムと比較して遜色がないということが確認できたので、フィルムレス運用へ移行する決断をしました。(高橋先生) | |
不具合時の対応力があるEIZOに決定
技師の立場からは、画質の担保と安定した画像供給体制の実現が命題でした。フィルム時代においては、フィルムの濃度管理とシャウカステンの輝度管理を技師が行うことにより、画像の質を担保してきました。モニター診断においても、モニターの表示状態によっては見え方が異なる可能性があることから、モニターの表示状態を管理し、画像の質を担保することが重要であると考えました。フィルムレスに移行するにあたり、当院では100台以上の高精細モニターの設置を予定していたため、集中して精度管理を行える仕組みが必要でした。 |
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MRI操作室 |
導入効果
微細な部分もしっかり見えるフィルムレス運用が始まり、モニター上で微細な部分もしっかりと確認ができる、と医師からの評判も上々です。画質評価は事前に行っていたため不安ではありませんでしたが、実際の運用において医師が安心して使用できると再確認でき、EIZO製品を導入したことに満足しています。(高橋先生) |
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診察室 |
安定した画像配信体制を確立
現在、技師が4人1組で週1回、15台/月のペースで、モニター品質管理ソフトウェアRadiCSを活用しモニター点検作業を実施しています。担当者を固定しないのは、モニター点検作業が技師の重要な業務であることを意識してもらえるようにするためです。さらに、ネットワーク品質管理ソフトウェア RadiNET Pro Liteを活用し、点検結果および表示状態を集中管理することで、安定した画像配信体制を確立しています。(齋藤様) EIZOのメンテナンスフリーに向けた更なる開発力に期待モニター品質管理の運用は検討時のイメージ通りにできています。今後は「メンテナンスフリー」に向けた更なる開発力をEIZOに期待します。技師は高精細モニターの他にも数多くの機器を管理しています。その管理者の立場からすると、モニター品質管理ソフトウェアなどの管理画面には、情報を分かりやすく表示してもらう必要があります。情報整理の精度をさらに向上してもらえると、管理業務をより効率化できると思います。(佐藤様) |
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手術室 |
青森県立中央病院 〒030-8553 青森県青森市東造道2丁目1-1 |
導入製品
- RadiForce
- RadiCS
- RadiNET Pro Lite
- FlexScan S1903-T