導入製品
使用場所:森村学園 コンピュータルーム
好奇心と探究心を目指したICT教育
森村学園 初等部では、児童一人ひとりの「今」をしっかり見つめ、「知」への探求や積極的な学校生活への参加を促すことで、個性をはぐくみ、社会性を養う教育を実践しています。教育の実践にあたっては、児童の純粋な好奇心から探究心や問題意識を引きだし、児童自らが考え、理解する喜びを繰り返し体験することを大切にしています。
森村学園 初等部のICT機器の導入にあたっては、児童の「なぜ?」「どうして?」を引きだし、学びの楽しさを実感できる授業の実現が目指されました。その実現のため、コンピュータ教室には、EIZOの大型タッチパネルを始めとしたICT機器が導入されました。
授業では、好奇心をもって機器に触れ、親しむため、ドローソフトを使ってモニター画面上に楽しく絵を描くことから始めます。インターネットでの調べ学習では、疑問に思った言葉を自ら進んで調べる習慣に加え、自然とローマ字の知識も身につきます。児童は直感的に操作ができるタッチパネルを巧みに操り、友だち同士で操作を教え合うなど、学びを通じた新しいコミュニケーションも生まれています。
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学びのためのICT機器選定
「森村の教育」の実践のため、ICT機器の選定にあたっては基本的な機能や性能はもちろん、児童の純粋な好奇心や探究心に応えることが重視されました。EIZOのタッチパネルの選定では、クリアな画質と表示の見やすさ、エルゴノミクスに配慮した設計が評価されました。特にユーザーの疲れ目に配慮した設計は、真剣に学び向き合う児童のために重要な選定ポイントとなりました。
管理者側にとっても、製品信頼性の高さから故障の発生が少なく、仮に故障などが発生した際でもメーカー側の充実した保証が用意されているため、授業への影響や運用の手間を抑えられるメリットがあります。タブレットを用いた授業と異なり、初めてICT機器に触れる初等部の児童も大きな画面でのびのびと操作ができ、友だちや先生など複数人で画面を見ながらの授業にも役立っているようです。
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森村学園 初等部
森村学園の創立者・森村市左衛門は、幕末から明治・大正期にかけて日本経済界を支えてきた実業家です。その功績は、ノリタケ、日本ガイシ、TOTO、森村商事など、さまざまな分野にわたる「森村グループ」諸企業の発展として今日も生き続けています。実業界に生きる一方で、人材育成に深く関心を持ったことから、日本女子大学・慶應・早稲田等の諸大学や北里研究所等の研究機関に積極的な資金援助を続けました。さらに晩年を迎えた1910年、「花をつくるより人をつくろう」との決意のもと、自宅の庭に自らが理想とする幼稚園と小学校を新設。これが森村学園の始まりとなりました。
・初等部のモットーは「しっかり学び、とことん遊べ」です。
小学生の「学び」は、将来の可能性を広げるための大切な基礎作り、「遊び」は、好奇心や探究心を育むと共に社会性を養います。
・この二つは子どもたちの健やかな成長にとって両輪をなすものです。
時代が進み、グローバル化が唱えられる昨今、「学び」の内容やスタイルが変化し、多様な価値観が生まれてもなお、現代に生きる私たちは必ず人間性という原点に立ち返ろうとします。
・100年を越える初等部教育活動の蓄積はたくさんのことを語っています。それらを礎として、これからも私たちは綿密な指導計画や教育研究を重ねていきます。創立者、森村市左衛門の願い、「社会に役立つ人を育てる」の実現に向け、「正直・親切・勤勉」の校訓の下、人を思いやり、自分で考え、自ら強い意志と行動力を持った森村っ子を、ご家庭と協力して育てていきたいと考えています。
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機器選定担当者
森下 清敬 氏
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導入製品
FlexScan T2351W-L
本事例の内容は取材当時のものであり、閲覧時点で変更されている可能性があります。ご了承ください。
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