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株式会社カラー 様

導入モニター

  • ColorEdge CG277、CG247
 

株式会社カラー

 『エヴァンゲリオン』シリーズの製作で知られる「株式会社カラー」には、ColorEdge CG277、CG247が導入されています。
 ColorEdgeの導入経緯や使用感について、制作部長兼プロデューサーの緒方氏、機材導入担当者であるシステムエンジニアの鏡氏にお話しを伺いました。

導入経緯について

株式会社カラー 取締役 制作部長/プロデューサー 緒方 智幸氏
株式会社カラー
取締役 制作部長/プロデューサー
緒方 智幸氏
  株式会社カラー システムエンジニア 鏡 洋祐氏
株式会社カラー
システムエンジニア
鏡 洋祐氏


 EIZOのColorEdgeについては、過去に制作用モニターとしてCG243Wを15台ほど導入しており、以前から信頼しています。今回のCG277、CG247の導入は、いつも最終カラーグレーディングをお任せしているポスプロの方の紹介がきっかけでした。

 当社の色基準としてきたマスターモニターが経年変化してきて、買い替えの時期がきていました。CG247は最終工程をお願いしているポスプロにも導入されており、両社で色が合うメリットを感じ、またマスモニのレベルまで信頼した色が出ると聞いて導入を決めました。

 作業工程のすべてを同じモニターで統一するのは理想ですが、作品都合などでそうもいきませんので、当社は色に近い最終工程から段階的な導入を行っています。まずは1台CG277を、2台CG247を導入しました。CG277は、当社内での最終工程である編集室に、CG247は、その手前の色指定を行っている工程と、編集に入れる前のコンポジットのところにそれぞれ置いています。加えて先日、CG247を1台、コンポジット業務に追加導入したところです。

コンポジットチームのCG247
■コンポジットチームのCG247
  編集室での厳密な色確認
■編集室での厳密な色確認
手前から3つ目のモニターがCG277

 

 制作にはモデリング等、再現色が大きく影響しない仕事もあり、ColorEdge以外のモニターも使用しています。経年変化により輝度が上がらなくなってきたモニターはそちらに回して、順番に入れ替えていくような運用をしています。   CGチーム
  ■CGチーム
CG243W使用の様子

EIZOモニターの導入後の使用方法・使用感

 導入は非常にスムーズで、ワークフロー全体で問題が起きることはありませんでした。過去のエヴァンゲリオン制作においては、ポスプロさんと当社を行き来して色確認に時間がかかることがありましたが、導入後の作品制作においては、微妙な色の濃淡変化があるものやビビットな色使いのものに関しても繊細に表現し、スムーズに色確認作業が進みました。

導入後の効果

 CG277、CG247は、キャリブレーションセンサー内蔵なので、管理が大分楽になりました。当社はシステム管理者2名で機材を管理していますが、以前は半年に1度編集室に持ち込み、1台ずつ外付けのセンサーを接続し、計40台ほど調整していました。1週間ぐらいかかりましたね。今は、200時間に一回、自動で再調整するように設定して運用していますので、大幅な時間短縮ができています。

 

■ご協力
株式会社カラー
ホームページ : https://www.khara.co.jp/
本事例は2015年6月に取材したものです

本事例の内容は取材当時のものであり、閲覧時点で変更されている可能性があります。ご了承ください。


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