カラーコレクションの基準となるリファレンスモニターとしてCG1を採用
画質の良さと内蔵キャリブレーションセンサーを高く評価

株式会社エクサインターナショナルは、映像制作・編集をはじめとする総合的な映像サービスを提供する企業です。1985年の創業以来、ポストプロダクション、映像資産のデジタル化(映像資産DX)・フィルムスキャン・画質補正・各種データ変換など多彩なサービスを通じて、テレビ・企業映像・配信コンテンツなどの制作・編集領域を支えています。
同社は2025年11月のオフィス移転を機に、制作環境を刷新。カラーコレクションおよび、カラーグレーディング業務の最終色調整用に30.5型HDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG1」を1台、制作用に27型と24.1型のColorEdgeを4機種、計17台導入いただきました。導入の経緯や導入後の使用感に関して、ご担当者に伺いました。

左:企画制作部 クリエイティブ課長代理 諸藤 亨 氏
中央:執行役員CTO マルチメディア部部長 寺田 浩 氏
右:企画制作部 クリエイティブ課長代理 木村 豊 氏
導入製品
ColorEdge PROMINENCE CG1(30.5型 4096×2160)1台
ColorEdge CG2700X(27.0型 3840×2160)7台
ColorEdge CG2400S(24.1型 1920×1200)3台
ColorEdge CS2740-X(27.0型 3840×2160)3台
ColorEdge CS2400S(24.1型 1920×1200)4台
モニター導入前の課題
- モニターの使用時間や性能にばらつきがあったため個人間で色のズレがあり、作業の手戻りが発生していた。
- リファレンスモニターの調整作業を外注していたため、別途費用や手間がかかっていた。

モニター導入後の効果
- ColorEdgeに統一したことでモニターの色を信頼でき、色のコミュニケーションが快適に。
- CG1の内蔵キャリブレーションセンサーを活用し、自社で調整を実施可能に。
業界で使われている安心感、メーカーは「EIZO一択」
今回のモニターの導入は、オフィス移転がきっかけです。長年使ってきたモニターはメーカーや性能、使用時間もさまざまな製品が混在していた状態で、色のズレが個人間でも発生し、確認作業に無駄が生じていました。「正しい色で見られる環境にしたい」という要望は社内の共通認識でした。そこで移転に合わせて「制作環境も一気に整えよう」という声が自然と生まれていました。
モニターの刷新にあたってメーカーの比較検討は行わず、EIZO一択でした。放送・映像関連での導入実績が豊富で、移転前からEIZOモニターを信頼して使用してきた経験からも間違いないと感じていました。また、放送・映像業界向けのリファレンスモニターとしてSDI対応モデルを展開していることも大きいポイントでした。業界向けのノウハウを持っているメーカーだという安心感は、現場にとって重要です。
カラーコレクションの「基準」となるリファレンスモニターCG1
リファレンスモニターCG1は、マルチメディア部に1台導入しました。マルチメディア部の主な業務は二次流通を主体としたフィルムデジタル化、レストア、リマスター、配信、データ変換、オーサリング業務です。CG1はフィルムデジタル化におけるカラーコレクションの最終色調整に活用しています。フィルムは昔のアニメ・映画・ドラマ等のアーカイブ素材を扱いますが、作品ごとに特性も色味も異なっているからこそ、デジタル化の仕上がりはクライアントの信頼に直結します。
CG1は画の質感が自然で柔らかい印象があり、作品のニュアンスに影響を与えません。ニュートラルな表示でカラーコレクションの「基準」として信頼できます。また、CG1導入のポイントはキャリブレーションセンサーが内蔵されていることです。キャリブレーション手順もシンプルなので外部の調整サービスに依存せず、自社で完結できる点は非常に大きいですね。HDR表示にも対応しているので、リファレンスモニターとして幅広く重宝しています。

カラーコレクションの「基準」としてCG1を採用
27型と24.1型のマルチモニター環境を標準構成に
映像制作、編集用途としてColorEdgeを17台企画制作部に導入しました。企画制作部はWeb・広告・企業映像を中心に、企画から編集・CGまで一貫で制作する部署です。多岐にわたる制作に対応できるよう、スタッフ一人ひとりに27型と24.1型のColorEdgeを組み合わせたマルチモニター環境を整備しました。
見込んでいた通りColorEdgeは画質や性能の面において優れている印象です。当社ではさまざまな媒体で使用される映像を制作していますが、表示できるカラーモードも充実しており、制作物に合わせてモニター前面のボタンで簡単に切替えられます。CGシリーズは内蔵キャリブレーションセンサーによって、誰でもシンプルな工程で正確に画面を調整可能です。

制作スタッフ1人ひとりに、ColorEdge 2台のモニター環境を整備
導入後は部内の色が揃ったことで、スタッフ同士で作品の画を共有しやすくなり、コミュニケーション面の快適さを感じています。別の席やフロアのモニターでも同じ色で確認できるので意思疎通がしやすく、この環境を実現できるColorEdgeを高く評価しています。

モニターをColorEdgeに統一したことで、色のコミュニケーションが快適に
今後は導入したColorEdgeの一元管理も視野に
将来的には「ColorNavigator Network」を活用したColorEdgeの設定や調整の一元管理を視野に入れています。経年変化に対するケアや、社内全体の色基準をネットワークでまとめて管理できればと考えています。モニターの使用感には満足していますので、EIZOには今後もその環境を整える運用サポートを継続いただきたいです。
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