ColorEdgeを使ったモニター画面と写真プリントのカラーマッチング手順

STEP1. 環境整備

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まず、カラーマッチングに適した環境を整えよう!【環境準備】

マッチングの第一歩は環境光の整備から

夜に室内の照明で、モニター画面と写真プリントをマッチングできたのに、日中に外光のもとで見ると、合っていないように見えた経験はないでしょうか?
プリントアウトした写真は、周りの光 (環境光)を反射して光が人間の目に入ることで、画像として認識されます。そのため、昼間の外光で見る場合と夜間室内照明で見る場合では光の色が違うためプリントの色 (反射される光)は異なって見えます。
ここで問題になるのは、モニターは環境光を反射するのではなく、それ自体が光を発していますので、環境光が変わっても発色はほとんど変わらず、プリントと比較すると双方の色の関係が違ってくるという事実です。


そこで、モニター画面とプリントをできるだけマッチングさせるための第一歩はプリントを見る部屋の環境光を整備することです。カラーマッチングに適した照明は、印刷の基準色温度5000K付近の「高演色光源」です。

一番望ましいのは部屋の備え付けの照明を変更することですが、それが難しい場合は、5000K、高演色光源のデスクライトを導入することで、手軽にプリントを見る環境を整えることができます。当社では、アクセサリ品で、LEDのデスクライトをご用意しています。

LEDスタンド


■EIZOアクセサリ
LEDスタンド

 

蛍光管の場合は、光色・波長を表すこの部分に以下の記載があるものが印刷物を確認する際に基準となる色温度5000K近辺に色設定されています。

FL20S・N-EDL ・N-EDL…演色AAA昼白色
・N-SDL…演色AA昼白色

 

「高演色光源」は、平均演色評価数(Ra)が高いことで判断できます。通常の電気店でも入手しやすいパナソニック(株)の「パルック」、東芝ライテック(株)の「メロウ」が商品名に含まれるシリーズの中にも平均演色評価数(Ra)の高い蛍光管があります。Raが90以上のものを選択することをおすすめします。

  • Ra(平均演色評価数)とは、基準光(自然光、太陽光)での見え方を100としたときの色の見え方の指数を表したもの。100に近いほど太陽光下での色に近く、演色性に優れる。

 

以下に、色温度5000K付近で平均演色評価数が高めの蛍光管のリストを掲載しています。導入する際の参考としてください。

参考:蛍光灯一覧(2018年1月現在) [PDF]

環境構築のためのその他のポイント

その他にも、カラーマッチングに適した環境を構築するためには、いくつか気をつけるポイントがあります。外光に影響されないように、カーテンやブラインドで外光を遮れるようにしましょう。また、モニター画面を外光に影響されずに見るために、ColorEdge専用の遮光フードを活用することも効果的です。
壁色は無彩色が望ましく、デスクトップ背景は無彩色のグレー色を推奨します。赤、緑、青などの含まれた写真などの奇抜な色彩は、色に目が慣れてしまい、正しい色の判断ができなくなるからです。

外光に影響されないようにする 光演色蛍光管入りの蛍光灯スタンド 遮光フード 壁面などは無彩色を心がける デスクトップの背景は無彩色のグレーがよい

EIZOアクセサリ 遮光フード

 

 

 

 

遮光フードの詳細はこちら

 

環境を整えたら、次は、モニターの調整です!【モニターの調整】


カラーマッチング手順一覧

  • 上の図の各項目をクリックして、前の手順へ戻れます。復習にお使いください。