USB Rev1.1とUSB Rev2.0とは何が違うのですか？

USB 2.0とは、これまでのUSB1.1の上位規格であり、USB Rev 1.1が備えている2つの動作モード（ロースピードモード／フルスピードモード）に加えて、データ転送速度が480Mbpsのハイスピードモードを追加したものです。これにより、たとえばハードディスクやCD-R/RW、MOのようなストレージ機器を高速で使用するような場合にも、USB1.1と比較して作業時間の短縮が実現します。なお、USB? 1.1とは100％互換性があります。
ただし、パソコンとUSB周辺機器を接続する場合、そのUSB周辺機器までの途中経路にあるUSBハブやケーブルも含めすべての機器がUSB 2.0対応（準拠）の場合にのみ、ハイスピード転送することができます。たとえば経路の途中にUSB1.1対応（準拠）の機器が含まれる場合には、自動的にロースピードかフルスピードに速度を落として転送を行うことになります。

以下OSのバージョンから、OS標準ドライバーがUSB2.0に対応しています。
● Winsows XP…Service Pack 1以降
● Windows 2000…Service Pack 2以降
● Mac OS X…10.2.8以降