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MacBook Pro (2018)と外部モニターを接続した際に、表示に滲みや色付きが生じる問題について

1. 概要

MacBook Pro (2018)と外部モニターを接続した際に、接続方法によっては表示に滲みや色付きが生じる場合があります。
 

2. 対象製品

Mac

MacBook Pro (15-inch, 2018)、macOS High Sierra (10.13)で問題を確認

  • 2017年以前のモデルでは問題ありません。

モニター

  • FlexScan EV3285、EV3237、EV2785、EV2780、EV2750、EV2456、EV2455、EV2451、EV2450
  • FORIS FS2735、FG2421

接続方法

  • USB Type-C接続
  • USB Type-C~DisplayPort変換接続

 

3. 原因

MacBook Pro (15-inch, 2018)と対象モニターをUSB Type-CまたはUSB Type-C~DisplayPort変換で接続すると、MacBook Pro (15-inch, 2018)の映像出力がYUV422フォーマットに切り替わってしまうことが原因です。
特にフォント表示において、輪郭などに滲みや色付きが目立つようになります。

■正常な表示

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■問題発生時の表示

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4. 対策

macOS Mojave (10.14)へのバージョンアップ

macOSをHigh Sierra (10.13)からMojave (10.14)にバージョンアップすることで、問題が解消することを確認しました。

 

macOS High Sierra (10.13)の設定変更

macOS High Sierra (10.13)を使用される場合は、macOSのフォント表示に関する設定を変更することで、症状を軽減できます。
「システム環境設定」>「一般」を開き、「使用可能な場合はLCDで滑らかな文字を使用」のチェックを外してください。
ただし本設定でシステムフォントの色付きは軽減されますが、各アプリ内のフォント表示には効果がありません。

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