対象機種:投影型静電容量(PCAP)方式のタッチパネル(FDF2182WTを除く)
1.概要
当社タッチパネルモニターのうち、投影型静電容量方式を採用したモデルには、Windows標準のタッチパネルドライバに加え、当社が提供する専用のタッチパネルドライバがあり、どちらで運用するかお選びいただけます。それぞれのタッチパネルドライバの特長は以下の通りです。
Windows標準のタッチパネルドライバ
Windows OSに標準で搭載されているタッチパネルドライバです。
ドライバのインストールは必要なく、モニターとパソコンをUSBケーブルで接続するだけでタッチ操作が可能です。
当社専用のタッチパネルドライバ
当社のタッチパネルモニター専用に設計されたタッチパネルドライバです。
ドライバのインストールが必要な反面、Windows標準ドライバでは使用できない各種機能を備えています。
両者の違いについては、下記表をご参照ください。
専用タッチパネルドライバ DMT-DD |
Windows標準ドライバ | ||
---|---|---|---|
対応OS | Windows 11/10/8.1/7/XP ※1 | Windows 11/10/8.1/7 ※1 | |
通信方式 | USB/RS-232C | USB | |
タッチパネルドライバのインストール | 必要 | 不要 | |
検出方式(動作モード) | マウスエミュレーション | タッチデジタイザー | タッチデジタイザー |
マルチタッチ操作 | × | ○ ※2 | ○ |
マルチモニター | ○ | ○ ※2 | × |
タッチ音の出力 | ○ | ○ | × |
アプリケーション上の描画 | ○ | △ ※3 | △ ※3 |
- ※1機種によって対応状況が異なりますので、各製品のスペックをご確認ください。またサポートを終了したOSも含まれます。
- ※2Windows XPを除く。
- ※3マウスエミュレーションで設計されたアプリケーション上ではタッチ操作が認識されない場合があります。
FDF2182WTのドライバについては取扱説明書をご覧ください。
2.入力方式について
タッチパネルモニターの入力方式は、下記の2種類の方式が存在します。
タッチデジタイザー
スマートフォンやタブレットと同様、フリックやピンチイン/アウトといったマルチタッチを可能にする方式です。タッチ操作時にマウスカーソルが表示されず、独自の描画処理を行います。
例)右クリック操作時
マウスエミュレーション
マウス操作を模倣(=エミュレーション)する方式です。タッチ操作の際、マウス操作と同様の認識、描画処理を行います。
3.ダウンロード
当社専用のタッチパネルドライバはこちらからダウンロードください。