先端の医療に、先端の映像ソリューションを。
“For the Patient” を旗頭に、治療困難な脳神経疾患に対する最新の外科的治療を実践する京都大学医学部附属病院脳神経外科。高度な術中モニタリングを駆使して意識覚醒下に行う脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術は、同科が得意とする領域のひとつです。
こちらの手術室に2014年、EIZOの手術室向けソリューションが採用されました。EIZO製品がどのように活用されているか、荒川芳輝助教にお聞きしました。
導入背景
なぜEIZOの手術室向けソリューションを導入したのですか?言語・運動関連領域に存在する脳腫瘍(グリオーマ)を摘出する覚醒下手術では、複数の医療画像を同時に表示させ、情報を統合することで安全な手術が可能となります。こうした手術支援に非常に適していることから、LMM0801などEIZO手術室向けソリューションを導入しました。 |
選定理由
|
数あるメーカーの中から、EIZOを選択した理由を教えてください。
一番の決め手となったのは、LX470Wのレゾリューションです。顕微鏡や内視鏡のハイビジョン画像を忠実に描写でき、MRIやCTなどのDICOM画像の階調再現性にも優れています。 |
運用方法
手術中、どのようにLMM0801とRadiForce LX470Wを使っていますか?
顕微鏡カメラ、術野カメラ、ベッドサイドカメラ、ナビゲーションシステム、生体情報などの映像をLMM0801に集約し、LX470Wに4~6画像を統合して表示しています。同時に表示映像をレコーディングシステムに送って記録しています。 |
画像の配置やサイズは |
|
京都大学医学部附属病院
〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/
導入製品
複数の映像を集約し、手術者の好みに合わせて大画面上に映像を配置する信号配信マネージャー
|
映像の呼び出しや配置が簡単に遠隔操作できるLMM0801用のタッチパネルコンソール
|
手術時に参照するレントゲン画像や内視鏡画像の表示を1台で実現する手術室向け大型モニター
|