導入製品:
EIZOモニターが、消防艇とともにドイツの海を守る
ドイツ北東部にあるRostock市で、「Albert Wegener」という消防艇が2018年10月から稼働している。もともと救助艇として使用されていたが、操舵室やエンジン、消防設備が新装・改装され、消防艇として蘇った。Rostock港やその沿岸で人命救助や消火活動などに用いられている。
この消防艇の操舵室に、EIZOの19型タッチパネルモニターDuraVision FDS1904Tが5台導入された。電子海図や航海関連情報、船内の各種設備の稼働状況、船内外カメラ映像の表示用モニターとして、昼夜問わず稼働している。
FDS1904Tは、船舶用の19型タッチパネルモニターであり、ECDIS(電子海図表示システム)やレーダー、航海機器の情報表示に関する認証を取得している(IEC61174、IEC62288、IEC62388)。また、航海機器に求められる耐熱や耐震、耐ノイズの規格にも適合(IEC60945)。船舶用機器として安心して使える。
レーダーや電子海図の表示 |
各設備の稼働状況、船内・船外カメラの監視映像 |
電子海図の表示 |
なぜAlbert WegenerにEIZO製品が選ばれたのか?消防艇の改装プロジェクトを指揮した消防小隊長のRonny Mönck氏がその理由を語ってくれた。「まず船舶用モニターを提供するメーカーとしての実績だ。また、FDS1904Tの画質や視野角の広さはもちろんのこと、ファンレスのため稼働時のノイズが驚くべき小ささだったことが決め手だ。3年保証による安心もある。」
今日もAlbert Wegenerの任務をEIZOモニターが支えている。