導入製品:
監視映像のセットアップが120分から30分に短縮
多忙な医療センターを支える監視ソリューション
Kindred Health Transitional Care and Rehabilitationは、アメリカ・インディアナ州にある介護施設兼リハビリテーションセンターだ。特に短期間のリハビリテーションや病院と家庭の懸け橋となる長期間の治療を専門としている。
課題
EIZOのIPモニターを導入する前は、2か所のナースステーションで、乱雑なケーブル配線で十分なPC容量のないIT機器を使用していた。看護師は、患者に接する時間が長いため、従来の複雑な機器では、廊下や駐車場、玄関で、怪我につながるような状況を十分に監視することはできなかった。ナースステーションから施設内のすべてを監視することが喫緊の課題だった。
課題の解決
同院はEIZOのIPモニターDuraVision FDF2304W-IPをナースステーションに導入。FDF2304W-IPは、PCやソフトウェアなしに、IPカメラが接続された監視映像のネットワークに直接接続できる。
FDF2304W-IPを導入後、看護師や事務員は最大16のカメラ映像をナースステーションから見られるようになった。業務中よく移動するので、部屋のどこからでもはっきりとした画像を見られるのは便利だ。また、停電からの復旧時も自動で電源が入り、映像を表示する。特別な設定や操作が不要なEIZOのIPモニターソリューションをすっかり気に入っている。
かんたんかつスピーディーなセットアップ
FDF2304W-IPは1台でIPのデコーディングから映像表示まで可能なので、情報システム部門の特別なサポートがなくても、ネットワークにかんたんに直接接続できる。従来必要だった、PCや取付け金具、Windowsのアップデート、セキュリティソフトウェア、ビューワー、ライセンス管理など煩わしい取付けや設定、管理がすべて不要になった。
SafeCare Areaの管理者Cody Bracken氏は、導入や設定のかんたんさをこう語る。「使いやすい設定メニューや操作アイコン、詳細な取扱説明書のおかげで、FDF2304W-IPをセットアップするのは非常にかんたんだった。設定メニューではすべてが詳細に説明されており、セットアップ全体から個別の設定まで、見ればすぐにわかった。現場スタッフの要望に沿った表示レイアウトもかんたんに設定できた。」
従来のPCを使った映像表示機器のセットアップに90分~120分かかっていたが(Winows Update次第で更にかかることもある)、FDF2304W-IPは開梱からIPカメラの映像表示までわずか30分未満ですべて完了した。
セットアップの時間が短縮でき、ハードウェア、ソフトウェア、ライセンスの設定・操作・管理の手間も省けるので、FDF2304W-IPはナースステーションのような多忙な環境では効率の高いソリューションだ。