産業用途

EIZO株式会社 生産工場

工場内の「見える化」を実現、EIZOのIPソリューション

 石川県白山市にあるEIZOの本社は、製品の企画、開発、品質保証、生産、アフターサポートまで、ものづくりのすべての工程を備えています。EIZOは、この自社一貫体制で、世界中のユーザーに高品質な製品をお届けしています。
 主力製品である液晶モニターや映像機器を生産する工場では、自社製品であるIPモニター/IPデコーディングボックスを導入。工場内各所に設置したIPカメラ映像をモニターに表示することで、生産工程の監視や安全確認を行っています。
 工場内をリアルタイムに「見える化」することで、なにが変わったのか、IPモニター/IPデコーディングボックスの導入効果や導入メリットを紹介します。
工場を併設したEIZO本社
 工場を併設したEIZO本社

 

 

課題1

入室制限のあるクリーンルーム内の様子が見えない

導入効果

作業者の安全を常に確認できる

外から見たクリーンルーム
外から見たクリーンルーム
クリーンルーム内での作業
クリーンルーム内での作業

 

 EIZOの生産工場には、産業用途向けのタッチパネルモニターなどを生産しているクリーンルームがあります。この部屋はISO 14644-1の最高ランクであるClass 1の厳しい条件を満たしています。清浄度を保つため、作業に従事する少数の作業者のみが入室しており、以前は、クリーンルームの外にいる管理者が容易に作業者の安全確認、作業の進捗確認を行うことができないという課題がありました。
 そこで、生産管理を行う事務所内に大画面46型のIPモニター「FDF4627W-IP」を壁掛け設置。管理者が作業者の安全や作業の進捗を常に確認できるようになりました。

※ ISO 14644-1 Class 1の条件:1㎥に含まれる0.1マイクロメートルの浮遊微粒子、浮遊微生物が10個以下

生産管理を行う事務所内に設置した大型IPモニター
生産管理を行う事務所内に設置した大型IPモニター

 

 運用者の声

  運用者の声
製造部製造1課 
リーダー 若林 由香
 

 
多品種少量生産を行う場合、作業者が従事する場所を日々変更して生産しています。誰がどの作業を行っているかはあらかじめデータで確認していますが、リアルタイムに映像で作業従事者の様子を確認できることで、瞬時に確実にそれを把握できます。クリーンルームは簡単に見に行ける場所ではないため、作業の進捗度も映像を通して把握でき、工程管理に役立っています。  

 

 





 

 

課題2

作業管理者が前工程の作業進捗を確認しにくい

導入効果

前工程の滞留状況を確認できる

 AIを駆使して自動化した最新の生産工程では、省人化を実現しており、通常は人員を配置していません。そこで、人による検査・作業が必要となる次工程にIPモニターを設置し、前工程の様子を常に目視で確認できるようにしています。また、組立・検査・梱包のそれぞれの工程が複数階にわたるため、別の階で行われている前工程を映像で簡単に確認できるようにしています。
 作業管理者は、前工程が正常に稼働しているかどうかを簡単に確認できることで、生産品の滞留状況などを考慮しながら適切な人員配置を行うことができ、生産効率向上につながっています。
 

自動化された最新の生産工程
自動化された最新の生産工程

 

自動で行われる前工程を確認しながら 作業を進めている
自動で行われる前工程を確認しながら
作業を進めている
設置階の違う作業工程からも 生産ラインの様子を確認
別の階にある作業工程からも
生産ラインの様子を確認

 


 

 

課題3

無人の作業工程の稼働状況を、管理者や作業従事者が把握しにくい

導入効果

無人の工程を見える化し、省人化と安全稼働を両立

 当社工場では近年DXを推進しており、AI等を駆使した自社開発の自動検査システムをモニター生産工程に採用しています。

EIZOモニターの生産工程

※一定時間通電し、安定稼働を確認する工程

 

 検査は、無人の暗室で行われるため、作業者が入室し常にそれを見守ることはできません。そこで、検査室内にIPカメラを設置し、検査室の外にある生産ラインに大画面31.5型4Kモニターを壁掛け設置。IPカメラとIPデコーディングボックス「DX0211-IP」をLANでネットワーク接続することで、モニターに常に検査室内の映像を表示しています。EIZOのIPソリューションを活用した定常監視が異常の早期発見、工程の安全稼働につながっています。

生産ラインに壁掛けした大型モニター 生産ラインに壁掛けした大型モニター
生産ラインに壁掛けした大型モニターで無人の検査室内の様子を確認できる

 

 導入担当者の声

  導入担当者の声
製造部生産技術1課 
係長  安川 慎一
 

 
アナログカメラソリューションを導入していた頃は、広い工場内を配線するための工事が大がかりとなり苦労しました。当社工場はここ数年で大きく進化しており、IPソリューションは、生産工程を進化させる過程の中で段階的に導入しました。
当社のIPモニター/IPデコーディングボックスは、既存の工場に『見える』という価値を容易に加えることができるソリューションです。PCを用意する必要がなく、カメラとLANケーブルで接続するだけで表示できるため、自社製品ながら、その利便性は非常に高いと感じています。
 

 

 

EIZOのIPソリューションの特長

(1)モニターとIPデコーダが一体化

EIZOのIPモニターは、モニターとIPデコーダが一体化した製品です。IPカメラとLANケーブル・ハブのみで直接接続でき、最大32台までのカメラ映像を1画面に表示できます。PCなどの周辺機器を用意する必要がないため、省スペースかつシンプルな配線を実現し、壁掛け設置もしやすくなります。

※ DX0211-IP、FDF2711W-IPのみ。FDF4627W-IP、FDF2304W-IPは最大16台まで同時表示

(1) モニターとIPデコーダが一体化


(2)モニターを選ばないボックスも用意

IPモニターの機能をボックスに集約させたコンパクトなIPデコーディングボックス「DX0211-IP」を用意。DX0211-IPを使えば、用途に応じた任意のモニターをIPモニター化することができます。(2) モニターのサイズを選ばないボックスも用意
モニターの背面にDX0211-IPを取付けて壁掛け設置できるまた、モニターの背面にDX0211-IPを取付けて壁掛け設置できる専用取付け金具をアクセサリで用意しており、EIZOの生産工場のように、すっきりと省スペースに壁掛け設置できます。



 

(3)モニターの増設が容易
複数のモニターを同じネットワーク上に設置できるため、複数拠点での監視用途にも有効です。IPモニター/IPデコーディングボックスをLANでハブにつなぐだけで接続可能なので、増設も容易です。

(3)モニターの増設も容易

IPソリューションの詳細はこちら

 

 

 

導入製品

DuraVision  DX0211-IP
46.0型IPモニター
 

製品ページへ

DuraVision  DX0211-IP
23.0型IPモニター
 

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DuraVision  DX0211-IP
IPデコーディングボックス
31.5型4KモニターFlexScan EV3285と接続

 製品ページへ

 

 

EIZOの生産工場では、自社のIPソリューションを活用して工場内を「見える化」することで、 作業者の安全を守り、高い品質を担保した製品を効率よく生産することに役立てています。

 

~EIZOは製造現場のニーズに合ったご提案をいたします~

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本事例の内容は取材当時のものであり、閲覧時点で変更されている可能性があります。ご了承ください。


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