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産業用途

EIZO株式会社 生産工場

 

 EIZOは、石川県に3か所(白山市本社、羽咋市、七尾市)自社工場を持ち、基板の生産から、製品の組立て、調整、検査、梱包まで、ものづくりのすべてを一貫して自社で行っています。生産している製品は、多品種の液晶モニターに加え、映像システム機器、超高感度カメラまで多種多様です。これらの幅広い製品を高い品質で、効率よく生産できるように、常に設備投資や改良を行っています。近年はDXを推進、自動で調整や検査を行うシステムを導入し、省人化も実現しています。

 EIZOの工場では、設備・装置の安全稼働や効率化に高品質の自社モニターが欠かせません。例えば、設備・装置の制御に各所で「タッチパネルモニター」を活用しています。また、生産工程の監視や作業者の安全確認に「IPモニター/IPデコーディングボックス」を活用しています。

 

工場を併設したEIZO本社
工場を併設したEIZO本社


 

EIZOのタッチパネルモニターで 作業効率化、自動化を推進

EIZOのタッチパネルモニターで作業効率化、自動化を推進
 

工場でのタッチパネルモニターの活用

EIZOのタッチパネルモニターの強み

 

EIZOのIPソリューションで 工程の遠隔監視や安全確認が容易に

EIZOのIPソリューションで工程の遠隔監視や安全確認が容易に
 

工場でのIPソリューション製品の活用

課題1 無人の作業工程の稼働状況を、管理者や作業従事者が把握しにくい

課題2 入室制限のあるクリーンルーム内の様子が見えない

課題3 作業管理者が前工程の作業進捗を確認しにくい





工場でのタッチパネルモニターの活用

 2021年に導入した基板を自動で検査する設備には、21.5型のタッチパネルモニターDuraVision FDF2182WTが複数台、その制御操作に使用されています。タッチパネルの使用により生産効率向上と安定稼働を実現しました。

タッチパネルモニター活用   タッチパネルモニター活用


EIZOのタッチパネルモニターを工場に導入する効果を、導入担当者に確認しました。
 

導入効果

<作業時間削減>画面を見て直感的にすばやく作業できる

タッチパネルは、マウス・キーボードを設置するスペースを削減できるほか、複数のツールを使用する工程においても、適したサイズのモニターを導入することで、各種操作を効率よく進行することができます。

 

導入効果

<操作性のよさ>手袋をはめていても操作が可能

手袋で操作可能なタッチ方式のモデルや前面が防塵・防滴のモデルもあり、用途に適したモデルを選択することができます。

 

導入効果

<長期信頼性>安心して24時間連続使用できる

基板の生産を行う工場は24時間稼働しています。当社のタッチパネルモニターは、ほとんどのモデルが24時間連続使用を保証しており、安心して導入できます。



 (左):モニターの調整工程において、調整用の社内ソフトウェアを制御するために、17型のタッチパネルモニターDuraVision FDS1721Tを使用しています。(右):工程指図書を表示するモニターには、ベゼルレスモニターFlexScan EV2460を上下に並べて設置。頻繁に生産モデルを変更する多品種生産に沿う生産スタイルを確立しています。

タッチパネルモニター活用   タッチパネルモニター活用


 ロボットやAIを活用した自動化を進める調整・検査工程においても、複数箇所に自社のタッチパネルモニターを採用しています。進捗の見える化を行うことで、効率化を図っています。

タッチパネルモニター活用
AIを導入した自動調整工程

 

タッチパネルモニター活用
ロボットを活用した自動検査工程

 


EIZOのタッチパネルモニターの強み


●信頼の国内自社一貫生産

信頼の国内自社一貫生産

石川県の本社工場クリーンルームで1台1台、丁寧に生産

●安心のアフターサポート

安心のアフターサポート
24時間連続使用において3年間を標準で保証(一部機種を除く)。期間中は修理に関する費用は無償です。また、保証期間の内外を問わず、修理期間中は、貸出機を無償でお貸出し。最長7年の保守契約も用意しています。


●タッチ方式/サイズ/バリエーションが豊富

マルチタッチなど操作性が高い「投影型静電容量(PCAP)方式」から、傷に強く多彩な入力方法に対応した「超音波表面弾性波(SAW)方式」、厚手の手袋でも操作可能な「アナログ抵抗膜方式」までの3つのタッチ方式を用意。また、豊富なサイズ・キャビネットバリエーションを用意しています。
タッチパネルモニター活用
 


 


工場でのIPソリューション製品の活用

 EIZOでは、最大32台までのIPカメラ映像をネットワーク経由で直接表示、切替え操作ができる「IPモニター」と、IPモニターの機能をボックス型に集約させ、映像信号にデコードすることで大型モニターなどに表示できる「IPデコーディングボックス」を用意しています。
機器構成例


当社工場では、自社のIPソリューションを工場内各所で活用しています。以下に、3つの導入前の課題と導入効果を紹介していきます。
 

課題1

無人の作業工程の稼働状況を、管理者や作業従事者が把握しにくい

導入効果

無人の工程を定常監視し、省人化と安全稼働を両立


EIZOモニターの生産工程
 一定時間通電し、安定稼働を確認する工程

 

 当社工場では近年DXを推進しており、AI等を駆使した自社開発の自動検査システムをモニター生産工程に採用しています。
 検査は、無人の暗室で行われるため、作業者が入室し常にそれを見守ることはできません。そこで、検査室内にIPカメラを設置し、検査室の外にある生産ラインに大画面31.5型4Kモニターを壁掛け設置。IPカメラとIPデコーディングボックスをLANでネットワーク接続することで、モニターに常に検査室内の映像を表示しています。EIZOのIPソリューションを活用した定常監視が異常の早期発見、工程の安全稼働につながっています。




 

生産ラインに壁掛けした大型モニターで無人の検査室内の様子を確認できる

 

 導入担当者の声

  導入担当者の声
製造部生産技術1課 
係長  安川 慎一
 

 

アナログカメラソリューションを導入していた頃は、広い工場内を配線するための工事が大がかりとなり苦労しました。当社工場はここ数年で大きく進化しており、IPソリューションは、生産工程を進化させる過程の中で段階的に導入しました。
当社のIPモニター/IPデコーディングボックスは、既存の工場に『見える』という価値を容易に加えることができるソリューションです。PCを用意する必要がなく、カメラとLANケーブルで接続するだけで表示できるため、自社製品ながら、その利便性は非常に高いと感じています。

 


 

 

 

課題2

入室制限のあるクリーンルーム内の様子が見えない

導入効果

 

作業者の安全を常に確認できる

外から見たクリーンルーム
外から見たクリーンルーム
  クリーンルーム内での作業
クリーンルーム内での作業

 

 当社工場には、タッチパネルモニターなどを生産しているクリーンルームがあります。この部屋はISO 14644-1の最高ランクであるClass 1の厳しい条件を満たしています。清浄度を保つため、作業に従事する少数の作業者のみが入室しており、以前は、クリーンルームの外にいる管理者が容易に作業者の安全確認、作業の進捗確認を行うことができないという課題がありました。
 そこで、生産管理を行う事務所内にIPモニターを壁掛け設置。管理者が作業者の安全や作業の進捗を常に確認できるようになりました。

※ ISO 14644-1 Class 1の条件:1m3に含まれる0.1マイクロメートルの浮遊微粒子、浮遊微生物が10個以下

生産管理を行う事務所内に設置した大型IPモニター
生産管理を行う事務所内に設置した大型IPモニター

 

 運用者の声

  運用者の声
製造部製造1課 
リーダー 若林 由香
 

 

多品種少量生産の場合、作業者が従事する場所を日々変更して生産を行います。誰がどの作業を行っているかはあらかじめデータで確認していますが、リアルタイムに映像で作業従事者の様子を確認できることで、瞬時に確実にそれを把握できます。クリーンルームは簡単に見に行ける場所ではないため、作業の進捗度も映像を通して把握でき、工程管理に役立っています。

 

 

 





 

 

課題3

作業管理者が前工程の作業進捗を確認しにくい

導入効果

前工程の滞留状況を確認できる


 AIを駆使して自動化した最新の生産工程では、省人化を実現しており、通常は人員を配置していません。そこで、人による検査・作業が必要となる次工程にIPモニターを設置し、前工程の様子を常に目視で確認できるようにしています。また、組立て・検査・梱包のそれぞれの工程が複数階にわたるため、別の階で行われている前工程を映像で簡単に確認できるようにしています。
 作業管理者は、前工程が正常に稼働しているかどうかを簡単に確認できることで、生産品の滞留状況などを考慮しながら適切な人員配置を行うことができ、生産効率向上につながっています。

自動化された最新の生産工程
自動化された最新の生産工程

 

自動で行われる前工程を確認しながら 作業を進めている
自動で行われる前工程を確認しながら
作業を進めている
  設置階の違う作業工程からも 生産ラインの様子を確認
別の階にある作業工程からも
生産ラインの様子を確認




EIZOの生産工場では、自社のIPソリューションを活用して工場内を「見える化」することで、作業者の安全を守り、高い品質を担保した製品を効率よく生産することに役立てています。
 


 

DuraVision タッチパネルモニター

DuraVision IPソリューション

 


~EIZOは製造現場のニーズに合ったご提案をいたします~

導入に関するご相談やお見積り依頼など、お気軽にこちらにお問合せください。

 

本事例の内容は取材当時のものであり、閲覧時点で変更されている可能性があります。ご了承ください。


導入事例
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