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金融

三井住友銀行 市場営業部門 様

 

三井住友銀行 市場営業部門

 

FlexScan EV2450 × 1,000台導入

 2015年7月に三井住友銀行東館が完成、その新社屋に三井住友銀行市場営業部門が移転し、移転に伴う設備の入れ替えで、EIZOモニターを1,000台導入いただきました。
 今回、同行の市場営業部外貨デリバティブトレーディンググループの田中健介グループ長にEIZOモニターの導入の経緯や導入後の使用感について伺いました。
三井住友銀行東館

 

三井住友銀行 市場営業部門
三井住友銀行 市場営業部
外貨デリバティブトレーディンググループ
田中健介 グループ長
   今回EIZOモニターを導入した市場営業部門では、一般的にディーリングルームと呼ばれる場所で使用しています。市場営業部門ではお客様向けの相場情報提供や、外国為替を中心とした金融関連商品の取引に係る取次を行うカスタマー業務と、貸金や債券投資、預金や債券発行などの銀行全体のバランスシートに関わるバンキング業務、そして相場と向き合い、個々のディーラーがポジションを取って収益を上げるトレーディング業務の、主に3つの業務を行っています。その中で私はトレーディング業務に携わっています。

 トレーディング業務は世界中の市場がターゲットですので、シドニーの為替市場に合わせた日本時間で月曜日のAM2時~アメリカの債権・株式・為替市場に合わせた土曜日のAM8時までの間、24時間体制で業務を行っています。
 相場の変動に対して瞬時に対応する為に、業務中は集中してスクリーンを凝視することが多く、これまでは非常に目が疲れていました。

 

EIZOモニターは1枚の絵のようにビシッとしていて見やすい

三井住友銀行 市場営業部門


 以前は17インチスクエアのモニター3 ~ 4面で業務を行っていました。その環境ではモニター全体で表示できる情報量が少なかったため、一目で情報を理解することが困難でした。
 今回フルHDのモニター6面という環境になり、表示できる情報量が多くなったことに加えて、モニター周囲のフレームがないことから、モニター間の視点移動が容易になったため、情報を理解しやすくなりました。また、画面がクリアなこともあり、とにかく見やすいです。

 モニターの画面の明るさやブルーライトカットモードなど調整項目が多く、また、それぞれの調整項目が操作しやすいことも便利です。長時間使用するということもあるのか、私を含めて、各自使いやすいように設定の変更をしています。

 当行では、セキュリティの観点から、離席時には画面が見えなくなるようにスクリーンセーバーやエコモードに入るようにしていますが、相場が動いた際に即復帰できるように、エコモードからの復帰の早さも重視しています。PCの性能面もありますが、以前のモニターより復帰が早くなったというのも嬉しい点です。
 また、従来まで使用していたモニター対比でEIZOモニターは安定していて、にじみやゆらぎ、ちらつきがなく「スクリーンが1枚の絵のようにビシッとしている」ので非常に見やすいです。
 

イニシャルコストだけではなく、ランニングコストも考えて選定

 新社屋移転に伴うディーリング機器刷新にあたり、長時間画面と向き合うという仕事柄「にじみやちらつきが少なく大画面」という軸で新規モニター導入を検討していました。各社の製品を比較する段階でEIZOから新製品が出るということを知り、早速デモ環境を整備して実際に他社製品との使用感を比較してみました。
 比較する中で、モニターが見やすいだけでなく、額縁が非常に狭く複数のモニターをつなぎ目なく使用できるという点で、ユーザーには好評でした。
 さらに「5年間保証」という点も安心でした。以前使用していたモニターは1年間で保証が切れてしまうため、保守用のモニターを何台かもたなければいけませんでした。今回の導入では、イニシャルコストだけではなく、消費電力や修理費といったランニングコストも考えて選定しています。
 検討時にさまざまなモニターを見ましたが、比較表を作るまでもなく、EIZOモニターが良かったです。
 

以前より画面を見続けることが楽になっている

 以前より◯%効率アップのような具体的な数字は出しづらいですが、画面が見やすくなったことで、瞬間的に取れる情報が非常に多くなり、情報が探りやすくなりました。トレーディング業務は万事反応の早さを求められる業務なので、ディーラーとして効率アップしていると非常に効果を感じています。
 EIZOモニターを導入してから長時間使用時に画面を見続けることが以前より楽になっていて、目の疲れが確実に少なくなったと感じています。

 

■ご協力

三井住友銀行 市場営業部門
ホームページ:http://www.smbc.co.jp/

 

導入製品

本事例の内容は取材当時のものであり、閲覧時点で変更されている可能性があります。ご了承ください。


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