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文教

大分県立工科短期大学校 様

導入製品


使用場所:大分県立工科短期大学校 情報処理室及びCAD室

導入検討

導入検討 大分県立工科短期大学校は職業能力開発を目的とし、即戦力となる人材教育に力を入れている。そのため、ワークステーション等の設備は常に最新のものを導入するようにしている。また地元企業からの様々なニーズに応えるべく、各種技能向上セミナー等も積極的に行っている。こうして学生のみではなく一般の方も使用する施設ではあったが、CAD等の授業に使用する教室は、講義に用いる画面表示がプロジェクター1台のみとなっており、後方席などから画面が見えづらいといった問題を抱えていた。

 そこで情報処理室/CAD室のシステムの更新に合わせて、中間モニターのシステム導入について検討を始めた。当初は分配器と長距離伝送ケーブルを用いたシステム構築を検討していたが、無線LANでの代用が可能であるという提案を受け、実機によるデモンストレーションや、教室後方における無線LANの電波状態の確認等を実施。事前に万全の準備を行うことでトラブル無くスムーズに導入を進めることができた。

潜在的なニーズの掘り起こし

潜在的なニーズの掘り起こし 無線LANを用いた中間モニターシステム構築のメリットは、導入の際に早速感じることができた。OAフロアのパネルを開ける作業や、煩雑なケーブリングも不要であったことから、少ない工数で短工期の設置が行えた。また従来生徒数が多い授業は、2つの教室で別の先生が同じ内容の授業を行っていたが、今回の無線LAN型のシステム導入に伴い、2つの教室の中間モニターに同じ映像の配信が可能になった。これにより2教室を使った同時進行の授業が可能になり、よりスムーズで効率的な授業運営を実現した。こうして、無線LAN型を用いたシステムの構築により、潜在的なニーズを引出し、当初検討していた分配器を用いたシステムでは実現できなかった問題解決するに至った。
 

大分県立工科短期大学校

大分県立工科短期大学校大分県立工科短期大学校は、大分県産業界で活躍する優秀な工科系人材を教育訓練する短期大学校として、平成10年4月に開校。高度な技術と技能を併せ持つ 実践技術者を育成し、1000名を超える即戦力の職業人を社会に送り出してきました。就職率100%を毎年ほぼ達成し、今日に至っています。"魅力あふれ る工科短大"として、企業が求める技術力と人間力を併せ持つ人材を育成するため、現在「3系7コース制」の教育訓練体制を取っています。そして、"小さく てもきらりと輝く存在感あふれる大学校"を目指し、教職員全員が学生の教育訓練に全力で取り組んでいます。技術者として地域産業の発展に貢献し、さらに は、世界へ飛躍しようと志す若者にとって、本校は理想的な学習の場であることを確信しています。

     

 

中畑 和 氏
電気・電子システム系 講師
中畑 和 氏

 

導入製品

本事例の内容は取材当時のものであり、閲覧時点で変更されている可能性があります。ご了承ください。


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