330台のUSB Type-C対応モニターが学習効率の向上に貢献
機能性や目にやさしい設計を評価しEIZOモニターを継続採用
北見工業大学は、日本の国立大学としては最北に位置し、「自然と調和するテクノロジーの発展」を目指し、最北の地における「知の拠点」としてカーボンニュートラル、冬季スポーツ、環境防災等の研究が盛んに行われている大学です。
2016年からEIZOモニターを活用されている同校では、2021年から2022年にかけて、新たにUSB Type-Cに対応した23.8型モニター「FlexScan EV2480」を270台、「FlexScan EV2480-Z」を60台導入いただきました。導入までの経緯や導入後の使用感を、ご担当者に伺いました。 |
北見工業大学 工学部情報通信系 情報処理センター教授 センター長 升井 洋志氏 |
学生の目にやさしいEIZOモニターで学習効率を向上
2021年から2022年にかけて、情報処理演習室に270台とBYOD教室に60台、計330台のEIZOモニターを導入しました。
情報処理演習室では、もともと23.0型フルHD解像度のEIZOモニターを使用していましたが、今回23.8型フルHD解像度のEV2480を新たに導入しました。EIZOモニターを導入して実感している大きなメリットは、高画質で目にやさしいことです。EV2480はIPS方式のパネルを採用しており、見る角度による輝度や色の変化が少なく、クリアに見えます。この特長は学生や教員が、1つのモニターを一緒に見ながら情報交換するときに便利ですし、工学部の授業等でCAD図面を描いたり、参考資料となるグラフィックスを表示したりする際に、画面を信頼して受講することができます。さらに、フリッカーフリー、ブルーライトカットなどの目が疲れにくい機能も、長時間作業をする学生の疲労軽減につながるため、魅力的だと感じました。
また、EV2480は4ポートのUSBハブをモニターに搭載している点もメリットに感じています。USB端子の少ないノートPCでも、マウスやキーボードだけでなく、Webカメラや外部ストレージなどもモニターに接続することで同時に使用できます。ドッキングステーション要らずで、フリーアドレス環境におけるUSB機器の共用にも便利ですね。
学生がノートPCを持ち込むBYOD教室にUSB Type-C対応モニターを導入
ケーブル1本の接続ですぐに学習環境を構築
モニターを使用することで、正しい姿勢を維持できる
学生が所有するノートPCを持ち込んで学習を行うBYOD(Bring Your Own Device)教室には、23.8型フルHD解像度のEV2480-Zを新たに導入しました。
本校の学生には入学時にノートPCの購入を推奨しており、BYOD教室では学生は自分のノートPCを持参して授業を受けています。学生は自分の使い慣れたノートPCを授業でも自宅でも一貫して使うことができるので、学習効率が向上するというメリットがあります。BYOD教室に外付けモニターとしてEV2480-Zを導入したことで、ノートPCだけの作業と比較して画面サイズが3倍ほど広がるため、ウインドウの切替えやスクロールの回数が減り、効率的に学習できます。
また、モニターがあればノートPCを下向きでのぞき込む姿勢を自然に矯正することができるので、学生の身体にやさしい学習環境を作れます。
さらに、EV2480-Zは映像入力端子にUSB Type-Cが搭載されており、USB Type-Cケーブル1本の接続ですぐに学習環境を構築できます。ケーブル1本で画面表示、USB信号の伝送、ノートPCへの給電まで実現できるため、セットアップにかかる手間が省けます。ノートPCの電源アダプタを持参する必要もありませんので、利便性が非常に高いです。また、DisplayPort、HDMIの端子も搭載しているので、さまざまなノートPCと接続できます。EV2480-Zには学習効率を向上するさまざまな機能が搭載されており、BYOD教室に導入して大変よかったと感じています。
■ご協力
国立大学法人 北見工業大学
ホームページ:https://www.kitami-it.ac.jp/
導入製品
- FlexScan EV2480(後継機種:EV2480-Z)
- FlexScan EV2480-Z