竹花ノート氏に愛用のColorEdgeの使用感や導入メリットを伺ったスペシャルメイキング動画を公開しました。
ぜひご覧ください。
今回、当社のイラストコンテストのメインビジュアルを作画いただきました。テーマは「秋」でしたが、どんなお気持ちで作画されましたか?
最初にテーマを聞かされたときに正直「うーん。難しいテーマだ」と思いました。理由は単純で、「秋」は「〇〇の秋」のようにさまざまな切り取り方があると感じたからです。なかなかサブテーマを決めきれず悩んだ結果、「入れられるだけ全部詰め込もう」と考えることにしました。
食欲の秋、読書の秋、芸術の秋などなど、欲張りに詰め込みながら、「秋」らしい空気感が少しでも伝われば良いなと思い、作画しました。
普段イラスト制作に使用いただいているツールを教えてください。
- ColorEdge CG2420-Z
- ColorEdge CX241-CN
- Acer KG251Q
- Wacom Intuos Pro Small
- CLIP STUDIO PAINT PRO
愛用のColorEdge CG2420-Zの使い心地を教えてください。普段からすごく使い心地がよく、特に印刷物を扱う際にとても便利です。モニター上と印刷物との発色の差が一般的なモニターと比べて小さく、自分の思った通りの色味で作品を出力できる点が本当に素晴らしいです。 書籍のお仕事をさせていただくことも多いので、モニター上での見え方と実際の印刷物の仕上がりは気にする部分なのですが、プリンタなどで出力しなくても実際の印刷物に近い発色を確認できるのはとても便利です。 また、自動キャリブレーション機能も搭載されているため、手動で毎回調整するのが面倒という方でも扱いやすいのではないかと思います。目も疲れにくく長時間作業する上でもとてもありがたいです。 以前メインで使っていた「ColorEdge CX241-CN」と比べてベゼルがスリムで開放感があることも嬉しいポイントです。 |
モニターをキャリブレーションセンサーで測定し、目標値に沿って画面表示されるよう表示調整を行うこと。液晶モニターは使い続けると明るさや色味が経時変化するため、定期的な表示調整が必要になります。
ColorEdge専用のソフトウェアColorNavigator 7 でのキャリブレーションは、パソコンの出力信号を触らずに、直接モニターの表示を調整する「ハードウェア・キャリブレーション」です。データそのものの階調を犠牲にすることなく、より短時間で精度の高い調整ができます。
キャリブレーションが必要な理由はこちら
「ハードウェア・キャリブレーション」と「ソフトウェア・キャリブレーション」の違いはこちら
イラストを描く上でこだわっていることはなんですか?
キャラクターや環境を含め細部に意味を持たせることです。特にキャラクターは可愛さや綺麗さを大切にしています。
イラストを描いている中で一番楽しい瞬間はいつですか?
悩んでいた部分が解決したり、良いアイディアをひらめいたりした瞬間、自分の成長を感じたときは楽しいです。また、作業工程的にはラフをブラッシュアップしながら整えていくのが楽しいです。
そしてこれは描いた後の話になるのですが、描いたイラストを見た人が喜んでくれたときが一番楽しいです!
イラストレーターを目指す人に向けてのメッセージ
僕は本当に何もないところから絵を描く世界に飛び込みました。それは環境だったり偶然だったり、いろいろなことがたまたま噛み合った結果だったと思います。そんな僕が今こうしてイラストレーターになることができたからこそ感じている大切なこと、それは「続けること」です。嬉しい時も楽しい時も、苦しい時も辛い時も「続けること」だけはやめませんでした。
天性の才能がなくても泥臭く努力を積み上げることはできると考えています。だから諦めず、でも無理はせず絵を描き続けていってほしいです。
お互いに頑張っていきましょう!僕もまだまだ頑張ります!
竹花ノート氏 略歴
東京都在住のイラストレーター、キャラクターデザイナー。大学卒業後AMGキャラクターデザイン学科へ入学しイラストレーター活動を開始。 |