首都プラハを拠点とするチェコ・フィルハーモニー管弦楽団は、チェコ文化の伝統を象徴する交響楽団として高い評価を得ています。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートのレコーディングには、複数のEIZOのモニターに加え、当社HDRリファレンスモニターのColorEdge PROMINENCE CG3145が使用されています。テクニカルスーパーバイザーのDušan Bajtoš氏とスタジオディレクターのTomáš Kudrna氏は、プラハのルドルフィヌムのコンサートホールでEIZO ColorEdgeモニターについて語ってくださいました。
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のレコーディングスタジオ
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団は、国内、海外ツアーでコンサートに訪れたお客様に魅力的な体験を提供するだけでなく、現代、そして未来の世代に向けて、クラシックや現代音楽の最新演奏音源や映像を記録することにも力を入れています。このため、毎年いくつかのレコーディングプロジェクトが行われています。
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のレコーディングスタジオには、EIZOのColorEdgeシリーズが導入されています。スタジオで使用されている「ColorEdge PROMINENCE CG3145」と「ColorEdge CG318-4K」の性能は、映画やテレビ、記録映像制作など、あらゆる大規模なプロジェクトチームの制作をスムーズに進行し、最高のクオリティを実現することをサポートします。
Dušan Bajtoš氏(テクニカルスーパーバイザー)とTomáš Kudrna氏(チェコ・フィルハーモニー管弦楽団スタジオディレクター)が、EIZOモニターの使用所感を語ってくださいました。
Tomáš Kudrna氏 スタジオディレクター |
Dušan Bajtoš氏 テクニカルスーパーバイザー |
レコーディングスタジオでは、EIZOのモニターをお使いですね。EIZOの存在はいつ頃お知りになりましたか?
放送業界での経験があったので、すでにEIZOの存在は知っていました。そして、ColorEdge PROMINENCE CG3145が発表された時点ですでに注目していました。
動画撮影におけるハイダイナミックレンジ(HDR)表現は、現在、革新途中の新しい技術を使った表現ですが、貴スタジオにとってHDR対応はどのぐらい重要でしたか?
HDRは、今後の重要なトピックです。ダイナミックレンジが広がることで、映像がよりリアルに見えます。私たちは、この開発の最前線に立ち、テレビ放送局にHDRコンテンツをいち早く提供したいと考えています。
レコーディングスタジオでは、EIZOの ColorEdgeモニターをどのような目的で使用されていますか?
EIZOのモニターは、芸術性を高めるためのカラーグレーディングに使用しています。
ColorEdge PROMINENCE CG3145は、HDRカメラで撮影した映像データの処理に具体的にどのように役立っているのでしょうか?
ColorEdge PROMINENCE CG3145は、その最大100万:1という非常に高いコントラスト比のおかげで、とても正確で信頼性の高い、素材の情報を引き出してくれます。これにより、何が記録されているかを完璧に把握することができ、最終的に作品が顧客にどのように見えるのかを考慮しながら調整ができます。
EIZOはお客様に高品質な製品をお届けするだけではなく、お客様サポートにも力を入れています。EIZOのカスタマーサービスについての印象を教えてください。
私たちがEIZO を評価している点は、画像処理やキャリブレーションなどのオンサイトでのサービスや、カスタマーサービス部門による充実した製品サポートなどを含んだ素晴らしい総合的なサポートです。
■ご協力
The Czech Philharmonic Orchestra
ホームぺージ:https://www.ceskafilharmonie.cz/en/
使用製品
- ColorEdge PROMINENCE CG3145(EIZO最新のリファレンスモニターはこちら)