bosco(株式会社ボスコ)は、石川県金沢市のデザイン会社です。イラスト、デザイン、動画ディレクションなど、さまざまな企業のPRビジュアル制作はもちろん、「雑貨×作家マーケット」や「森の青空アート」など、石川県に根差した各種イベントでもデザインを通し、地域活性化に貢献しています。代表のモリモトシンゴ氏は、長くEIZO製品を愛用しています。その使用感についてお話を伺いました。 |
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制作用モニターにColorEdgeを採用したきっかけ
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EIZO製品を知ったのは10年ほど前、FORIS.TVがきっかけでした。 家具屋で働いていた友人からかっこいいテレビがあると教えてもらい、惚れ込んで26型の液晶テレビ(生産終了品)を購入しました。これは今でも事務所で愛用しています。その他に、自宅では19型のホワイトモデル(生産終了品)とFORIS.HD(生産終了品)をテレビやDVD鑑賞に使用しています。 もともとEIZO製品への信頼はありましたが、事務所立ち上げ当初、デザイン業務はiMacを使用していました。その後キャリブレーションとそのメリットを知り、ColorEdgeを使ってみたいと思い始め、4年前に、iMacと同サイズの27型、CG275W(生産終了品)を導入しました。 また自宅や旅行先で仕事をする際には持ち運びがしやすいFORIS FS2332(生産終了品)をサブモニターとして活用しています。 |
boscoでの制作風景
ColorEdgeを導入してよかったこと
それまでの環境との違いとして感じたとは、紙の仕事の仕上がりを画面上でイメージしやすいことでした。上質系や、インクが浅く沈む傾向にあるマット系の紙を好んで使うので、それぞれの紙質を想定できることは大変便利に感じています。また色を保つことができるところも魅力ですね。CG275Wは購入から4年ほど経ちますが、定期的にキャリブレーションすることで常に同じ見え方で制作できています。内蔵センサーで再キャリブレーションが自動でされることも魅力です。光沢液晶パネルのiMacを使っていた頃に比べ、目も疲れないですね。 2015年から他社のデザイナーと2名で事務所をシェアしています。彼女もCS270-CNX3を導入したので、私のColorNavigator 6の設定をエクスポートして、同じ色環境で見られるようにしました。複数台で運用すると、さらに導入メリットが生まれますね。 |
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制作において大切にしていること
ビジュアルを一番大事にしています。情報を一つの紙の上でデザインしている広告のデザイナーなので、レイアウトや詳細よりも、その柱となるキービジュアルに丁寧に手間をかけるところから始めています。
boscoを立ち上げた2010年からひとりで仕事をしています。だれかの手を借りたいときもありますが、人を雇ってプロダクションという組織にすると、自分の手を動かしてデザインする機会は減るような気がして、まだ自分でその全てに丁寧に関わりたいという気持ちがあります。周囲もコピーライターやカメラマンなどひとりでやっている人が多く、協力者もいるのでbosco自体は私ひとりですが、ひとりではないですね。 |
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boscoのこれから
地元の仕事を数多く請け負っています。石川県や金沢を盛り上げるというほどの力があると自分では言い切れませんが…イベントなどでは、より興味を持ってもらえる親しみやすいビジュアルを打ち出していくことで、共感してくださる方が増えているという実感があります。今後もイラストやデザインを通じて少しでもローカルを豊かにし、それが広告効果のアップや販売促進につながればと感じています。
モリモトシンゴ (ビジュアルクリエイター)
1980年生まれ
国際デザインカレッジ金沢卒業。
2000年 広告代理店のデザイン部に入社
2010年 株式会社ボスコ設立
グラフィックデザイン、WEBデザイン、映像制作、イラストレーションなど
■ご協力
株式会社bosco
ホームページ : http://www.boscoism.com/