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ビジネス・エンタープライズ

株式会社内田洋行 様

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業務の内容に応じて最適な働く場所を自由に選択できるオフィスで、
それぞれの業務を効率化するEIZOモニターを各種選定

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 株式会社内田洋行は、「ICT」と「環境構築」の両面から、学校教育や、公共、オフィスにおいて、そこで働く人々の知的生産性や可能性を拡げる「場」づくりを支援する専門商社です。ICTシステム構築及びオフィス関連家具の製造・販売・デザイン・施工を事業として展開し、リアルとデジタルの両方で働く場をより自然に繋ぎ、人と人の結束力を高める新たな働き方を提案しています。
 同社のエンタープライズエンジニアリング事業部では固定席を設けず、業務の内容に応じて最適な場所を自由に選択して働くActive Commons®※の空間づくりを実現しています。

 同事業部は2023年7月にオフィス空間をリニューアルし、新たにEIZOのビジネスモニターFlexScanを4機種、計34台導入いただきました。導入の経緯や、導入後の使用感をご担当者にお聞きしました。

※Active Commons…Active Commons®(アクティブ・コモンズ):内田洋行では業務内容に応じて場所と時間を変える働き方であるABW(Activity Based Working)において、オフィスワーカーが能動的に業務を遂行する共有地をActive Commons®“アクティブ・コモンズ”として2012年より提唱しています。
 

導入製品

 

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エンタープライズエンジニアリング事業部
ネットワーク営業部 営業1課
高取 卓也 氏
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エンタープライズエンジニアリング事業部
ネットワーク営業部 営業1課
尾上 智哉 氏
 

オフィス空間のリニューアルを機に、モニターをすべてEIZOに統一
導入メリットを実感することで、自らのEIZOモニター提案活動にも展開

 当社は2023年7月に組織改正があり、これを機にエンタープライズエンジニアリング事業部はオフィスのフロア移転を実施しました。オフィス空間も合わせてリニューアルし、デスクや椅子等のオフィス什器やレイアウト、ICTツールも見直しています。モニターに関しても、これまではメーカーやデザイン、筐体の色も特に統一されていませんでしたが、オフィスリニューアルに際してEIZOモニターに統一しました。EIZOを採用した理由は、さまざまなメーカーのモニターを使用していた中で、業務との親和性や省電力性が社内で評価されたためです。
 当事業部では、お客様に対してオフィス什器の提案、環境構築から、ICT構築までをトータルコーディネートでご支援しており、ネットワーク設計や保守、ICTツールについてもあわせてご提案しています。さらに、オフィス運用や各種ICTツールの利活用、データ活用のフェーズでもご支援しています。
 お客様にご提案するICTツールの一つとして、EIZOモニターも取り扱っています。今回のEIZOモニターの採用では、自分たちの業務効率化だけでなく、提案・販売する製品は自ら使って機能・導入メリットを実感し、提案活動に展開するという狙いもあります。我々は、今回導入したEIZOモニター4機種を実際のさまざまな業務で試しており、モニターを活用する中で知見を蓄積しています。また、省電力性については、環境への配慮に意識の高いお客様へのアピールポイントにもなると感じています。

 

導入したEIZOモニターはすべてUSB Type-Cに対応
どのワークスペースを選んでもケーブル1本の接続ですぐに業務を開始

 当事業部では在宅勤務とオフィス勤務のハイブリッドワークを実践しており、オフィスでは社員が主体性を持って目的に沿った働く場所を自由に選べるよう、さまざまな場を構築しています。個人で黙々と作業ができるスペースから、複数人でディスカッションできるスペース、オンライン会議に適したブースまで、目的ごとに社員が最適な場で働けるようになっています。

 場所に縛られない働き方では、ノートPCを頻繁に持ち運びます。こうしたワークスタイルと、USB Type-C対応モニターは非常に良い相性です。USB Type-Cケーブル1本の接続で、画面表示と同時にノートPCに給電までできるので、電源アダプタの持ち歩きが不要です。今回導入したEIZOモニターはすべてUSB Type-Cに対応しているので、どの座席を選んでもすぐに業務が開始できます。例えば、通常の執務エリアからオンライン会議のために個室ブースに移動する際も、ノートPCの持ち運びのみで済み、複数のケーブルを抜き差しする手間からも解放されて非常に便利です。また、シンプルな配線で机上をすっきりできました。
 

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シンプルな配線でオフィスの美観に貢献

 EIZOモニターはスタンドの可動域が広く、簡単に調整できることから、社員各々が自分の使いやすい高さに調整して使えることも魅力的です。モニターの画面位置も動かしやすいので、社員同士の資料確認やちょっとした相談もしやすくなりました。

 

<目的に応じて選定されたEIZOモニター4機種>

 Active Commons®を実現するオフィスを構築するうえで、什器の設えだけではなく、ICTツールの選定にも注力しました。今回のモニター導入では業務内容によって最適なモニターを社員が選べるように、特長が異なる計4機種のEIZOモニターを選定しました。

① 省スペースかつ作業領域も十分に拡張可能できるEV2480-Zを通常業務で活用

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 23.8型のEV2480-Zは最も導入台数が多いモニターで、主にメール対応や見積作成などの普段の業務を行う際に活用されています。省スペースなモデルなので、ミーティングスペースには2台設置しています。2人でミーティングをする際にお互いの資料を表示し確認する際に、作業効率が向上しました。

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 社員が作業に集中したい時や、オンライン会議をする時に利用する個室ブースの卓上にも、EV2480-Zを導入しています。奥行が狭い個室ブースでも設置ができる筐体サイズで、手前にノートPCを置くスペースも確保できますし、作業領域も十分に拡張できます。

 

② 図面確認やCAD作業時に便利な、大画面4K高解像度のEV3240X

 当事業部の業務では、複数の図面や工程表を扱う場面や、CADを使用する場面もあり、大画面のモニターで多くの資料を同時に表示させたいという要望がありました。そこで今回、大画面の31.5型4KモニターEV3240Xを導入しました。EV3240Xは4K高解像度できめが細かく、大画面に多くの情報を表示できるので、図面や工程表の表示、CADでの作業時にとても便利です。また、ブルーライトカットの機能が搭載されているため、長時間の作業にも目が疲れにくい配慮がされていることもポイントでした。CAD等で大容量のデータを扱いたい社員向けに、ハイスペックなワークステーションとEV3240Xをセットで用意している席もあります。

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③ 37.5型ウルトラワイドのEV3895で、工程表や資料を複数扱う業務の効率をアップ

 横に長い工程表等を表示する際に一覧性を高めて、業務効率をアップしたいという声が上がっており、この要望に応えるために、EV3895が導入されました。EV3895は37.5型のワイドで、大画面に資料を複数表示したり、工程表を連続して横に表示したりする際にとても便利です。業務効率の向上に大きく貢献しています。

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④ デイジーチェーン機能でマルチモニター環境を簡単に実現できるEV2490

 EV2490はモニター同士をUSB Type-Cケーブルで数珠つなぎできるデイジーチェーン機能を搭載しているので、少ないケーブルで簡単にマルチモニター環境を構築できます。マルチモニターは複数のソフトウェアやウインドウを同時に表示でき、作業効率が大きく向上しました。

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EIZOへの要望について

 モニターだけではなく、FlexScanをより快適に使うための無償ソフトウェア「Screen InStyle」や、複数台のモニターを手間なく一括設定できる「Screen InStyle Server」も活用するシーンなどがあれば、今後試用してみたいと思います。
 また、当事業部の環境構築の事業と合わせてEIZOモニターをご提案する際に、より密にご協業できればと思います。例えば当社のデスクにモニターを設置する際に、どのような設置方法がベストか実際に試してみて、お客様にとって最適な形でデスクとモニターをセットでご提案することもできるかもしれません。そこで得た知見を当社の商品を企画する部門にフィードバックすることなども今後可能かもしれません。また、当事業部では、民間企業向けのPCライフサイクルマネジメントなどの事業展開を実施しており、その際にモニターと必要となる最適なスペックのPCを組み合わせてご提案できるようになると思います。そのためにも、引き続き新製品や機能のご紹介、モニター提案時のサポートをお願いできればと思います。

 

 

■ご協力
株式会社内田洋行
ホームページ:https://www.uchida.co.jp/

本事例の内容は取材当時のものであり、閲覧時点で変更されている可能性があります。ご了承ください。


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