株式会社カミ・コアの概要
モノの一体管理を実現する為に必要な、内装のモデル化を可能とする、紙からできた画期的な新建材パネル「紙庵(しあん)」。 これは、BIM(Building Information Modeling)のエキスパートである山際 東氏が提唱したもので、株式会社カミ・コアが制作・販売しています。 「紙庵」は芯材に独自の紙製バイアス構造体を用いた画期的なペーパーコアパネルです。優れた断熱性と軽さ、しなやかな強度と柔軟な加工性により多様なニーズに応え、施工時間の短縮に貢献します。 また再資源素材として優れる特性を活かして、リサイクル&リユースの循環システムを構築します。 |
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株式会社カミ・コア 代表取締役 山際 東 氏 |
FlexScan EV2455導入
豊富な入力端子・スタイリッシュなデザインが決め手
社外での作業やお客様へのデモなどに利便性が高いこともあり、最近はモバイルワークステーションを主に使用しています。
ただしデスクで設計をする際は「Autodesk Revit」と「Lumion 3D」など、複数のCAD ソフトを同時に開いて作業を行うことが多いのですが、その際に本体の表示部に加え、外部モニターを併用することで充分な表示領域が得られ、作業効率が上がります。
そこでモバイルワークステーションと親和性の高いEV2455を外部モニターとして選択しました。
EV2455は豊富な入力インターフェイスに加え、USB3.0ハブ、スピーカーを内蔵しているので、HDMIケーブル1本で映像と音声を送信したり、モニター側にマウス、キーボード、メモリなどをUSBで接続できるので、ワークステーションとモニター間のケーブリングがシンプルで済みます。
またスリムでスタイリッシュなデザインに加えてホワイトモデルの設定もありましたので、当社のイメージにも合うと思いました。
紙を見る感覚に近くていい
実際に使用して驚いたのが、モニターではなく紙を見ているような錯覚を覚えたことです。
これは液晶パネル表面の映り込みを防ぐ非光沢処理や、周囲の明るさに合わせて最適な表示輝度にする自動調光機能など、目への負担を感じさせない工夫が、非自然物であるモニターという存在を忘れさせるからなのでしょう。
実際にプリントアウトした紙との違いもほとんどなく、微調整などの出戻り作業の必要がなくなり、作業効率の改善にもなっています。
また図面のレイアウトに合わせて縦横自由にモニター部を回転できるのも、紙を見る感覚に近くていいですね。
最近のソフトウェアはインターフェイスにリボン(GUI)を使っており、従来のメニューバーやツールバーに当たる表示領域を多く使います。従って一般的なフルハイビジョン(1920×1080解像度)のモニターでは肝心なCAD図面の部分を表示し切れず、画面スクロールをする必要がありますが、EV2455は1920×1200解像度あり、縦方向の表示領域に余裕があるのでCAD図面部をストレスなく見ることができます。
また一見スリムでありながら、がっしりとした安定感があり、スタンドの可動範囲も広く、高いユーティリティを感じます。
■ご協力
株式会社カミ・コア
ホームページ : http://kami-core.jp/
導入製品
- FlexScan EV2455(後継機種はこちら)