2024年11月12日
EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長 COO:恵比寿 正樹)は、2024年4月9日に発表した、30.5型・DCI 4K(4096×2160)解像度のHDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG1」を、2025年1月24日に発売することを決定しました。価格はオープン価格※1です。
※1 オープン価格の製品は標準価格を定めていません。
【参考価格】 EIZOダイレクト販売価格 3,506,800円(税込)
ColorEdge PROMINENCE CG1(以下、CG1)は、ColorEdge PROMINENCE CG3146(以下、CG3146)の後継機種で、映像制作での最終色調整(カラーグレーディング)に使用するHDR対応のリファレンスモニターです。
1. 進化ポイント
■放送業界最新の映像伝送規格「SMPTE ST 2110」に対応 |
■HDMIの伝送モードFRLに対応
HDMIの伝送モードFRL(Fixed Rate Link)に対応。HDMI接続時、4K解像度かつ12-bit入力に対応し、高解像度でより滑らかな階調の映像を表示することができます。また、FRLに対応したウルトラハイスピードHDMIケーブルを標準同梱しています。
■EIZO独自のアルゴリズムによって前機種から表示性能をさらに進化
リファレンスモニターにふさわしいデータに忠実な表示を追求し、前機種のCG3146から高輝度および低輝度領域表示時の画質や、斜め方向からの視野角特性を進化させました。見る位置や角度による色味の変化を最小限に抑え、複数人でモニターを見る場合においても、画面の隅々まで安定した色調を再現します。
■リモコンで効率的な設定操作が可能
外部制御インターフェースとしてRJ-45を搭載し、リモコン※2でモニターのメニュー設定が可能です。カラーモードの変更、エリアマーカーのオン/オフ、ズーム機能など、頻繁に活用する機能をリモコンのボタンに割り当てることで、効率的な設定操作が可能です。
※2 モニターにリモコンは付属しません。ユーザーにてご用意ください。
■大幅な軽量化を実現
筐体に軽量な工業用アルミニウム素材を採用し、前機種CG3146に比べて、重さを約34%軽量化。また、背面に運搬時に便利なハンドルを装備し、設置時の負担を軽減します。
2. 主な特長
■1000cd/m2の高輝度を正確に測定できるキャリブレーションセンサーを筐体に内蔵
無償の専用カラーマネージメントソフトウェア「ColorNavigator 7」を使用することで、輝度・色温度・ガンマ(EOTF)・色域などの目標に沿った表示、任意のカメラLogに沿った設定に、手間なくキャリブレーションできます。また、定期的な再調整を自動で実施するため、経年変化による輝度や色度のずれを補正し、常に正しいHDR表示を保ちます。
■1000cd/m2の高輝度、100万:1の高コントラストでHDR映像を正確に表示
■Hybrid Log Gamma方式とPQ方式、両方のHDR特有のガンマ(EOTF)に対応
■デジタルシネマ規格 DCI-P3、BT.2020を忠実に再現する広色域
■12G-SDIまで対応の入力/出力端子を2系統、3G-SDIまで対応の入力/出力端子を2系統の計4系統のSDI端子を搭載、撮影カメラに直接接続可能
■HDMI、DisplayPort端子を1系統ずつ搭載し、ビデオフォーマットにも対応
HDMI入力は50/60pで4:4:4 12-bitまで、DisplayPort入力は50/60pで4:4:4 10-bitまで対応
■カラー設定が自動で切替わるSync Signal機能を搭載
■設定ミスによる制作業務の手戻りを防ぐPixel Inspection機能を搭載
■ズーム機能や色域外警告機能、輝度警告機能など映像制作専用機能を搭載
■調整ダイヤルを筐体前面に装備し、スムーズかつ正確にモニターの設定を調整
3. 関連情報
<製品情報>
ColorEdge PROMINENCE CG1製品ページ
<イベント情報>
CG1を以下のイベントで国内初展示します。
■Inter BEE 2024
会期:2024年11月13日(水)~15日(金)
会場:幕張メッセ
当社ブースの詳細はこちら
お問合せ先
【お客様からのお問合せ】
EIZO株式会社 映像ソリューション営業部
TEL:03-5764-3401
【報道関係各位のお問合せ】
EIZO株式会社 企画部 マーケティングコミュニケーション課TEL:076-277-6795
Webサイト:https://www.eizo.co.jp/press/