2022年6月23日
EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、24.1型ワイドの電子カルテ画像表示モニター「RadiForce MX243W」を2022年7月22日に発売します。価格はオープン価格※です。
※オープン価格の製品は標準価格を定めていません。
1. 概要
RadiForce MX243W (以下MX243W)は、電子カルテの画像参照用モニターや、モダリティ※1のコンソール用モニター※2への採用実績が多い、24.1型ワイドカラーモニター「RadiForce MX242W(以下MX242W)」の後継機種です。新たな筐体設計により、「MX242W」と比べて約24%のスリム化を達成し、設置の自由度が増しました。また、モニター同士を数珠つなぎで接続できるデイジーチェーン接続にも対応し、MX243Wを経由して他のモニターとマルチモニターを構成できます。
また、MX243Wは製品の外装に再生プラスチックを19%使用しているほか、製品を保護する梱包に段ボールや新聞紙をリサイクルしたパルプ緩衝材を採用するなど、最先端の環境対応を行っています。
※1 CT(コンピュータX線断層撮影)や、MRI(磁気共鳴断層撮影)、PET(ポジトロン断層撮影)等の検査画像撮影装置です。
※2 撮影装置を操作するアプリケーションや、撮影した検査画像を表示、確認するモニターです。
2. 主な特長
<前機種を踏襲する特長>
■DICOM® Part14に準拠した階調表示で、医用画像を忠実に再現
■解像度1920✕1200ピクセル、アスペクト比16:10のワイド画面
■CTやMRI、PETなど表示画像の種類ごとに最適な表示モードに切替えができるCAL Switch機能を搭載
<前機種から進化する特長>
■デザインの改良で省スペースを実現 |
■モノクロとカラーをハイブリッド表示
同一画面内のモノクロとカラーをピクセルごとに自動判別し、それぞれ最適な階調で表示するHybrid Gamma PXL機能を搭載しました。
■シンプルな配線を実現するデイジーチェーン機能
MX243Wは、DisplayPort出力端子を搭載しています。これにより、複数のモニターを使用する際に、それぞれをPCに接続するのではなく、MX243WのみをPCに接続し、2台目のモニターはMX243Wと数珠つなぎ(デイジーチェーン)で接続することができ、配線がシンプルになります。
■環境に配慮した製品開発への取組み
当社は、かねてより最先端の環境対応に取組んでいます。2021年7月発売の医用モニターRadiForce RX370において初めて、輸送時に製品を保護する梱包材に、従来の再生発泡スチロールに代わり、再生紙素材(段ボール・パルプモールド)を採用しました。
これに続き、ビジネスモニターFlexScan 6機種にも2022年6月以降の出荷分から採用を開始し、このたびMX243Wにも採用することで、脱プラスチックに向けた取組みを加速します。また、付属のケーブル類も従来のビニール袋ではなく、紙で保護するなど脱プラスチックを推進しています。 さらにMX243Wは、モニターの外装に再生プラスチックを約19%使用しています。使用済みプラスチックをリサイクルした再生プラスチックを活用することで、廃棄プラスチックの削減に貢献、限りある資源の有効活用、資源循環を推進します。 |
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