2021年3月4日
EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、21.5型タッチパネル液晶モニター「DuraVision FDF2182WT」を2021年5月7日に発売します。価格はオープン価格※1です。
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DuraVision FDF2182WT(以下FDF2182WT)は、10点マルチタッチに対応し、複数人でのドローイングや指でのピンチ操作が可能な21.5型フルHD解像度のタッチパネルモニターです。当社の21.5型タッチパネルモニターとして初めて、タッチ方式に「PCAP(投影型静電容量)方式」を採用しました。その特長は以下のとおりです。 1)ドラッグ・ドローイングなどのスライド操作がしやすい 2)専用のペンでスムーズに入力できる 3)水滴や埃などが接触した際の誤作動が起こりにくい 4)表面素材がガラスのため、耐傷性に優れる FDF2182WTは、クリニックや薬局、公共施設などでのコミュニケーション端末として、また、消防や警察、工場などでの各種システムのコントロール端末として、幅広い場面で活用できます。 |
当社は豊富なサイズ・タッチ方式のタッチパネルモニターを展開していますが、今まで21.5型サイズは「SAW(超音波表面弾性波)方式」のみラインナップしていました。21.5型に、PCAP方式のモデルを加えることで、さらにユーザーの用途・ニーズにお応えできます。
詳細
FDF2182WTは、先に述べたPCAP方式の特長に加え、使いやすさに配慮したさまざまな機能を搭載します。パームリジェクション機能は、指やペン以外の接触面でのタッチ動作を無効化し、手の側面がタッチパネルに触れた状態で操作する場合でも、誤入力を防ぎます。また、モニター側面のボタンでタッチパネルの有効・無効を切替えることができるため、パネル表面を清掃する際などに一時的に入力を無効にすることで誤作動を防止できます。さらに、常に安定したタッチ操作ができるよう、モニターが自動で感度キャリブレーションを実施し、環境要因や電極ノイズの影響で生じる誤作動も防止します※2。
その他、FDF2182WTは、画面の端でもスライド操作がしやすいよう、ベゼルに凹凸がないフルフラットデザインを採用しています。画面表面には、映り込みを目立たなくするアンチグレア加工、指紋の汚れが付きにくいアンチフィンガープリント加工を施しています。また、画面のちらつきが発生しにくい調光方式を採用し、使用者の疲れ目を抑制します。
バリエーションとして、形状の異なる2種類のスタンドを用意。スタンドなしモデルも用意し、ユーザーの使用環境に柔軟に対応します。また、筐体色もブラック・セレーングレイの2色から選択可能です。
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チルトスタンドモデル FDF2182WT-T |
スタンドなしモデル FDF2182WT-F |
※1 オープン価格の製品は標準価格を定めていません。
※2 初回設置時に、付属の「タッチパネル感度調整用ソフトウェア」を使った調整が必要です。
主な特長
<タッチ操作>
・10点マルチタッチ対応により、複数人で操作可能
・指タッチに加え、タッチパネル専用ペンでの入力に対応(アクセサリで専用ペン「TP5」を用意)
・投影型静電容量(PCAP)方式採用で、スライド操作がスムーズで、画面の透過率もよい
・手の側面がタッチパネルに触れた状態で操作する際に誤入力を防ぐ「パームリジェクション機能」を搭載
・モニターが自動で感度キャリブレーションを実施
<表示性能>
・一般的なTN方式のパネルよりも視野角の広いVA方式のパネルを採用し、見やすくクリアな表示
・照明などの、映り込みが目立ちにくいアンチグレア加工
・指紋の汚れが付きにくいアンチフィンガープリント加工
・画面のちらつきが発生しにくい調光方式を採用
<ユーザビリティ>
・3系統(DisplayPort、HDMI、D-Sub)の豊富な入力端子搭載
・より高い堅牢性(表面硬度7Hのガラス構造)
・タッチパネルの有効・無効を切替えできるモニター側面のボタン
・画面の端でもスライド操作がしやすいフルフラットデザイン
・レイドバックスタンドモデル:タッチしやすい画面角度に広範囲に調整できる
・豊富なスタンドバリエーションを用意(レイドバックスタンド、チルトスタンド、スタンドなし)
・ドライバ不要で、USBケーブルを接続するだけですぐに使用可能(対応OS:Windows 10/8.1)
・タッチ音出力やマウスエミュレーションなどに対応した専用タッチパネルドライバも用意
・USB3.1のハブを2系統搭載
<保証>
・24時間連続使用において長期3年間保証
詳細情報
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