2017年11月7日
EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、EIZOブランドの手術・内視鏡用モニターの第3弾となる31.1型4K UHD(3840×2160ピクセル)解像度の手術用液晶モニター「CuratOR EX3140」を、2018年2月1日に発売します。価格はオープン価格※です。
1.概要「EX3140」は、EIZOブランドの手術・内視鏡用モニターの第3弾※です。これまでの4製品の解像度はすべてフルHD(1920×1080ピクセル)ですが、今回の「EX3140」の解像度はフルHDの4倍の4K UHD(3840×2160ピクセル)であり、普及が進む内視鏡や手術顕微鏡の4K UHDカメラに対応します。
当社は今回発売する「EX3140」をEIZOブランドの手術・内視鏡用モニターラインナップに加えることで、当社の手術室及び内視鏡用モニター事業を更に強化していきます。
2.新製品の主な特長4K UHD解像度で手術映像を高精細に表示
フルHDの4倍にあたる4K UHD(横3840×縦2160ピクセル)の情報量を表示可能。内視鏡や顕微鏡手術カメラで撮影する4K UHD映像を高精細に再現します。フルHDモニターでは識別し難かった微細な部位を表示できます。 広色域で映像の色味を鮮明に再現
「sRGB」の色域を忠実に表示できるだけでなく、4K映像の色標準である「BT.2020」のエミュレーション(擬似再現)に対応。「BT.2020」に対応したカメラで撮影された映像の黄緑から赤にかけての領域をより鮮明に再現できます。 フルHD映像も見やすく鮮鋭化
EIZOが独自に開発した映像鮮鋭化技術「Smart Resolution with Sparse Coding (S.R.S.C.)」を搭載。従来の内視鏡や顕微鏡手術カメラで撮影したフルHDの映像も、モニターの4K UHD解像度を活かし、遅延なく高精細に表示します。 安全性、衛生面に配慮したフルフラットデザイン
手術室に設置された多くの医療機器や装置は、手術内容に応じて並び替えられたり、手術室間の移動が伴います。その際の医療スタッフの安全性を考慮し、EIZOの手術用モニターは角のない丸みを帯びたデザインを採用しています。
ケーブル1本で4K UHD伝送が可能4K UHD映像伝送用のインターフェースに、DisplayPort 1.2端子と3G-SDI(BNC)端子×4本を装備。DisplayPort 1.2端子を使用すれば、60フレーム/秒の4K UHD映像を信号ケーブル1本で伝送可能です。DisplayPortケーブルは抜け防止のロック機構を備え、安定した接続を保持します。また3G-SDI(BNC)端子を使用すると、30mの長距離でも安定した伝送を実現します。 |
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