2025年6月4日(水)〜6日(金)の3日間、電子機器の製造や開発に関連する技術、製品、サービスが一堂に集まる電子機器トータルソリューション展の構成展示会である、「JPCA Show 2025」に初出展しました。EIZOブースでは、産業市場向けに、開発中の参考出展品を含むさまざまなタッチモニターや、タッチパネルソリューションを展示しました。
本ページでは、当日ご案内しました製品、ソリューションを詳細にご紹介します。当日ご来場いただけなかった方もぜひご覧ください。
産業用途に最適なタッチパネルモニターを一挙展示
産業機器の表示/操作画面に適した3種類のキャビネット形状を比較展示
開発中参考出展品も含めて3種類のキャビネット形状のタッチパネルモニターを展示し、機器形状に合わせて選択できることを紹介しました。EIZOのタッチパネルモニターはchemSHERPA、不含有保証書、信頼性試験データ、該非判定書など、装置への組込み採用や輸出に必要な各種調査・証明書の提出に対応しているほか、製品ライフサイクルが長く、自社一貫生産による安定供給が可能なので、長期にわたる産業機器組込み案件や法人様の大量導入にも安心して採用いただけます。製品カスタマイズのご要望も受付けますので、ぜひご相談ください。
シャーシマウントモデル(組込み用)
パネルマウントモデル(はめ込み用)
開発中参考出展品(組込み、はめ込み兼用)
用途に応じて選べるタッチ方式を3種類比較展示
3種類のタッチ方式を比較するコーナーをご用意し、各方式による操作感の違いを実際に触れて体感していただきました。厚手の手袋を着用したまま操作できる方式や、マルチタッチに対応し、ドラッグやフリックなどの操作が快適に行える方式など、それぞれの特長を踏まえてお客様の用途に応じたご提案を行いました。EIZOのタッチパネルモニターは、10型から23型までの豊富なサイズラインナップを取り揃えているので、さまざまな設置環境や利用シーンに対応します。
タッチパネルモニター製品一覧を見る
複数PC画面をシームレスに操作できる、KVM機能搭載モデル
航空管制市場向けのタッチパネルモニター「RP3225」をご紹介しました。RP3225は、最大4台までのPC画面の同時表示に対応し、外付けのKVMスイッチを必要とせず、1つのキーボードとマウスでシームレスに操作することができる「SwitchLink機能」を搭載しています。タッチパネル操作においても、ユーザーが画面に触れるだけで、モニターがそれに追随して自動で入力を切替えます。 |
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追従性に優れた滑らかな書き込みを実現する、専用スタイラス付属モデル
2025年3月に新発売したEIZO初の専用スタイラス付属タッチパネルモニター「FDF2182WT-AS」をご紹介しました。扱いやすい21.5型フルHD解像度のフルフラット画面を持ち、高精度なペン入力に対応します。文字や図表をスムーズに書き込めるのて、生産ラインの作業記録や設計業務のペーパーレス化に最適です。 |
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開発中新技術「複数タッチモニターの排他的操作」を参考出展
開発中技術展示として、装置に組込んだ複数タッチモニターの排他的操作を実演しました。テンキーやソフトウェアから指定したモニターのみタッチ操作を有効にし、その他のモニターからのタッチ操作は無効にすることができます。同じ装置またはシステムを誤って同時操作することを防ぎ、生産現場の確実な操作を実現するソリューションです。ブースでは、EIZOのリモート雲台「PT-LAN51」にIPカメラを置き、タッチパネルでカメラ操作を行うことで、排他的操作を体感いただきました。
工場の監視業務を効率化する、IPソリューション新製品を初展示
2025年6月5日に新発売したばかりのIPデコーディングボックス「DX0231-IP」を展示しました。DX0231-IPは、LANケーブル・ハブを介してIPカメラを直接接続し、接続したモニターに映像を出力できます。PCレスで映像表示が可能なため、シンプルな機器構成で設置の手間が省けます。また、32台までのカメラ映像を同時表示できるので、工場全体の監視を効率よく行うことができ、省人化と安全稼働をサポートします。
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