これまでの手順でモニターのキャリブレーションを済ませ、表示・レタッチソフトを設定し、正しいプリント設定で、1枚プリントを行いました。写真プリントとモニター画面を見比べて、マッチングができていれば、これでカラーマッチング手順は完了です。お疲れ様でした。いいマッチングライフをお過ごしください。
ここからは、マッチングが今一歩で、よりカラーマッチングの精度をアップさせたい場合にだけ実行してください。
手動調整手順
こちらのガイドブックの23ページ~24ページ(13/15枚目)を参照して、キャリブレーション済みのカラーモード「CAL」を選択し、「手動調整」を行ってください。
ColorNavigator 7 上級者向け 写真プリントガイドブック [PDF]
<手動調整のポイント>
①輝度調整
用紙の白色とモニター画面を見比べながら写真プリントの見え方に近づくようにモニター画面の明るさ「輝度」を微調整します。
画面のほうが暗い場合は、カーソルを右に移動。
※表示用の紙の白色サンプルをこちらからダウンロードできます。
-
ダウンロード [jpg]
<Standard Modeの場合の画面> |
<Advanced Modeの場合の画面> |
②白色点調整
次に用紙の白色に近づくようにモニター画面の色味「白色点」を微調整します。
画面のほうが青く感じる場合、青みを抜くために、ポインタを青色とは逆の黄色方向に移動。
|
白色が合っていてもカラー部分が合わない場合は、プリンタの色再現域を含む性能の問題が考えられます。プリンタの色再現性能を確かめたい場合は、プリンタの色再現域の外にあるカラーパッチを含めたこちらのサンプルをご活用ください。 ダウンロード [jpg] |
|
キャリブレーションが完了したら、再度、写真プリントと画面を見比べてみてください。
手動調整がうまくできていれば、始めよりさらに写真プリントとモニター画面の色が合います。
手順はこれで完了です。
お疲れ様でした。いいマッチングライフをお過ごしください!
- 上の図の各項目をクリックして、前の手順へ戻れます。復習にお使いください。