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ColorEdgeを使ったモニター画面と写真プリントのカラーマッチング手順

STEP5. モニターの手動調整

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ここまでの手順で、モニターのキャリブレーション、表示ソフトウェアの設定、プリント設定が完了しました。1枚プリントを行い、写真プリントとモニター画面を見比べてマッチングができていれば、これでカラーマッチングは完了です。お疲れ様でした!

いいマッチングライフをお過ごしください。

03_08_a_2.jpg

 

ここからは、カラーマッチングが今一歩で、より精度をアップさせたい場合にだけ実行してください。


マッチングの精度アップ【モニターの手動調整】カラーマネージメントソフトウェアColorNavigator 6を使用する場合


手動調整手順

03_08_a_2.jpg ①「CAL」を選択し、
②「高度な調整」をクリックして、「手動調整」を選択します。

 

①輝度調整

写真プリントとモニター画面を見比べながら写真プリントの見え方に近づくようにモニター画面の明るさ「輝度」を微調整します。


<Standard Modeの場合の画面>03_08_a_2.jpg

<Advanced Modeの場合の画面>輝度調整

②白色点調整

次に写真プリントに近づくようにモニター画面の色味「白色点」を微調整します。

調整ポインタを動かしたり、「+」「-」ボタンでRGBの値 を変更しながら、モニターに表示されている画像がプリントの見え方に近づくように、色みを調整します。

<Standard Modeの場合の画面>03_09_a_2.jpg

<Advanced Modeの場合の画面>白色点調整

  • Advanced Modeの場合、その下にある「6色」のカーソルは個別調整による他の色への影響が大きいため、一般的なカラーマッチングを行う場合は触らないようにしましょう。カラーマッチング環境がしっかり整っていれば、「輝度」と「白色点」の調整でカラーマッチングできます。

③センサーを選択して測定

03_09_a_2.jpg

表示された画面の指示に従って、センサーを選択し、測定します。測定が完了すると、手動調整結果の画面が表示されます。

①「完了」をクリックします。

②「目標名」に表示されている名前で新しい目標がリストに追加されます。

 

まめ知識

写真プリントとの色合わせが難しく、うまく行かない場合は、印刷前の用紙と白色を見比べる方法もあります。

※表示用の紙の白色サンプルをこちらからダウンロードできます。

表示用の紙の白色サンプル

白色が合っていてもカラー部分が合わない場合は、プリンタの色再現域を含む性能の問題が考えられます。プリンタの色再現性能を確かめたい場合は、プリンタの色再現域の外にあるカラーパッチを含めたこちらのサンプルをご活用ください。

ダウンロード [jpg]

サンプル


キャリブレーションが完了したら、再度、写真プリントと画面を見比べてみてください。

手動調整がうまくできていれば、始めよりさらに写真プリントとモニター画面の色が合います。

表示用の紙の白色サンプル

 


カラーマッチング手順一覧

  • 上の図の各項目をクリックして、前の手順へ戻れます。復習にお使いください。
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