グラフィックスボード
FlexScan L997、L885とRadeon X1300とをご使用になる場合の注意 2005.12
対象機種:FlexScan L997、L885
1.概要
上記機種と、Radeonシリーズビデオカード「SAPPHIRE Radeon X1300」とをご使用になる場合の注意点をご案内します。ただし、当内容は、当社環境での動作確認を基にしたものであり、お客様それぞれの環境での互換性を保証するものではないことをご了承願います。また、最新ドライバのインストールや最新OSのインストールにつきましては、お客様の責任においておこなっていただきますようお願いします。これらインストールに起因するトラブルや不具合につきましては、当社では一切の責任を負わないものとします。
2.対象ビデオカード
SAPPHIRE Radeon X1300
3.確認環境
Windows XP Professional SP2
4.ご注意
- ActiveRotation II については、Radeon X1300 でアナログ接続時に再起動が必要です。デュアルモニターとして使う場合はActiveRotation II ユーティリティを使わずに縦回転を行った後に、再起動をして手動で解像度を変更する必要があります。
- SAPPHIRE Radeon X1300 でデジタル接続時、L997 ではノイズが発生、L885 では画面が激しく明滅します。これらの不具合を解消するにはビデオカードのドライバの設定を変更する必要があります。L887 L985EX 等の他UXGA モデルでも同様の現象が起こると推測されます。詳細は次項をご参照ください。
5.不具合の解消法
前項の2に関して、これらの不具合を解消するには、L997におきましては、Radeon シリーズのドライバCATARYST でDVI 接続時の周波数を下げるよう設定する必要があります。またL885におきましては、視認性が著しく悪化して通常の操作が困難になるため、アナログに繋ぎかえるか別のモニターに接続して設定を変更することをお勧めします。
【設定の変更方法】
- デスクトップ画面を右クリックし、ポップアップメニューからCATARYST Control Center を起動する。
- Control Center のメニュー項目"View"から表示を"Advanced View"に変更する
- "Reduce DVI frequency on high-resolution displays"の項目にチェックを入れる
- "Apply"をクリックする