メディカルモニターソリューション RadiForce

医用モニターとは?モニター品質管理とは?

医用モニターとは?

医療の現場では、医用画像撮影装置(モダリティ)のデジタル化や性能向上により、CRやDR、CT、MRI、超音波などなどさまざまな種類の、また膨大な量の医用画像データが生成されるようになりました。これら医用画像の表示には、医療判断の誤りにつながらないよう、微細な画像を忠実に、かつ安定して再現できることが重要です。

そのため医用画像を表示するモニターは、各種医用画像の情報量に応じて選べる高解像度、微妙な陰影や濃淡が再現できる多階調、診察室などの明るい環境で高い視認性を保つための高輝度など、さまざまな高性能を備えています。

  • 日本工業規格(JIS)の「照明基準総則(JIS Z 9110:2010)」では、保健医療施設の推奨照度について、診察室は500ルクス(lx)と記載されています。

     

医用モニターとは?


 

同じモニターなら品質も同じ?

家庭や一般の業務で使用するモニターには、上に述べたような医療の現場での利用が想定されていないため、同じメーカーの同じ機種のモニターであっても、表示は微妙に違ったりします。しかし、 医療現場で同じ画像を別のモニターで確認したり、現在と過去の画像を比較したりする場合、モニターごとにばらつきがある、つまり同じ医用画像データを表示しているにも関わらず、異なって見えるというのは医療の質の低下に繋がりかねません。

医用モニターとは?

そのため医用画像表示モニターは、工場で1台ずつ表示の測定を行い、すべてのモニターの表示性能、つまり品質を調整し出荷します。これにより、モニターによって見え方が異なることなく、医用画像を忠実に再現できます。


 

品質はいつまでも変わらない?

モニターの表示品質は、光源となるバックライトの劣化など、時間の経過と共に緩やかに変化します。医療の現場では、気が付かないうちに見え方が異なっているのは、致命的な問題になりかねません。
 

医用モニターとは?


そのため医用画像表示モニターは、長期間の使用でも、安定した表示品質を維持できるモニターが求められます。
 

 

モニターの品質を維持するには?

安定した表示品質を維持するには、モニターが品質を調整できる、つまりキャリブレーション機能を搭載している必要があります。その上で、モニターの品質を定期的に、目視による表示状態確認やセンサーを用いた定期的な測定でチェックし、品質の変化を検知した場合は、元の品質に適切にキャリブレーションします。これら一連の作業を「モニターの品質管理」と呼びます。

医用モニターとは?


そのため医用画像表示モニターは、その特性を最大限に活かすため、モニターの品質の違いや変化を検知し適切に補正するためのソフトウェアや測定センサーと共に使用することをおすすめします。

EIZOのモニター品質管理ソフトウェア&キャリブレーションセンサー


 

指針はあるの?

guidelines_compass.jpg医用画像を表示するモニターとしての品質を満たしているかを導入時点で評価し、使用過程においても、その品質を維持・管理するための評価項目や判断基準値は、JIRA、AAPM、DINなど各国の機関や国際電気標準会議(IEC)で規格化されています。

各国の医用画像表示モニター品質管理ガイドライン

 

 



EIZOの医用画像表示モニター RadiForce